4×4オフロードの新たな括りR/Tを謳う
- カテゴリー:SUV(R/T)
- サイズ:12~16インチ
- 扁平率:80~60%
- 発売:2021年
- 1件のインプレッション
M/TとA/Tの中間になる新しいジャンルR/Tを謳う。A/Tに対して更なるオフロード性能を高めるも、M/Tには走破性を譲るというのがR/Tにおける中間の発想。RWL仕様で見た目の精悍さは十分。
製品情報
MAXTREK「EXTREME R/T(エクストリーム アールティ)」は4×4オフロードの新たな括りR/Tを謳います。しかも、RWL(レイズドホワイトレター)仕様で見た目の精悍さは十分。製造国は中国。
M/TとA/Tの中間になる新しいジャンルを謳うR/Tは、アジアンタイヤにおいてRADARが投入する「RENEGADE R/T+」が唯一だったかと。メジャーでもトーヨー「OPEN COUNTRY R/T」が際立つ程度。従ってこれらに続く「EXTREME R/T」は貴重な存在と言えそう。
そもそもM/TとA/Tの中間というのは、ある意味ニッチな括りになる。SUV/4×4オフロードにおける細分化、特性は一般にTerrain(テレーン)= 地形という言葉で示されます。
・H/T(Highway Terrain)= オンロード高速走行対応
・A/T(All Terrain)= オン・オフ対応のオールラウンド
・M/T(Mud Terrain)= 4×4(オフロード)対応
またS/Tとすることもあります。2つの意味を持ち、(Sport Terrain)= 運動性能強化はSUVスポーツタイヤが対象。対して(Street Terrain)= 街中でのオンロード対応は日常走行での快適性を高めます。念為
本来中間性能を追及するA/Tに対して更なるオフロード性能を高めるも、M/Tには走破性を譲るというのがR/Tにおける中間の発想です。但し、ブロック形状や太溝の構成は2世代前のM/Tにも優るデザインであり、RWLを刻めばワイルドさはそれ以上の雰囲気さえ感じさせるレベルです。
R/Tの特性はトレッドパターンの両立配置にあります。両サイドにM/Tパターンを、センターにA/Tパターンを配列しそれぞれの特性を両立します。「EXTREME R/T」も基本この構成を踏襲するもセンターのパターンはA/TのそれよりM/Tに近い形状です。従いM/TとA/Tの中間と言いつつも、更にM/Tに近い特性が感じられます。
国内でのサイズ展開は現状最小数に留まります。正直これじゃ余りにも限定的、今後の拡大に期待を寄せたいと思います。ただ設定される 145/80R12 6PR 80/78N は軽トラ用にもいけます。この点は検討の余地ありと考えます。
搭載技術
「EXTREME R/T」のコンパウンドはM/T並みの剛性重視というよりもオンロードに寄りを採用、しかしながらパターンはM/TとA/Tの配列を最適化、ノイズを低減し静粛性と乗り心地を高めつつ本質の走破性も実現します。
パターン形状の最適化は直進性に優れ、安定した走行性能を誇ります。ロック路面などでの溝底へのダメージを緩和するストーンエジェクターも配置、あらゆる路面状況で優れたトラクションを発揮します。
快適性はA/Tに近い感触を保持、しかしながら走破性に及んでは確実にA/Tを凌ぐ性能です。
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インプレッション
- 投稿数 【1】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 1.0
- 3.0
- 1.0
- 3.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ウェットでは4輪ドリフト状態になりました。
(まだ新品に近い状態だからかもしれません)
ロードノイズはジムニーのロードノイズよりうるさいです。
ちょっと後悔しています?
見た目はカッコいいので良しとします!
見た目重視の人には満足度は高いと思います!
耐久性は履いたばかりでまだわかりませんが、ドライ走行時の粘る感触は減りは早そうです。
総評は5段階で2.5です。