SUMITOMO HTR-Z2 の特徴
- タイヤカテゴリー:スポーツタイヤ
- タイヤサイズ:16~20インチ
- タイヤ偏平率:60~35%
- 詳細情報・購入
製品情報
SUMITOMO「HTR-Z2」は、SUMITOMOブランドの中でスポーツタイヤに位置し、住友ゴムの高い技術力と信頼性を持つ高性能タイヤです。
住友ゴムの製造では、ダンロップの「DIREZZA」などのスポーツタイヤが存在します。これらのタイヤは主に国内向けに開発され、SUMITOMO「HTR-Z2」は全くの別物と理解すべきでしょう。
同じ住友ゴムの製造でも輸出用ブランドの「SUMITOMO」は、タイヤの方向性が異なります。「SUMITOMO」タイヤの輸出先は、北米、南米、欧州、大洋州(オセアニア)やアジア各国が主な地域で、特に北米への輸出は多く、タイヤの性能もそれらを意識したものになっているようです。
さて、SUMITOMO「HTR-Z2」は、直進時の安定性が図られ、ワインディングでも高いグリップ力を謳います。
これを実現するトレッド面は、センターの縦溝は1本、そこから派生するようなラウンド状の横溝がサイドまで伸びています。この形状により各ブロック面は相応の面積を確保し、グリップへの期待を高めます。
ウェット性能は、ラウンド状の横溝の効率的な排水効果に委ねます。またコンパウンドとの効果により、ハンドリングやブレーキングでも十分余裕が持てるタイヤであることを主張しています。
乗り心地は、やや大胆さを備えながらもスポーツタイヤとしての基準内と言うレベルの意識は高そうです。
タイヤとしては繊細さを強く訴えながらも、絶対的なグリップ性能を強調しているタイヤと言えそうです。
「HTR-Z2」は、住友ゴムの製造でも逆輸入による販売形態が取られています。その為か他のアジアンタイヤと同じ土俵での扱いから、逆にそれがタイヤの高性能さや信頼性への意識を高める結果に。
アジアンタイヤの購入へ躊躇する場合でも、「SUMITOMO」ブランドであることは一歩進んだ捉え方が出来る人もいるようです。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
一本9000円前後でした。ダンロップグループのメーカーとの事なので購入を決めました。乗り心地としては日本製名だけあって、十分合格点だと思います。グリップは値段を考えれば、申し分ありません。ただ、ウェットの時は若干の違和感を私は覚えました。海外に輸出専用との事なので、外国は日本と比べてそれほど雨が降らないのでグリップ重視なのか?は分かりませんが。しかし、安かろう悪かろうという時代ではないと思います。日本製である以上メーカーもプライドを持って作っているのでヘタな事はしないでしょう。ただ、メーカーやカー用品店で売られているタイヤは何で高いのか?それは購入してすぐ、バーストしたとか何か不具合があれば無償で交換してくれます。(普通はそうです)その保証料も含むという意味で、高い値段設定になっています。安いという事は、その辺も削っていると言うことも購入者は認識しなければいけません。私は、それを踏まえたうえで購入しました。