更なる拘りを示す製品へアップグレード
- カテゴリー:スタンダード
- サイズ:17~18インチ
- 扁平率:65~60%
- インプレッション募集中
トレッド面におけるデザインは明らかに進化を遂げている。トラクション性能にも優れコーナリングの安定性が向上。快適な乗り心地にも更なる拘りを示す製品へアップグレード。
製品情報
RADAR「RPX800+(アールピーエックス ハッピャクプラス)」は、スタンダードに配置した「RPX800」の後継。トラクション性能にも優れコーナリングの安定性が向上。快適な乗り心地にも更なる拘りを示す製品へアップグレードしています。
PLUS進化で後継を謳うのはマイナーチェンジ的な意味合いが多い。「RPX800+」においては基本デザインは従来に近い捉え方。近いというのはニュアンス、トレッド面におけるデザインは明らかな進化を遂げており各箇所の役割がレベルアップしています。
従来同様スタンダードに配置する中で、基本性能重視の特性はどのような体感になるのかこれは興味でしょう。元来繊細さを持つ製品によるリブ構造の再認識、並列するストレートとの組み合わせによりカテゴリー以上の期待感を寄せずにはいられない。
従来品との違いは正にここ。同様のデザインを採用するも性能アップを図る上で重点的な見直しが図られたかと。より繊細化しウェット効果と静粛性に拘る姿勢が拡大。その上で安定した走りを享受する考え方に沿う展開です。
具体的には斜めにカットされた溝のデザインは更なる繊細化を果たし、リブ構造の3部作と言えるデザインが期待感をより高めます。ショルダーは唯一従来に近い構造。ただ元来そのものが先鋭化しており果たす役割は同様、いや他との連携でそれ以上の期待を持っています。
このパターンには静粛性も大きく委ねます。大小のコンビネーションがカテゴリーの大方で見られた大雑把さを払拭、細部に拘る洗練された雰囲気をより醸し出しています。見た目だけではなく示される実性能へ繋げます。スタンダードとしては随分優秀な印象です。
メジャーならPLUS進化で謳うのはコンパウンドの高度化、素材技術です。これにより低燃費、更には剛性面のアップを果たします。アジアンタイヤはこの主張がいまひとつ明確化しません。それでもデザインの先進性には異なる期待を寄せています。
「RPX800+」はまさにそれ。左右非対称パターンのあり方、そして進化はカテゴリー随一と感じています。これが性能面へプラスに作用し進化系を訴える訳です。
RADARはそもそもの特性が快適性、静粛性と乗り心地のバランスに長けていること。基本姿勢はいまも受け継がれ、進化系「RPX800+」は特にその追及を強調する製品のひとつです。