NANKANG AW-1【改良版投入】
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MOMO FORCERUN HT M-8 PRO A/S の特徴

概要

SUVにプラスしてミニバンも対象。従来を踏襲し進化

H/Tへ配置。耐摩耗性の向上を謳う。またドライ・ウェットにおけるグリップ力のバランスに長けている。左右非対称のパターンを配置することで、走行性能とハンドリング性能の効果を訴える。

製品情報

 MOMO「FORCERUN HT M-8 PRO A/S(フォースラン エイチティー エムエイト プロ エーエス)」は、2024年3月より日本国内でも発売を開始したSUVタイヤです。SUVにプラスしてミニバンも対象にしていますが、ここでは主としてSUVにおける H/T(Highway Terrain)=高速走行対応に括ります。

 日本市場におけるMOMOのラインアップは、「FORCERUN HT M-8 A/S」が2022年に投入済み。従いまずは違いがどこにあるのか探ろうかと。そう「PRO」シリーズは何が違うのか?

 製造国は「M-8」インドネシア、「M-8 PRO」ベトナムです。価格は225/65R17(2024年5月現在)で確認すると、「M-8」12,670円、「M-8 PRO」12,670円。サイズ展開は「M-8」16~19インチ、「M-8 PRO」16~19インチ‥

 製品概要は「M-8」がこう。一見するとオールシーズンを思わせるサイプ構造。実際はそこまで繊細化されたものではないけれど、H/Tに見られるそれとは少しばかり異なる印象。ウェットと静粛性の向上を狙ったのは明らか。

 一方「M-8 PRO」は、耐摩耗性の向上を謳う。またドライ・ウェットにおけるグリップ力のバランスに長けている。左右非対称のパターンを配置することで、走行性能とハンドリング性能の効果を訴えます。

 因みに「PRO」有り無しの主張を展開する、「OUTRUN M-20」と「OUTRUN M-20 PRO」も製造国はそれぞれインドネシアとベトナムです。「PRO」シリーズはベトナムからの投入が規定のよう。また性能の差は僅か。ただその差を進化として受け入れるべきかと。従い後継としての捉え方にもなると考えます。

 MOMOのSUVラインアップには「A-LUSION M-9」が配置されています。オンロード用に最適化されたパターンは、高いグリップ性能とステアリングレスポンスを実現し、静粛性にも優れているというモノ。

 一方「M-8」は静粛性やウェット性能の追及です。S/T(Street Terrain)=街中でのオンロード対応も検討してみました。ただ価格面でのあり方がそれに迷いを生じさせます。そこで一応ながら価格面を尊重しH/Tに配置しています。そして「M-8 PRO」はこれを踏襲し進化、迷いなくH/Tへ配置します。

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