2008タイヤ新製品情報。新発売のタイヤ情報についてお伝えいたします。

  • ブリヂストン POTENZA RE11
  • ブリヂストンPlayz RV PRV-1  
  •  グッドイヤーEAGLE RV−S  
  • トーヨーDRB
  • ダンロップDIREZZA SPORT Z1 STAR SPEC

 ミシュランタイヤでは、アイスブレーキ性能をさらに高める「アドバンス・トレッドブロック」採用の乗用車用スタッドレスタイヤ、「X−ICE XI2」(エックスアイス エックスアイツー」を発表しました。


 「X−ICE XI2」は、ドライ・ウェット路面でもグリップ力や操縦安定性が向上する「マイクロポンプ」を採用。これは、剛性の高いブロックエッジが、アイス路面では水膜を除去し、エッジ効果や接地面効果を発揮します。

 また、路面を掻くようなエッジ効果を発揮するヨコ方向のZサイプと、ブロック剛性をしっかり支えるタテ方向のZサイプを立体的に配置した「クロスZサイプ」により、ハンドリングが安定するとともに、アイス・スノー路面で強力なグリップを発揮します。


 更に、「アドバンス・トレッドブロック」のデザインにあわせて、低温での柔軟性と常温でのトレッド剛性を最大限に高めるチューニングを施したシリカベースの新コンパウンド「フレックスアイス コンパウンド」により、ふらつきのない安定したドライビングを引き出す確かな剛性と、力強いグリップに不可欠な柔軟性を巧みに両立させています。

 このことで、アイスブレーキ性能約15%、アイストラクション性能約15%、ウェットブレーキ性能約5%など、それぞれ性能向上を達成しています。


 「X−ICE」では、スピードレンジ規定が「Q」(160 km/h)でしたが、「X−ICE XI2」では「T」(190km/h)へと性能をアップ、GREEN Xマークを表示し転がり抵抗をも低減しています。

 発売サイズは、全43サイズ。2008年9月1日より発売予定です。


 ミシュランのスタッドレスタイヤは、「J.D.パワー アジア・パシフィック」の日本冬用タイヤ顧客満足度調査で5年連続で第1位の実績がありますので、「X−ICE XI2」は更なる信頼性の獲得に期待が持てそうです。

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 ダンロップタイヤでは、氷上性能を大幅に向上させ、氷上における「止まる」「曲がる」そして「安心感」という感応的な性能をも持つスタッドレスタイヤ「DSX−2」を発表しました。


 「DSX−2」は、氷上におけるグリップとハンドリング性能を両立し、氷をガッチリつかみ、しっかり踏ん張ることが特徴とされます。

 これは、従来のテトラピックを2倍の大きさにすることで、氷をガッチリ引っかく効果が増加し、「剛性コントロール剤」の採用により、スタッドレスタイヤに必要なゴムの柔軟性を確保しつつ、適度な剛性でしっかり踏ん張ります。


 また、氷上制動時に最も力のかかるショルダー部の剛性を高め、センター部より剛性を上げることで、氷上制動性能、直進安定性、操縦安定性が向上、更にミドル部の剛性を下げることにより、雪を効率的に噛み、スムーズに排雪するので、雪路の走破性も向上しています。

 実験では、氷上制動性能は従来品「DSX」に比較して約7%の向上が見られます。


 「DSX−2」は、氷上性能を大きく進化させたダンロップの新デジタイヤスタッドレスです。

 発売サイズは、全88サイズ。2008年8月1日より発売予定です。


 「DSX−2」のTVCMは8月下旬から降雪地域を皮切りに全国で放送予定。イメージソングは「DREAMS COME TRUE」が起用されるそうです。

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 ブリヂストンタイヤでは、SUV/4×4専用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK DM−V1」を発売します。「BLIZZAK DM−V1」は、「BLIZZAK REVO2」で評価の高い「レボ発泡ゴムZ」を採用し、従来品である「BLIZZAK DM−Z3」に対して、11%の氷上ブレーキ性能の向上を実現しています。

