ヨコハマ スタッドレスの歴史
ヨコハマ スタッドレスの歴史、最新は2017年発売、第6世代の「iceGUARD 6」です。そのベースは「iceGUARD 5 PLUS」。ここへは「iceGUARDトリプル」から「iceGUARDトリプル プラス」、そして「iceGUARD 5」への段階を経ています。
2017年「iceGUARD 6」
2015年「iceGUARD 5 PLUS」
2012年「iceGUARD 5」
2010年「iceGUARDトリプル プラス」
2008年「iceGUARDトリプル」
ヨコハマはスタッドレスの起点となる「GUARDEX」を1985年に投入、これが第1世代です。当時はスタッドレススノーラジアルタイヤ、という時代の流れを感じさる言葉で紹介されており何とも言えない味わいさです。
第2世代は1993年「GUARDEX K2」、「GUARDEX PROFUSE」発売、「GUARDEX ハイブリッド400i」新サイズ発売。このあたりは少し曖昧かもしれません・・
1997年7月「GUARDEX K2 F700」を投入、前年に北海道限定で発売しものを全国展開へ。ヨコハマのタイヤ哲学だという Kiss の 氷上摩擦シミュレーション により、エッジ効果と粘着摩擦力を謳います。1997年9月はロープロファイル専用パターン「GUARDEX K2 F700A」追加。
1999年7月「GUARDEX K2 F720」が登場。吸水バルーンを配合した 氷着バルーンゴム をコンパウンドに採用。ロープロファイルサイズ「GUARDEX K2 F720」も9月に追加されました。
第3世代iceGUARDシリーズの誕生
2002年 iceGUARDシリーズの誕生が第3世代、その第一弾が「iceGUARD ig10」です。従来2倍の吸水力で氷上性能を大幅に高めた ダブル吸水ゴム を採用しました。
2005年には「iceGUARD BLACK(ig20)」です。ブラック吸水ゴム を採用し、路面温度による路面状況の違いに対応することをアピールします。
そして第4世代は 2008年の「iceGUARDトリプル」、更に第5世代は2012年の「iceGUARD 5」、第5.5世代は2015年「iceGUARD 5 PLUS」と続きます。最新「iceGUARD 6」で第6世代に到達します。
SUV/4×4の変遷
1997年に登場した乗用車用「GUARDEX K2 F700」の技術を採用した「GEOLANDAR I/T G071」が1998年に発売されます。当初は北海道限定でアイス性能を高めたモデルとして登場、翌年全国展開へ発展させました。クロスカントリー4×4用スタッドレスとして紹介されています。
2001年「GEOLANDAR I/T+ G071」発売。従来の「GEOLANDAR I/T G071」のトレッドパターンを継承、コンパウンドには乗用車用「GUARDEX K2」シリーズの 氷着バルーンゴム を専用化し搭載したのが特徴です。
2003年「GEOLANDAR I/T G072」が登場。乗用車用スタッドレス iceGUARD の ダブル吸水ゴム をアレンジし採用しています。そして2009年「GEOLANDAR I/T-S G073」へ続きます。
ここまでヨコハマのSUV/4×4ブランドは GEOLANDARシリーズに拘ります。地球上のあらゆる道や大地を自在に走る というコンセプトの下に開発、スタッドレスタイヤも踏襲します。ブランド名に続く「I/T」は アイス・テレーン を意味。
そして2016年、SUVとして初めて乗用車用スタッドレスブランド iceGUARD を採用した「iceGUARD SUV G075」が登場。SUVブランド GEOLANDAR とは決別し、ヨコハマのスタッドレスは iceGUARD を全面的に強調します。