コスト面だけが優位ではない。エコ性能へ拘る姿勢を強調
- カテゴリー:スタンダード
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:70~50%
- 発売:2022年
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「ZT6000 ECO」はスタンダードの考え方がフィット。路面との接地性を最適化し転がり抵抗を低減、滑らかな走りを実現。偏摩耗の抑制も果たし、ロングライフ性能に優れた特性を示す。
製品情報
ZEETEX「ZT6000 ECO(ゼットティーロクセン エコ)」は、路面との接地性を最適化し転がり抵抗を低減、滑らかな走りを実現するという。偏摩耗の抑制も果たし、ロングライフ性能に優れた特性を示します。
またワイドな縦溝はウェット路面で効率的に排水、ブレーキング力が向上し安定感を高めます。これが示される製品主張です。
「ZT6000 ECO」はコンフォートに括った「HP6000 ECO」に方向性を繋いでいます。エコを謳うのは勿論、快適性においても同様の捉え方をしています。ただ「HP6000 ECO」のコンフォート性能は上質レベル。一方「ZT6000 ECO」はスタンダードの考え方がフィット。ここでは上位と下位という位置付けになると思います。
ZEETEXのスタンダードには既に「ZT1000」が配置されています。スタンダードとして幅広いフォロー範囲を実現しています。ここに配置される「ZT6000 ECO」は2022年発売だし名称にも「‥ECO」を謳うことで最新化、現状では「ZT1000」を上回る性能と受け止めます。
しかしながら、そこはアジアンタイヤにおけるスタンダードだし、特徴となる標準性能のレベルも差異はそれ程でもないと捉えています。ただエコタイヤとしての程度は確実に「ZT6000 ECO」が上回るレベルだと思います。
具体的根拠を示すことが適正ながら、残念それは叶わず。でもパターン等詳細化していけばそれも頷けるかと。明らかに見えてくる最新性が数値の根拠をフォローできる、そう受け止めます。
対象はサイズによってこれまた異なります。コンパクト・セダン・ミニバン・SUVと幅広いフォローを主張。しかしながら、スタンダードの括りだしそこはコンパクト・セダンあたりまでが適正では。
いい意味で気になるのはその評価。メジャーのコンフォート並みを主張するモノがあり、プラスしてコスト面の優位さが興味を引き立てます。果たして同率にしてもよいかは微妙ながら、最新アジアンタイヤのレベルを知る上では貴重な捉え方と受け止めました。
実際、根拠付けとなる数値の提示ではメジャー、しかもコンフォートが上回ります。それでも「ZT6000 ECO」は、決してコスト面だけが優位という訳ではなさそう。このあたり非常に興味です。