 「BLIZZAK DM−V1」で採用された「レボ発泡ゴムZ」は、タイヤが滑る原因となる氷の上の水の膜を除去する除水効果を発揮し、そのバイト粒子によってひっかき効果が拡大し氷上性能の向上が期待できます。また、これはゴムのしなやかさを維持することができ、氷上性能が長持ちします。


 更に、「RCポリマー」の採用は氷雪路面だけではなく、乾いた路面や濡れた路面など、様々な路面状況に応じて高い性能を発揮し、「センターマルチZパタン」が、氷雪路面との接地面積を増加させるとともに、ひっかき効果を高めるエッジも増加させています。

 最近のスタッドレスタイヤは、その装着する車種に関係なく、乾いた路面や濡れた路面などでの性能向上も図られ、このタイヤもその流れを汲んだものと思います。

 発売サイズは、275/40R20 106Q XL〜175/80R16 091Qの27サイズ。2008年9月1日より発売予定です。

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 トーヨータイヤでは、ミニバン専用スタッドレスタイヤ「Winter TRANPATH MK4」を発売します。「Winter TRANPATH MK4」は、前作「Winter TRANPATH MK3」のコンセプトであった、全方向に効く「360°STUDLESS」をさらに進化させたものです。


 「Winter TRANPATH MK4」は、以下のような特徴があります。

 まず、トレッドイン側に発進・制動時にグリップ効果を発揮するスーパーソフトコンパウンド、アウト側にはコーナンリング時に車両をしっかり支えるソフトコンパウンド、そしてベース部には、トレッドコンパウンドの柔らかさを保持し、その効果を長続きさせるソフトキープコンパウンドの「トリプルトレッド構造」を採用。


 次に、非対称ショルダー・非対称パターン 採用。アウト側、イン側のショルダー形状とパターンを変え、アウト側はアイス路面でのコーナリング重視、イン側はアイス路面での制動性重視。

 さらに、360°あらゆる方向へエッジ効果を発揮する「360°サイプ」をアウト側に設定、イン側には「ブレーキングサイプ」に「3Dミニバングリップサイプ」を組み合わせる事で、前後方向へのエッジ効果を向上。


 そして、イン側、アウト側のショルダー部に設定された幅広スリットと溝底に設定したブリッジにより、シャーベット路面での高い排雪性とDRYでの操縦安定性の両立を可能にしています。

 「Winter TRANPATH MK4」は左右非対称パターン 採用により、ミニバン特有の症状を吸収し、冬の走行に安全をもたらす高性能なスタッドレスタイヤと言えそうです。


 発売サイズは215/50R17 91Q〜185/70R14 88Qの24サイズ。2008年8月1日より発売予定です。

 「Winter TRANPATH MK4」新TVCM

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 ヨコハマタイヤでは、新型のスタッドレスタイヤである「アイスガードトリプル(アイスガードiG30)」を販売するようです。


 「アイスガードトリプル」=愛称、 「アイスガードiG30」=製品名


 この「アイスガードトリプル」の特徴は、冬の温度で左右される路面状況に対応し、「温度対応」コンセプトを更に進化させ、様々な条件の路面で走行性能を向上させた「新・温度対応」のスタッドレスタイヤです。

 「アイスガードトリプル」は、トレッドゴムの素材配合やトレッドパターンデザインの高密度化を図る「トリプル」コンセプトを採用。これにより同社のスタッドレスタイヤでは最高の氷上性能を達成。さらに氷上性能との両立が難しかったドライ性能やウェット性能も大幅に向上させています。


 また「アイスガードトリプル」は、タイヤのライフサイクル全体で地球環境に配慮した設計を実施し、同社の環境貢献商品「エコモーション・プロダクト」に適合させ、環境をも意識したエコスタッドレスタイヤと言えるようです。

 発売サイズは、135/80R12 68Q〜 245/40R18 93Q の88サイズ。2008年9 月1日から発売予定です。

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 トーヨータイヤでは、「TRANPATH」シリーズに、スポーティー&ドレスアップ用のミニバン専用タイヤ「TRANPATH MP SPORTS2」を追加販売するようです。


