サイプ密度を高め、氷雪路における効果を謳う
- カテゴリー:スタッドレス/SUV用
- サイズ:16~17インチ
- 扁平率:60~45%
- 発売:2023年8月
- インプレッション募集中
シリーズとなる「WP2000」「WP2000 SUV」は、乗用車用とSUV用。双方ともトレッドパターンは同じ。左右対称を採用しサイプ密度を高め氷雪路におけるトラクション向上を謳う。
製品情報
ZEETEXから2023-2024年シーズンへ向け新たなスタッドレスタイヤが投入されました。「WP2000(ダブルピーニセン)」「WP2000 SUV(ダブルピーニセン エスユーブイ)」、「WH2000(ダブルエイチニセン)」「WH2000 SUV(ダブルエイチニセン エスユーブイ)」の4製品です。
性能別評価項目では「WP2000」シリーズがワンランク上の表示。そう氷雪性能について10段階の9、対して「WH2000」シリーズは10段階の8です。またドライ、ウェットなども1程度上回る指針です。
いずれにしても、これまでの製品レベルを超え効きに対する向上性を示したのは間違いない。サイズは現時点で最小に近いけれど、今後の展開で相応対応になると期待します。
さて「WP2000」シリーズとなる「WP2000」「WP2000 SUV」は、乗用車用とSUV用です。双方ともトレッドパターンは同じだという。左右対称を採用しサイプ密度を高め氷雪路におけるトラクション向上を謳います。
剛性のあるショルダーブロックは接地面を最大化。優れたハンドリング、操縦安定性を確保します。ジグザグ形状とストレートの縦溝により、ウェット効果を発揮しハイドロプレーニングを抑制します。
またブロック全体に隈無く配置されたサイプがより密度を高めています。メインの縦溝はジグザグ形状とストレート形状を有し、左右対称のトレッドパターンを形成します。「WH2000」シリーズとの比較はこの点を強調したい。
同時投入ながら差異を強く感じる印象。より冬性能を感じるなら、その指針が1つ優位な「WP2000」「WP2000 SUV」の向上効果を是非とも感じてみたい。
「WP2000 SUV」はSUV用
SUV用「WP2000 SUV」はトレッドパターンが同一を謳っています。恐らく素材も共通かと。乗用車ベースのSUV、いわゆるCUVへの汎用性を示した結果では。CUVはベースを乗用車とするもの多数です。従って共有による製品装着が可能。
昨今のSUV/4×4の車種人気によって、乗用車からスイッチしたユーザーにとって混乱は最小。ベース自体が高剛性化しミニバンを含め車種フォローに長ける性格を保持していると思います。
国内におけるZEETEXの展開は、夏タイヤによるフォロー拡大が進行中。スタッドレスにおいてもその動きが見出せます。大いなる可能性を発揮する、と期待したい。
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ZEETEX WP2000
オートウェイ公式サイト
ZEETEX WP2000 SUV