Dimaxシリーズの最新高性を謳う
- カテゴリー:コンフォート/ミニバン/SUV
- サイズ:17~22インチ
- 扁平率:55~30%
- 2件のインプレッション
ラインアップでのポジションはUHP、コンフォートに加えレスポンス性能の高さが主張点。従来品は「Dimax R8」、そこからプラス進化で得たのは静粛性に耐摩耗性、そして低燃費。
製品情報
RADAR「Dimax R8+(ディーマックス アールエイト プラス)」は、「Dimax」シリーズの最新高性能を謳います。ラインアップでのポジションはUHP(ウルトラ ハイ パフォーマンス)、コンフォートに加えレスポンス性能の高さが主張点として添えられています。
従来品となるのは「Dimax R8」です。国内では導入が途絶えるも、グローバルでは「VERENTI R6」をも上回る高性能さを誇ります。乗り心地と静粛性の高さが特徴、採用される左右非対称パターンは接地面の均一化を果たし、グリップ性能ばかりではなく偏摩耗等に対する効果も謳われます。
2011年の導入時には オートウェイが走行動画を発信しました。強調するのは静粛性。当時スポーツに傾倒するアジアンタイヤの中で注目度が高かった、という流れを汲み今回はそれ以上の性能レベルを果たしているはず。
「Dimax R8+」は名称から プラス(+)進化であること明らかです。近年、プラス進化はトレッドデザインを継承しつつも、コンパウンド変更による性能向上を果たす傾向にあります。それでも耐摩耗性やウェット性能など向上効果は大きい。
対して「Dimax R8+」は異なる新デザインを採用し、見た目だけならプレミアムコンフォートにも耐えられる洗練さを得ています。従来もそうだったけれど、グリップ重視のいわゆるアジアンタイヤの定番とは異なる雰囲気を漂わせています。
特徴となるのは4本の縦溝です。果たす役割はウェット性能向上、ハイドロ抑制により高速での安定性を示します。更にはハンドリングにも寄与するというし、従来から続く注目点でしょう。コンパウンドは先進性の高いシリカ配合となり、低燃費と耐摩耗性に貢献します。
今回繊細さが際立つのはリブの新たな構築では。複雑化した横溝が以前にも増して高性能さを演出します。静粛性の向上に繋がるポイントかな。サイドデザインも独創的に変化しています。
プラス進化の程度はそれぞれですが、「Dimax R8+」に関しては明らかにマイナーレベルを超えたフルチェンジ、と言ってもいいのでは。そこには性能に対する大幅な向上が期待されます。
最後に触れるのはサイズ設定です。17 ~ 22インチ、55 ~ 30%扁平までを導入。大口径サイズ中心ながらこの展開は非常に面白い。
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オートウェイ公式サイト
インプレッション
- 投稿数 【2】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 5.0
- 5.0
- 4.5
- 5.0
- 3.5
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
確かに路面状況によっては、空洞の反響音は多少ありますが、この価格帯でこの静かさなら十分だと思います。
サイドウォールは若干こんもりしていて、路面の凸凹をたわみで吸収するようで、直進安定性は良いです。直進中にちょっと強めに車線変更するとタイヤが遅れてついてきて、たわみ分の揺れ返しがありますが、安心してハンドルを握っていられます。総じてR330の時と比べてハンドル操作が楽です。
人を乗せるミニバンとは相性のいい低扁平タイヤだと思います。
取り付けて、まだ1週間ぐらいなので分かりませんが、寿命次第では次も有りかなと考えています。
タイヤの路面にしっかり食いついてる感やクイックな動きを求めるなら他銘柄が良いと思いますが、直進安定性や乗り心地など快適性を求めるならこのタイヤ。それ以上を求めるなら、日本製しか無いかなと思います。
※寿命は分からないので、とりあえず3としています。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命