 「TRANPATH MP SPORTS2」の特徴は、斜めと縦のスリットが特徴的な非対称パターンの採用により、グリップ力や排水性の向上が図られ、スポーティーな走りが実現できます。また、マルチテーパーフェイスが接地圧を最適化して、グリップ力を高めパターンノイズも低減しています。

 「TRANPATH」シリーズには、既に人気の「TRANPATH MP4」、ハイグレードな「TRANPATH Lu」、ハイブリッドの「TRANPATH Ne」が存在しますが、今回「TRANPATH MP SPORTS2」は、スポーティー志向のユーザーには走りの楽しさを、ドレスアップ志向のユーザーにはスタイリッシュな足廻りを提案することで、新たなミニバンユーザーの獲得を狙っているようです。


 ミニバンや1BOXユーザーには、トーヨータイヤの商品ラインアップはかなり魅力的に写るでしょうから、ますますミニバンのトーヨーのイメージが強まりそうです。

 「TRANPATH MP SPORTS2」は、ドレスアップを提案する性格からサイズバリエーションは豊富で、255/30R21 93W〜225/55R17 101Vの13サイズを設定しています。発売は2008年7月14日からの予定です。

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 ピレリタイヤでは、2008年1月から既にヨーロッパで発売になっているエコタイヤ「チントゥラート」を、日本でも2008年8月から発売を開始するようです。


 「チントゥラート」は、P4とP6の2つのパターンがあり、「安全性」、「運動性能」、「環境への配慮」を特徴とし、タイヤのコンパウンド構造とトレッドパターンにより、転がり抵抗を20%低減、エネルギー消費量を4%減少させ、タイヤの平均寿命を30%向上させている模様です。

 この特徴から、「チントゥラート」はCO2を削減でき、省燃費性に優れ、更にロングライフをも実現する高性能なエコタイヤのようです。


 「チントゥラート」とは、1950年代に登場したピレリタイヤの代表作で、今回の復活は過去のスポーツタイヤのイメージから、環境に優れた先進技術搭載のエコタイヤに生まれ変わったようです。

 販売予定サイズは、「チントゥラートP4」が60 - 80シリーズの26サイズ、「チントゥラートP6」が55 - 65シリーズの7サイズ。

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 トーヨータイヤから、時代を反映し今話題の環境に優しい、低燃費性に優れたエコタイヤ「PROXES CT01e」が発売になります。


 エコタイヤは、近年各タイヤメーカーから続々発売されていますが、トーヨータイヤはその話題性にやや乗り遅れた印象がありました。そこで、今回巻き返しを図るべく新製品の発売に至ったのではないでしょうか。

 この「PROXES CT01e」は、現行商品である「PROXES CT01」と比較して、制動性能の向上が図られており、ドライでは同等程度ながら、ウェットでは6%もの短縮が見られます。


 また、燃費性能に大きく影響する転がり抵抗は22%も低減されています。更に、天然ゴム、シリカ、低燃費パウダー、再生繊維(レーヨン) など天然資源を活用することで環境への配慮も見られます。

 発売サイズは 185/65R15 88H の1サイズのみ。2008年6月3日より発売開始です。

 トーヨータイヤでは、「PROXES CT01e」の技術を応用し、今秋にまた新たな低燃費のエコタイヤを発売する予定のようです。

 今回発売サイズが1サイズのみなのは、プリウスやシビックなどのハイブリッドカーを想定し、まず環境負荷に敏感なユーザーをターゲットにその動向を探るのが目的と思われます。


 これは、ダンロップタイヤの「ENASAVE」やヨコハマタイヤの「DNA dB super E−Spec」などエコタイヤの発売時には同様のサイズ限定の手法が見られますので、それを取り入れ販売結果を判断した上で、今秋の新たな低燃費タイヤの拡大に本腰を入れるものと思われます。

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 ミシュランのSUVタイヤ「LATITUDE」ブランドから、オンロード用SUVタイヤ「LATITUDE Sport」が登場します。このタイヤは高性能なスポーツSUV向けに設計されており、オンロードでスポーツカー並みの走りや運動性能を実現するタイヤです。


