転がり抵抗低減、環境性能に優れたエコ対応を謳う
- カテゴリー:コンフォート
- サイズ:13~17インチ
- 扁平率:80~50%
- 1件のインプレッション
環境性能に優れたエコ対応商品を謳い登場。テクノロジーで主張されるのは転がり抵抗低減。シリカベースのコンパウンド、グリーンテクノロジーによる効果を強調する。
製品情報
ROADSTONE「N’blue Eco SH01(エヌブルー エコ エスエイチ01)」は、環境性能に優れたエコ対応商品を謳い登場しました。HP(ハイ パフォーマンス)の位置付けは、コンフォートレベルとして定着しています。「CP672」と括りは同列ながらエコを唱える意義を強調、より上位にポジショニングされます。
初期は「N’blue」シリーズ、「N’blue Eco」と「N’blue HD」として登場。双方とも環境性能に優れたエコ対応商品を謳いながらも、運動性能に勝る「N’blue HD」と更なるエコ性能へ拘る「N’blue Eco」であったかと。
また「N’blue HD」の進化が低燃費タイヤ「N’blue HD Plus」へ繋がります。いずれもNEXENでの展開ですが‥ そこから「N’blue HD」へ傾倒するNEXENに対して、ROADSTONEは「N’blue Eco」へという流れかな。
今回のROADSTONEの展開は「N’blue Eco SH01」が製品名になります。SH01はパターン名、従って製品自体により厳密性を示したかったのでは。一応SH01付で表示します。
テクノロジーで主張されるのは転がり抵抗の低減です。シリカベースのコンパウンド、そしてグリーンテクノロジーによる効果を強調します。グリーンテクノロジーはエコタイヤへ向けた基幹技術、パターンに至るまで拘りが大きいものです。
またパターンはエコにプラスしてコンフォートへの導きも果たします。4本のストレートグルーブによる排水性の向上、3本のリブに刻まれるウェーブ上の溝とのコンビネーションがウェットと快適な走りに効果を発揮しています。
最新レベルの素材進化は残念ながら実現外ですが、ベースコンパウンドとパターンの繊細なデザイン構成によるエコ化、アジアンタイヤでは注目に値するレベルです。願わくはメーカー発信による比較値が示されるといい。エコの数値化です。より説得力が出ると思います。
コンフォートには「CP672」を配置しています。しかし「N’blue Eco SH01」はエコパフォーマンスの搭載と「N’blue」シリーズの位置付けを考慮し差別化、その結果上位として配置します。更なるコンフォート性アップが「N5000 Plus」です。
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インプレッション
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インチダウンしていることも相まって、純正タイヤではゴツゴツと突き上げていた段差も、ふんわりと受け流してくれ、路面が変わってもロードノイズが賑やかになることはありません。このRoadstoneというメーカー、ミシュランと提携したことがあるとのこと、恐れ多くも、ミシュランプライマシー3の雰囲気すら、少し感じました。
乗り心地やノイズが改善した反面、路面状況を把握しにくくなった感は否めません。
タイヤにとって大切なグリップに関しては、切り始めは穏やか(ややアンダー気味)、急カーブでもそこそこ踏ん張りますが、最後の最後にグラっと倒れこむような感触があります。絶対的なグリップ性能は高くないと思われます。ただ直進性は悪くありません。
使い始めたばかりで、ウエット、寿命の評価はわかりません。
これで寿命が長ければ、国産タイヤも真っ青な出来ですね。