コンフォートへの注力を高めより洗練さアップ
- カテゴリー:コンフォート
- サイズ:14~18インチ
- 扁平率:65~45%
- 発売:2018年11月
- 3件のインプレッション
従来をハイパフォーマンス化、名称の「HP」はハイパフォーマンス。しかしながら、そこはコンフォートへの注力を高めより洗練されたことがアピールポイントの最大点。
製品情報
ATR RADIAL「PLATINUM HP(プラチナム エイチピー)」はインドネシア製、コンフォート性能の特徴を謳いコンパクト、セダン、ミニバンなどを対象にするという。2018年11月に4サイズ展開から導入開始、最新(2020年2月)は20超えの設定まで拡大しています。
かつてスポーツコンフォートに「PLATINUM」をラインアップしていました。国内では2012年頃までだったかと‥(グローバルでは現在も展開中) トレッド面センターにブランド名が刻まれ、一見ショータイヤのような一面を備えていました。
またトレッド面センターに2本、サイドに2本配される溝はやや太め、その効果によって「ATR SPORT」を踏襲したようなスパルタンさを印象付ける雰囲気もありました。スポーツ色を得、適度な最適化でコンフォート性能も両立した製品だったかと。
で、今回の「PLATINUM HP」はハイパフォーマンス化、となるのでは。名称の「HP」はハイパフォーマンスでしょ。しかしながら、そこはコンフォートへの注力を高めより洗練されたことがアピールポイントのはず。従って静粛性と乗り心地、そう快適性のレベルアップが最大です。
思い出したけれど、「PLATINUM」はサイドの柔らかさが少しばかりマイナスとなるシーンあったような。また既存ラインアップにはCORSA「2233」が並列されるも、発売から相応の年数経過で新鮮味に欠けます。
認知を上げたATR RADIAL、その多くがスポーツへ傾倒します。この充実を他のカテゴリー、そうコンフォート系でも実現すべきです。一般化、いわゆる普及へは重要なことだと思います。
最後に製品特徴をザックリ。専用コンパウンド、トレッドデザインは左右非対称パターンを採用します。ノイズを低減、快適性アップ、ハンドリング性能にも効果を発揮するという。また、ショルダーの強化でコーナリング時の安定性を確保、安心ドライブを謳います。
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インプレッション
- 投稿数 【3】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.6
- 4.3
- 4.6
- 4.3
- 4.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
すると印象が変わった。前よりグリップ良い感じ。考えられるのは気温の変化か、以前は10度前後で今は25度以上あります。やはりサマータイヤですね(笑)。特徴はブロック小さめ・溝深い(8.5ミリ)・ショルダーやや丸い。サイドにECOTECHとM+Sの刻印あります。欧米向けか?ダートというかグラベル適性高そう。日本では宝の持ち腐れかもね。空気圧は260Kpa超えると硬さが目立つので、温感でもそれ以下が良さそうです。(TPMSは便利ですよ)
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
想像以上にかなりシッカリした作りのタイヤでした。
◇グリップ
流石スポーツタイヤで名を馳せるメーカーだけあって素晴らしい。
分厚いショルダーのお陰で直進はどっしり安定してるし、コーナーは極めてシャープ。
ミニバンにありがちな重さに負けてフニャっとなる感じは全く無く、スパっと気持ち良く曲がります。
剛性の塊みたいな乗り味でドライブが楽しくなりました。
◇ウェット
大雨の日は飛ばさないので厳密な評価は出来ませんが、縦に4本大きい溝が走ってるので排水性能は高そう。
◇乗り心地
やや硬めの乗り心地。
ゴツゴツ感がそれなりにあります。
ロードノイズはDBRより静かです。
◇寿命
まだ分からないので一応3で
【総括】
国産最底辺エコノミータイヤより更に安い値段なのにこの性能はお見事。
アジアンタイヤの印象が一気に変わりました。
特にハンドリングが素晴らしいのでヘナヘナした乗り味に嫌気が差したミニバンユーザーにおすすめ。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
まだ履き替えて500km程度しか走行してないですが、現状では不満を感じる部分はないです。値段からは想像出来ないレベル程に静かなタイヤです。
サイズのラインナップもそこそこあるのでミニバン乗りの方にはいいかも知れません。