CEAT SecuraDrive の特徴

製品情報

　CEAT「SecuraDrive(セキュラドライブ)」は走りと快適性を搭載したコンフォートタイヤです。左右非対称を採用するパターンは、ウェットで安心感のある走りを実現。またワイドな縦溝とOUT側のブロック剛性を高め、高速域においても正確で安定したハンドリング性能を発揮。快適な乗り心地も提供するという。

　アジアンタイヤにおけるコンフォートの役割は、極論すれば安価に快適性が得られること。走りのレベル以上に静粛性や乗り心地を体感したいと言う事です。その点からサイドやトレッド面のブロック剛性に対する妥協を強いられて来ました。

　但し、全てがこの方向付けであるということではない。剛性レベルは標準並み、というか全体のバランスに長けた製品も多い。「SecuraDrive」はこの点どうよ？

　主張するウェット効果を発揮するワイドな縦溝を筆頭に、トレッド面の剛性は標準以上を期待させます。ただサイドについては不透明。この点は実性能への拘りを持ったインプレッションに期待するところです。

　全体として繊細なデザインを持つイメージは無いけれど、採用する左右非対称パターンはトレッド面の有効性を活かすこと間違いない。ワイドな縦溝からショルダーまで一連の溝構成は役割以上の効果を発揮するのでは。

　ウェットでの排水性と同時に静粛性をも際立たせる効果的なデザインにプラスして、実はOUT側のブロック剛性がヨレを最小限に抑えグリップ性能も想像以上と期待。これらのバランス性能が一致していることが興味です。結果としてコンフォートに求められる快適性、そして走りも相応のレベルを実現していると思います。

　サイズは15～18インチまで、とアジアンタイヤのコンフォートラインアップとしては物足りない。また扁平タイヤ（タイヤの平べったさを表す扁平率が低い）の設定も同様かと。この辺りどこまで拡大するのか今後の展開次第、というか興味の高まり次第になるかと。

搭載技術

　左右非対称パターンを採用し、OUT側のブロック剛性を高め正確で安定したハンドリング性能を発揮します。ワイドなストレートグルーブは効率的に排水性を発揮し、面取り加工されたショルダーブロックはウェット時のブレーキ制動性を向上させます。またノイズ低減のためピッチバリエーションを最適化しています。

　スマートコンパウンドと先進のミキシングテクノロジーを重ね合わせることで、転がり抵抗を低減しつつ優れたロングライフ性能を両立します。

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