快適性へ傾倒するスポーツコンフォート
- カテゴリー:スポーツコンフォート / ミニバン
- サイズ:14~22インチ
- 扁平率:65~25%
- 発売:2017年
- 6件のインプレッション
2017年グローバルに登場、僅かに遅れるも待望論に応え国内導入を果たす。NANKANGにおける国内市場重視を強く感じさせる製品。ミニバンへの可能性も見出す。
製品情報
NANKANG注目の「NS-25(エヌエスニジュウゴ)」、2017年グローバルに登場後僅かに遅れるも待望論に応え国内導入が実現しました。この動はNANKANGにおける国内市場重視を強く感じさせるものです。
まずは「NS-25」にとって重要な、アジンタイヤとしてのカテゴリー配置を確認しておきたい。グローバルでの位置付けはスポーツです。しかも推奨車種は完全なスポーツカーを示します。同様には「NS-2」、「NS-20」、そして「AS-2+」がラインアップされます。(「AR-1」と「NS-2R」、そして「CR-S」はレーシング)
一方導入するオートウェイでは、プレミアムとしてコンパクト、セダン、ミニバンへの装着を推奨します。ただプレミアムとしながらも、ここはコンフォートレベルのニュアンスと受け止めたい。
スポーツとコンフォート、双方で相反の位置付けでは? 従って整理が必要。「NS-25」は全く新しいパターンを採用します。明らかにスポーツ系のそれとは異なり、繊細な左右非対称パターンが狙うのは快適性、そう静粛性の実現です。ここを重視。
但しメーカーNANKANGが指定するスポーツも無視する訳にはいかず。ならサイズ設定に着目。グローバルでは13 ~ 24インチまで設定、一方国内では14 ~ 22インチまで、そう14インチから相応数が揃います。
大口径サイズの展開が凄い。すると既説のターゲットとして挙げたコンパクト、更にはセダンでもミドルクラスはやや難しいのでは。ということを踏まえながら双方を両立しフィットするのはスポーツコンフォートです。
両立の優位性を示すのがスポーツコンフォートながら、ベースとなる基本性能で得意性が示されます。「NS-25」においてはコンフォートに傾倒しているイメージ。既にラインアップされる「NS-20」、「AS-2+」とはこう差別される。飽くまでも目安です。
・スポーツ性能
「NS-20」>「AS-2+」>「NS-25」
・コンフォート性能
「NS-25」>「AS-2+」>「NS-20」
「NS-25」のパターンは全くの新デザインを採用します。4本のストレートグルーブが特徴となり、リブにも繊細な溝が刻まれます。ショルダー側の溝には ノイズカットバー を配置しノイズを軽減、静粛性を高めます。
コンパウンドにはシリカを特殊配合しグリップを向上、ハンドリングの安定性を謳います。排水効果を強調、そして静粛性やハンドリングの安定性にも触れています。
国内のサイズ展開はグローバル同等と言ってもいい。特に17、18、19インチの充実が凄い。主張レベルが最大に到達していることを意味します。なおALL SEASON UHPと表示されていますが冬タイヤとしての性能は無いでしょ。夏タイヤとしてご使用ください、という注意が添えられています。念為。
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インプレッション
- 投稿数 【6】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.3
- 4.3
- 3.5
- 3.2
- 3.9
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
その前のVEURO302(新品時)と比較すると、路面凹凸の衝撃吸収度と片減りの早さが若干劣るかと。けれども後者については、フロントが重くトルクが大きいクルマなので仕方ないのかも。コスパには大満足です。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ル・マンVと比較して、静粛性・乗り心地は少し劣ります。NS-25も頑張ってはいるので、比べなければ、まず十分なレベルです。価格を考えたらコスパは素晴らしく良いです。
EXTRA LOADの場合、空気圧はこまめにチェックすべき。甘くなったら乗り心地はよくなりますが、ゴムの減りが早くなる感じです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
グリップは十分以上に効きます。本格的スポーツタイヤには敵いませんがカーブもしっかり曲がり、路面の感覚も掴めます。
乗り心地は悪くはないです、ギャップは多少拾いますがスポーツ寄りのタイヤだと思えば良いほうだと感じました。
静粛性は低くロードノイズが聞こえますが、煩いというほどでもないため許容範囲です。
寿命は4年間5万キロ走って、残り溝4mmだったので耐久性も十分です。
MICHELIN Primary 4+ に履き替えましたが、MICHELINのほうが高性能でバランスそのままに全性能が向上したような感覚でした。しかし値段が倍以上であることを考えるとNANKANGのコスパの良さに逆に感心してしまいました。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
乗り心地はNS25の方がよいです。ギャップをいなすタイヤの柔らかさがある上に、横揺れもかなり軽減しました。
ただし、プライマシーLCのバリ溝の時の乗り味をあまり覚えていないので、あくまで変える直前との比較になります。
また、知り合いのマークXのレグノより若干ロードノイズはあるように感じました。
しかし、値段を考えると乗り心地、静粛性はかなりのレベルにあります。国産のエコタイヤを履くぐらいなら、断然こちらをお勧めします。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命