ハンドリングのダイレクト感と走りの安定性をアップデート
- カテゴリー:スタンダード
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:70~55%
- 1件のインプレッション
「M-2」との違いは製造国。中国からインドネシアへ変更。またライフ性能や低燃費性能においては同様レベルを維持。しかし「M-2」がコンフォート寄りなのに対し「M-20」はスポーツ寄り。
製品情報
MOMO「OUTRUN M-20(アウトラン エムニジュウ)」は「OUTRUN M-2」を従来品にしたスタンダードに配置。ハンドリングのダイレクト感と走りの安定性をアップデート。トレッド面も拘りを強調し新たなデザインを採用します。
既存のサイズラインアップは 205/55R16 91H ~ 155/65R13 73T まで約20を設定、14 – 15インチに幅を持たせるも一応ミドルクラスから軽カー、コンパクトカーまでをメインフォローに展開します。
「M-2」との違いで最たるものは製造国。それまでの中国からインドネシアへ変更されています。企画設計をするEngineered in Italyは不変かと。Made in Indonesiaを謳い新たな可能性を見出します。
インドネシアにおける製造技術の評価は悪くない。グローバル化が進む中で脱中国は正直難しいだろうけれど、インドネシアやタイなどへ舵を切るメーカーやPBも目立ち始めています。
Engineered in Italyで新たなコンセプトに方向付けされた「M-20」は、左右非対称パターンを採用しショルダーブロックが従来よりも大胆な設計です。コーナリング時の安定性に最も貢献するものかと。
またセンターリブはショルダー同様一見スポーティさも醸し出す大胆さを取り入れ、ハンドリングとトラクションへ貢献するのが狙いでしょう。「M-2」に対してのアップデートはこのあたり、そうスタンダードでありながらも最適な走行性能を主張します。
スタンダードの特性は標準性能に終始、その分価格的優位を示しボリューム展開に繋げるというのが一般的なあり方です。しかし、個々の特性を探ると必ずしも同列に括られるものばかりではありません。
MOMOの既存ラインアップにおけるスタンダードは「M-2」にプラス「M-1」もポジショニングされています。「M-2」はコンフォートの「M-3」よりも繊細な印象。縦溝は4本、ショルダーからサイドへの横溝は太さのバランス配列を実現し機能向上への可能性を高めます。
従って繊細さという点では「M-20」よりも際立つような‥ 一見では「M-20」はシンプルな「M-1」に近いイメージですから。
しかしながらそこがアップデートの最たるところ。ハンドリングのダイレクト感と走りの安定性という点で、大胆さが大きく響いて来るのでは。剛性面での印象も異なるはず。飽くまでもアジンタイヤのスタンダードレベルを脱しないけれど確実な向上効果は得ているはず。
もう少し具体的に。ライフ性能や低燃費性能においては同様レベルを維持。決定的違いは「M-2」がコンフォート寄りなのに対し「M-20」はスポーツ寄り、というニュアンス。これによりスタンダードにおける3種の違いが明確化、好みにより選択肢が変わるということです。
因みに価格差は高価な順に「M-20」>「M-2」>「M-1」となります。これがダメ押し、「M-20」の序列最上位は間違いないでしょう。
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インプレッション
- 投稿数 【1】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 3.0
- 3.0
- 2.0
- 3.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ミシュランエナジーサーバからの乗り換えです。最初に走り出して感じたのが突き上げがかなり室内に響きます。それと段差等を越えると車体がフラフラとゆれます。静粛性は皆さん良いと感じておられる様ですが私はかなりうるさいと思いました。舗装の荒いとこなどはガー!っとかなり大きい音がでます。
ハンドルを切った時の応答性はかなり良くて、狙ったラインを描けます。滑り感も無く好感触だと思います。
制動も思いの外、早くて確実で安心して踏めます。
勿論、スタンダードタイプですのでどなたが運転しても一応に満足はできると思います。反面、運転にカチッとした印象を得たい方には物足りないし、全体に感じる緩慢さが不満のもとになるのではと思います。
ただ、値段と品質を考えると良くできたタイヤであると言うことは皆さんが感じられるとおもいます。後は耐久性の事ですが昔のアジアンタイヤよりは長持ちしてくれるとおもっています。