 「LATITUDE Sport」は、ミシュランのスポーツタイヤ「Pilot Sport PS2」のトレッドパターンを踏襲し、高性能なハンドリング性能とウェット性能を両立したタイヤです。スポーツ性能に突出している為に、快適性やオフロード性能はやや苦手としながらも、全体的にはその高性能さが味わえるスポーツSUVタイヤです。

 ミシュランのSUVタイヤは、2007年の新車装着タイヤに関する顧客満足度調査のSUV部門において2年連続第1位を獲得しており、高い信頼性を得ています。


 タイヤサイズは、255/55 R18 109Y XLから295/35 R21 107Y XLまでの計3サイズ4製品が用意され、2008年2月1日発売予定です。

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 ダンロップのスポーツタイヤ「DIREZZA SPORT Z1」が、「DIREZZA SPORT Z1 STAR SPEC」として登場します。DIREZZA SPORT Z1は元来サーキットでの走りをイメージして作られたタイヤです。その進化版が今回発売される「DIREZZA   SPORT Z1 STAR SPEC」です。


 現行のDIREZZA SPORT Z1は直進から大きくハンドルを切った時より、小舵角の領域でのコントロール性能が高く、走り始めて直ぐにグリップ感が得られ、Sタイヤ並みのグリップ性能を持っていました。DIREZZA SPORT Z1 STAR SPECは、耐久性、耐熱ダレ性能はそのまま維持し、新たに開発した「ハイアジャスタ・01コンパウンド」を採用することで、低温時の走行初期から更に強力なグリップ力と、全域でのコントロール性を発揮できるタイヤとして誕生しました。

 既に発表になっている、ブリジストン「POTENZA RE11」、グッドイヤー「EAGLE RS Sport」、トーヨー「DRB」などのスポーツタイヤとの比較が、今後非常に楽しみです。


 タイヤサイズは、65〜35、14〜18インチまで全27サイズが用意され、2008年2月1日発売予定です。

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 ブリヂストンのスポーツブランド「POTENZA」に「POTENZA RE11」が加わります。圧倒的なグリップ性能でスポーツタイヤの主役であった「POTENZA RE01R」を凌ぐその性能は、今から非常に楽しみです。


 新製品「「POTENZA RE11」の特徴は、まず、OUT側サイド部をスクエア形状、IN側サイド部をラウンド形状にした専用の「非対称形状」により、より多くの面で温度上昇が図られトレッド全面でのグリップが可能となり、限界でのグリップとコントロール性が向上。

 また、F1やGP2のウェットタイヤ用に開発されたステルスパタン技術(ステルス:見え隠れするの意)を市販用タイヤに初めて採用。剛性向上と高い排水性が実現しました。


 更に、添加剤を配合した専用の新開発コンパウンドを採用し、ハイグリップを維持した走行性能が実現し、RE01R以上にスポーツ走行を長く楽しむことができます。

 これらの最新技術投入により、ウェットでのブレーキ性能、小舵角での旋回性能、高速での安定性能などトータルでのタイヤ性能が向上し、サーキットでのスポーツ走行などでベストラップを刻む可能性が非常に高くなります。


 タイヤサイズは、60〜30、16〜19インチまで全31サイズが用意され、2008年3月1日発売予定です。

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 ファルケンでは、スポーツコンフォートのラインナップに「ZIEX ZE912」を新たに位置付けします。


 「ZIEX ZE912」は、ターゲットとする層が幅広いのが特徴です。コンパクトカー、セダン、ミニバンそして輸入車などを対象とし、その層ごとに求められるニーズに応えてくれます。

 タイヤの特徴は、ファルケンタイヤの特徴である「サーチ・アイ」機能により、ローテーション時期を教えてくれ、トレッド構造を2層化することでタイヤの基本性能を持続できます。


