RADARのコンフォートに対する拘りを繊細な形で反映
- カテゴリー:コンフォート
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:80~45%
- 2件のインプレッション
「Rivera Pro 2」は「Dimax」シリーズの下位にポジショニングされるも、繊細なパターンデザインから静粛性と快適な乗り心地に最大の得意性を示す。「VERENTI R6」と「RZ500」の実質後継。
製品情報
RADAR「Rivera Pro 2(リベラ プロツー)」は、静粛性と快適性に方向付けされたコンフォートタイヤです。ステアリングレスポンス、静粛性、快適な乗り心地を謳った「VERENTI R6」とコンフォートスタンダードレベルのフォローに長けた「RZ500」が実質フェードアウトした今、後継に位置付けられた製品です。
RADARは2011年「Dimax R8」で国内初登場。静粛性に拘りコンフォートへの一貫した姿勢でフォローを拡大。現在はコンフォート、スタンダード、SUVをもラインアップする積極性を示します。「Dimax」シリーズを頂点に横断力を持つ製品特性が強みです。
「Rivera Pro 2」は「Dimax」シリーズの下位にポジショニングされるも、繊細なパターンデザインから静粛性と快適な乗り心地に最大の得意性を示しています。
アジアンタイヤの隆盛は、スポーツに拘る姿勢が共感を得たのが一つの理由です。現在はほぼ全てのカテゴリーに製品波及を実現します。その中でもコンフォートへの投入はスポーツに次ぐもの。従ってラインアップの充実は選択肢という点で魅力的、これプラス効果に。
但し、ピンキリの性能に選択は迷い大きい。そんな中で「VERENTI R6」と「RZ500」には特段の期待感を持っていました。しかし2021年で完全フェードアウトにがっかり‥ 従って「Rivera Pro 2」が背負う役割は非常に大きいと思います。
ただ懸念、とまでは言わないけれど少しばかり評価に対して気になるところがあります。そうこのカテゴリーで多くが指摘される剛性面でのあり方です。乗り心地に貢献する一方で俊敏なハンドリング、そして安定性への実現レベルに影響しますので。
それが許容範囲、と受け止められたならコンフォーとしての露出拡大が進むのでは。いずれにしても、RADARの拘りを繊細な形で反映する製品レベルに個人的な思いも深まります。
搭載技術
「Rivera Pro 2」は左右で異なる非対称パターンを採用します。基本姿勢はIN側により小さいブロックを配置し静粛性と排水性向上を狙います。一方OUT側はコーナリングの安定性を高め、ドライ、ウェット双方で安心性を謳います。
また中央に配置されたストレートリブがハンドリング性能を向上。特殊コンパウンドにより、静粛性と快適な乗り心地の実現へ導きます。
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インプレッション
- 投稿数 【2】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 3.5
- 3.5
- 3.5
- 3.5
- 3.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
初めてアジアンタイヤを履きました。
スタンダードタイヤなので特徴すべき性能もありませんが無茶な運転をしない限り街中、高速、山道等でも何ら問題はありません。
低燃費タイヤからの履き替えでしたが燃費もたいして落ちませんでした。
値段に対して通常の運転であればタイヤの能力も問題無いのでコストパフォーマンスは高いかと思います。
ただ、気になる点が2点あります。
一つ目はタイヤのサイド全周にゴムのビロビロ(製造時に型から切り離す際の切れ残り)が出ていて見た目が悪い。
二つ目は空気圧の減りが異常に早い。
1ヶ月で20kpaくらい抜けるのでいつも高めに入れてこまめにチェックしてます。
どのタイヤでも定期的にチェックはしますがここまで抜けが早いタイヤは初めてです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
タイヤパターンに付いた製作行程のバリが水捌けに影響があるか不安です。
キューブでは発進時にタイヤが空転したが、ベリーサでは空転はしない。雨天の直進性もキューブではハンドルを握りしめヒヤヒヤものだったが、ベリーサでは不安を感じさせない。ベリーサが非力か4WDのためかと思うが、タイヤの唸り音もベリーサの方が静で、このタイヤは車との相性で、ずいぶん評価が異なると感じた。因みにキューブ装着時点の評価はグリップ2・ウエット2・乗り心地4・静粛性2・寿命3である。