ピレリ ICE ZERO ASIMMETRICO【日本市場へ向ける】
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ダンロップ WINTER MAXX SJ8+ の特徴

概要

コンパウンド系を改良する+(PLUS)進化を果たす

トレッドデザインは従来を踏襲しコンパウンド系を改良する+(PLUS)進化を果たす。その結果、アイス性能の大幅な向上を実現。アイスブレーキ性能14%、アイスコーナリング性能11%向上。

製品情報

 ダンロップでは、SUV/4×4専用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX SJ8+(ウインター マックス エスジェイエイトプラス)」を発売しました。

 氷に超速で効くダンロップ史上最高の氷上性能を実現した乗用車用「WINTER MAXX 03」に採用したナノ凹凸ゴムを、従来品「WINTER MAXX SJ8」のトレッドパターンと組み合わせることで氷上性能を大幅に向上させた、というのが主張点。

 サイズは265/50R22 112Q XL ~ 175/80R15 90Qまでの58サイズを設定。2021年8月1日から発売を開始しています。

 従来品「WINTER MAXX SJ8」は2013年投入なので、他のSUV専用と比較しやや古さが目立つところです。というのもこの括りに新たな製品投入はず~と見送られて来ましたので‥

 ただダンロップの施策として、乗用車用にSUVを含め一本化する動きを取っていました。2017年乗用車用「WINTER MAXX 02」にSUVサイズを追加。2020年には進化系「WINTER MAXX 03」にも、当初から乗用車用にプラスしてSUVサイズを設定しています。

 これにより本来SUV/4×4専用であった「WINTER MAXX SJ8」は蚊帳の外、という状況に置かれたのは間違いない。このままフェードアウトもあり得る、と悲観的予測もしました。

 しかしながら、トレッドデザインは従来を踏襲しコンパウンド系を改良する+(PLUS)進化ながら、一応最新化したことでSUV/4×4専用のポジショニング消滅が回避されたことになります。

 なら尚更双方で差別化は必要でしょう。ザックリ搭載技術のあり方から整理をしたい。「WINTER MAXX SJ8+」は従来の「WINTER MAXX SJ8」のトレッドデザインを踏襲。しかし、コンパウンドは乗用車用最新の「WINTER MAXX 03」の素材技術を採用します。

 SUV/4×4専用に傾倒したトレッド面、しかもコンパウンドはアイス性能を向上した乗用車用最新技術のナノ凹凸ゴムを採用するという。

 サイズ展開は22~15インチまでの「WINTER MAXX SJ8+」に対し、「WINTER MAXX 03」のSUV対応は21~15インチまで。このあり方は乗用車ベースのSUV、いわゆるCUVへの汎用性を示したもの。

 SUVとCUVは厳密には異なるかな。CUVはSUVを細分化した中のひとつという考え方が出来ます。双方は構造で区別、CUVは乗用車と同じ構造で作られている。まぁ上物はワイルドだけれど構造は乗用車に近い。一方SUVは、はしご型のラダーフレーム構造などスポーツ用の多目的車として専用化しています。明確な定義が存在しない現状、そんな感じで差別化を。

 「WINTER MAXX 03」はベースを乗用車とするCUVへ、「WINTER MAXX SJ8+」は従来通りSUV/4×4専用へ。サイズは双方で同サイズの重なりありますが、この考え方をベースに判断したらいいと思います。

 今回の進化で謳うアイス性能の大幅な向上、そもそも世代を超えた進化レベルになっており当然と言えばそうかも。

 根拠はアイスブレーキ性能で14%、アイスコーナリング性能で11%だという。具体的にはアイスブレーキで「WINTER MAXX SJ8+」が15.5m、「WINTER MAXX SJ8」は17.7m、その差2.2mですので車両全長の半分くらい差があるということ。これが進化の証です。

搭載技術

 ナノ凹凸ゴムは、タイヤ表面にナノレベルで施された凹凸構造を持つ特殊なゴム。柔らかな凹凸構造の突起部分が起点となり、タイヤと路面の間の滑りの原因である水膜を素早く押し出し除水から密着へ瞬時に移行。密着は進化し氷に触れる面を最大化、強い密着力を引き出します。

 ナノ凹凸ゴムに含まれるMAXXグリップトリガーは水と反応して溶ける性質。しかし摩耗しても繰り返し凹凸構造が出現するので溝が減っても安心。更にゴムと軟化剤の2面性を持つ液状ファルネセンゴムは、低温下での密着とゴムの柔らかさを実現。しなやかさが続くため時間が経ってもアイス性能が低下し難い。

 トレッドパターンは従来を踏襲するので実績は充分。ミウラ折りサイプのサイプ幅を従来品より25%細くし、ブロックの倒れこみを抑制。サイプの数も増しタイヤ全体のエッジ成分を確保、路面の引っ掻き効果を高め氷上ブレーキ性能に貢献します。

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インプレッション

  • 投稿数 【1】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 平均評価値(5満点)
  • 3
  • 5
  • 5
  • 4
  • 4
  • 3.0
  • 5.0
  • 5.0
  • 4.0
  • 4.0
ケルベロス3世 さん
【購入年月】
2023年7月
【装着車種】
三菱 アウトランダー
【装着サイズ】
215/70R16
【評   価】
  • 氷 上 性 能
  • 雪 上 性 能
  • ド ラ イ性能
  • ウェット性能
  • 寿     命
  • 3
  • 5
  • 5
  • 4
  • 4
【インプレッション】
車を買い替え、2シーズン目のインプレッションです。1シーズン1万km程走ります。
結果から言うと、車重の軽いガソリンアウトランダーには向かないという事ですね。このタイヤは重量のある車向きだと思います。
まずアイスバーンは止まりません!笑ちょっと技術が必要ですね。まぁ親の先代SJ8よりは効きますね。逆に圧雪や新雪・深雪は効きます。なのでどちらかと言えばアイスバーンよりも雪道の方に振ってあるタイヤだと思います。
オンロードについては、まぁ硬いだけあってグニャグニャ感は少ないと思います。
軽いSUVならTOYOのトランパスTXの方が良いと思います。あっちの方がアイスバーンの効きは良いです。デリカには向くと思いました。
寿命は聞かなくてもわかるでしょう全く減らないのだがwwwって事です。昨シーズンは1万ちょい乗って、今シーズンも5000以上乗っているのですが、今9分山位だと思います。笑頭がバグりそうですwww溝よりも先にゴムの寿命が来ますね。笑
(2024/1/14)

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