 また、5リブ非対象パターンにより、インサイドは溝の比率を多くすることで、排水性能を向上し、アウトサイドはミドルリブの剛性を高めることで、コーナーリング時の腰砕けを防止し、高重心、高荷重のミニバンに効果があります。

 このようにオールラウンド性能を最大の特徴とし、サイズも全82サイズが用意されインチアップやドレスアップまでも対応可能となっています。


 2008年2月からの発売予定です。

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 ブリヂストンの「Playz」ブランドの第二弾として、ミニバン専用タイヤ「Playz RV PRV-1」が2008年2月1日より発売になります。


 ブリジストンのミニバン専用タイヤは、プレミアム路線の「REGNO GRV」、そしてコンフォート路線の「B−STYLE RV」が既にラインナップされていますが、新製品の「Playz RV PRV-1」はプレミアムよりややスポーツ路線に位置付けされたプレミアムスポーツのカテゴリーに位置づけされます。

 「Playz RV PRV-1」の特徴は、団塊ジュニア世代といわれる層をターゲットにミニバンや1BOXを、単に家族全員を乗せる使い勝手のいい車から、運転する楽しみをも兼ね備えた大人向けの車を意識することで、乗り心地や快適性にプラスαの性能を与えてくれるタイヤです。


 具体的には、「非対称形状」と「非対称パタン」により、スムーズで安定感のある直進性とハンドリング応答性を実現させ、また、外側・センター部・内側に分けたパタン機能により、ミニバン特有の偏摩耗(両肩減り摩耗)や定員フル乗車時においても車のふらつきを抑制し操縦安定性を向上させています。

 さらに、転がり抵抗の低減を図ることで車の燃費向上による走行時のCO2排出量の削減に貢献し、ブリヂストンの自主基準を満たした「エコ対応商品」です。


 サイズは、70〜35、14〜19インチまで全38サイズが用意され、2008年2月1日発売予定です。(225/60R17 99Hのみ3月1日発売)

ブリヂストン Playz RV PRV-1

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 ヨコハマでは、オレンジオイルの配合によりころがり抵抗の低減とグリップ力の向上をさらに高次元で両立させた新世代エコタイヤ「DNAアースワン」を発売します。


 「DNAアースワン」は、ヨコハマのエコタイヤ「DNA ECOS」と比較して転がり抵抗が21%低減され、車の燃費向上に繋がっています。これは「DNA dB super E-spec」のコンパウンド技術を応用し、発熱の少ない天然ゴムの比率を高めゴムをしなやかにするオレンジオイルの配合により実現しています。

 また、トレッドパターンや構造も新開発し省燃費性能を実現しながら、ウェットグリップ力、乗心地、静粛性なども向上しています。


 ヨコハマの「エコタイヤ」戦略は実際の販売数は別としても、企業イメージとしては定着し成功の兆しが見えます。実際、テレビCMのイメージはかなりインパクトがあり、走りにこだわりを持つ以前のイメージとは様相が異なり、ユーザーにとっても自然な受け入れができそうです。

 しかし、ADVANに代表されるスパルタンな走りのイメージは失わないでもらいたいと個人的には願っています。


 2008年2月1日より順次発売。全70サイズ。

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 グッドイヤーから本格的スポーツタイヤ「EAGLE RS Sport」が発売になります。このタイヤは、サーキットなどでのスポーツ走行にも十分耐えうる性能を備えており発売が楽しみです。


 グッドイヤーには、現在スポーツタイヤとして「EAGLE REVSPEC RS−02」がラインナップされていますが、それを大きく上回るレベルになるのか興味があります。

 特徴としては、走行直後からグリップを発揮し、高熱になってもその性能維持を継続することが可能です。また、高出力、高速度に対応し高いコントロール性能とハンドリング性能を実現します。


 いづれにしても、スポーツタイヤユーザーにまたひとつ選択肢が増えたことは歓迎であり、ストリート系のスポーツタイヤ「トーヨーDRB」なども加わりスポーツタイヤカテゴリーの今後に注目です。

