コンチネンタル ContiComfortContact CC5 の特徴

  • カテゴリー:コンフォート
  • サイズ:13~16インチ
  • 扁平率:70~50%
  • 発売:2012年9月

製品情報

 コンチネンタル「ContiComfortContact CC5(コンチコンフォートコンタクト シーシー5)」は、アジア太平洋地域向けに開発したコンパクトカー用コンフォートを謳います。ユーザーが求める快適な乗心地、安定ある走り、経済性を追求して開発されたという。

カテゴリーの配置は悩む・・

 カテゴリー展開は悩む。名称の Comfort を受け入れればコンフォートカテゴリーでは。ただコンパクトカー用に向けられたスタンダードコンフォートという特性も気になる。コンフォートには既に「ContiEcoContact 5」が配置されており、ライナップの差別化を明確にもしたい。

 ここはスタンダードへの配置で・・ イヤイヤそれでは・・ やはりコンフォートだな。スタンダードでは特徴付けが上回る展開になってしまいそう。結局、名称の Comfort を無視する訳にはいかず受け入れます。

特徴は多い!

 特徴は盛り沢山です。アドバンスドシリカコンパウンド や、高い耐久性を実現する独自技術 フラットベルトコンセプトの採用により、安定感のある走りを実現し、環境性能やロングライフ性能を高めています。

 コンフォートの最大性能は、静粛性や乗り心地に裏付けされる快適性です。2本のセンターリブ全体にV字型の Vシェイプインナーリブ を配置、数多くのブロックエッジがパターンノイズを分散・抑制、静かで快適な走りを実現します。同時に排水性向上にも貢献しウェット性能も高めています。

 タイヤの溝に施された ノイズブレーカー は、空気が溝を勢いよく抜ける時に発生する高音で耳障りなロードノイズを抑え、高速走行時にも優れた静粛性を発揮します。

アジア太平洋地域向け

 アジア太平洋地域向けを強調するのは硬さに対する違いかと。コンチネンタルをはじめとする欧州メーカーの製品は硬い、と感じるケースが比較的多いのでは。剛性に繋がる性格からこれが安定性への信頼となる。しかしながら国内では必ずしも快適には受け取れない。そこで欧州とは異なる快適性の搭載が、アジア太平洋地域向けを主張する最大理由かと。

国内展開の差別化

 コンチネンタルのコンフォートには2つの製品が並びます。「ContiEcoContact 5」は国内低燃費タイヤの規定は満たしていないものの、エコタイヤとしての低燃費を誇ります。

 一方「ContiComfortContact CC5」は、ターゲットをコンパクトカーへ向けスタンダードコンフォートレベルに留まります。強引な序列なら「ContiEcoContact 5」が上か。ただ双方特性が異なり単純比較は出来ない。ということで、13~16インチのサイズを備えるも15インチに厚みを持たせた展開に注目します。

詳細情報・購入

(2017.2更新)