 2008年2月1日から発売開始。55〜35、15〜18インチ、全15サイズ。

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 グッドイヤーからミニバンユーザー向けの専用タイヤ「EAGLE RV−S」が発売になります。このタイヤは静粛性とスポーティーさを両立したタイヤであり、純正タイヤからの履き替えや運転も楽しみたいユーザーが対象になります。


 グッドイヤーには、左右非対称パターンのミニバンタイヤ「EAGLE RV」がその役割を果たしていましたが、今後この「EAGLE RV−S」へ移行することで人気のミニバン市場が更に活性化されます。


 性能的には、静粛性の向上、きびきびしたハンドリング、ロングライフの実現、乗り心地の良さ、ウェット性能向上などミニバンタイヤには欠かせない性能が意識されており、ミニバンタイヤ市場の勢力図がどの位変わるか楽しみです。

 2008年2月1日から発売開始。65〜40、14〜19インチ、全25サイズ。

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 トーヨータイヤでは、ストリート系のスポーツタイヤ「DRB」を発売します。


 タイヤカテゴリーで最もアクティブでスパルタンなイメージ、そして高いグリップ性能や高剛性が求められるスポーツタイヤですが、最近ではエントリーユーザーには少しハイスペック過ぎる性能で逆に満足感が得られない人たちもいるのが本音です。


 そのようなユーザーへ向け、よりファッション性やコストパフォーマンスが重視されつつ、乗り心地や静粛性とそしてグリップといった性能を併せ持つタイヤとして位置付けられます。

 「DRB」の特徴である、ガルウイングDRBパターンはカモメが羽ばたいていく姿をイメージし、ドライ路面・ウェット路面ともに安定したハンドリングと素早いレスポンスを実現したタイヤです。


 トーヨータイヤでは、よりスポーティーなユーザーには既存の「PROXES R1R」を、そしてストリート系のエントリーユーザーには「DRB」提案することで、密度の高いユーザーのフォローが実現します。

 2008年1月1日から発売開始。55〜35、14〜18インチ、全21サイズ。

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 ダンロップでは、2006年に発売した「エナセーブES801」を更にエコ化した「エナセーブ97」を発売します。


 「エナセーブ97」は、「エナセーブES801」その原料である化石資源を天然資源に置き換える石油外天然資源比率を従来の44%から70%に高めた超エコ製品でしたが、これを更に97%にまで引き上げた製品です。

 これは、「つくるとき」「使うとき」「廃棄するとき」それぞれの場面でCO2の排出量を削減出来る新世代のエコタイヤです。


 当然タイヤ性能も、転がり抵抗を大幅に低減することで燃費向上と高いグリップ力がが期待できます。

 ダンロップは、スポンジ入りタイヤなど独自のアイデアを提案し魅力あるタイヤ作りを行う企業ですので、各カテゴリーにおいてもその発想を期待したいところです。


 発売は2008年3月、サイズは4サイズ。

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 ブリヂストンでは、コストパフォーマンスに優れた「B−STYLE EX」と比較して、ウエット路面でのブレーキ制動距離を同等としつつ、転がり抵抗を30%低減させた「エコピアEP100」を発売します。


 「エコピアEP100」は、ブりヂストンの材料技術である「NanoPro-Tech (ナノプロ・テック) 」 を適用したECOPIAコンパウンド などの採用により、同社国内市販用タイヤの中で最も低い転がり抵抗を実現しています。

 また、優れたブレーキ性能は各ブロックとリブを寄り添う形に配置してブロック剛性を向上させ、制動時のブロックの接地圧を均一化することで実現しています。


 昨今、各タイヤメーカーではCO2排出量に敏感であり、環境の維持を図る為にグローバル企業としてその努力を訴えています。特にブリヂストンは世界的タイヤメーカーとしてその指針となり、企業責任を果たすべく今回のエコタイヤの発売は大いに歓迎されるべきものです。

 発売は2008年4月1日から。当初は195/55R16、185/65R15、195/65R15の3サイズを発売、順次サイズ拡大。 

 2008年6月6日より、更に4サイズ追加。 175/65R14、205/65R15、205/65R16、215/60R16。(2006年6月6日追記) 

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