WINTER MAXX 01 の技術を採用しSUV専用化
- カテゴリー:SUV/4×4スタッドレス
- サイズ:15~21インチ
- 扁平率:80~50%
- 発売:2013年9月
- 10件のインプレッション
乗用車用「WINTER MAXX 01」の氷路面をしっかり引っ掻く MAXXシャープエッジ と、ダンロップ独自の新材料開発技術 4D NANO DESIGN で開発された強くて柔らかい ナノフィットゴム を採用。
製品情報
ダンロップ「WINTER MAXX SJ8(ウインター マックス エスジェイエイト)」(以下「SJ8」)は、乗用車用スタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 01」の技術を採用したSUV/4×4専用スタッドレスです。
従来品「GRANDTREK SJ7」は2009年発売、「SJ8」は2013年発売で進化サイクルはSUV/4×4スタッドレスとしては比較的短い方。多くは7 ~ 8年もの期間維持される製品も。比較すれば新製品へのサイクルが早い、ということです。またブランド展開も「GRANDTREK」から乗用車用「WINTER MAXX」へ転化し拘りが明確になりました。
WINTER MAXX 02 へSUVサイズが追加されたけど‥
2017-2018年シーズンは、CUV(SUV)用として「WINTER MAXX 02」へ対応サイズが追加されています。これにより「SJ8」の捉え方が気になります。
CUVは乗用車のプラットフォームを流用したSUVと言える。これを用い車高を上げてそれらしい外観デザインを与えます。SUVを大きな括りとしてその中のひとつがCUVとも。近年のSUV人気、実は多くがCUVかと。ただ必ずしも厳密性があって一線を引いている訳ではありませんが。
で、差別化はどうよ? ダンロップでは詳しく触れていないので以下想像。ベースを考えると「WINTER MAXX 02」はハイスペック(最新はバランス型へ)、対して「SJ8」は「WINTER MAXX 01」なのでベーシックとなる。従って車種としてハイスペックプレミアムには「02」を、ベーシックスタンダードには「SJ8」をと考えるのが妥当かと。
ただ「02」のSUV対応はサイズ数に限界が。従って対応以外のサイズは「SJ8」を。更に純粋なSUV/4×4を謳う車種にも「SJ8」を、かな。
そして2020-2021年シーズンは最新「WINTER MAXX 03」が投入されました。これにもSUV対応サイズをラインアップします。サイズ等にもよるけれど「02」、「03」、「SJ8」いずれからもSUVの選択が可能です。何ともユーザー泣かせの有難い構成‥
ただ「02」はそれまでのプレミアムから冬のあらゆる路面対応に長けたバランス型へ移行。一方「03」は最高級の氷上性能を強調する氷上性能特化型へ配置。最新の優位さを持ってフラッグシップは当然ながら後者かと。
という両者を考慮しつつも繰り返すけれど、純粋なSUV/4×4を謳う車種には「SJ8」を、と括るのが一応の差別化になるかな。
搭載技術
「SJ8」は、乗用車用「WINTER MAXX 01」の氷路面をしっかり引っ掻く MAXXシャープエッジ と、ダンロップ独自の新材料開発技術 4D NANO DESIGN により開発された、強くて柔らかい ナノフィットゴム を採用しています。
トレッドパターンは、氷上性能をはじめ雪上、シャーベット、ドライ、ウエット路面まで対応し、冬の様々な路面で高い性能を発揮します。
MAXXシャープエッジ は、ミウラ折りサイプ のサイプ幅を従来品より25%細くし、ブロックの倒れこみを抑制します。サイプの数も増しタイヤ全体のエッジ成分が従来品比較で9%アップ、路面への引っ掻き効果を高め氷上ブレーキ性能が向上しています。
ナノフィットゴム は、4D NANO DESIGN によりナノ領域での柔軟性とマクロ領域での剛性を両立したゴムです。軟化剤がゴム内部でクッションの役割を果たし、ナノ領域の氷の凹凸に柔軟に変形し強く密着することで、氷上ブレーキ性能を向上します。高密度シリカがゴム内部でネットワークを構築することで支え合い、マクロ領域のゴムの剛性をも高めています。
専用パターンは、雪を踏み固めることで雪上のトラクション性能を生む雪柱せん断力を最大化する為に方向性パターンを採用。ミドルブロックに配置したT字型の溝が効果的に雪を固めて雪上路面を掴みます。パターン全体の剛性も高め、高速走行時の操縦安定性能へ貢献します。
こられ新技術により従来品と比較して、氷上ブレーキ性能11%向上、高速走行時の操縦安定性能12%向上。その他氷上、雪上、ドライ、ウエット、静粛性能全てにおいて向上を強く訴えます。
サイズ・購入
インプレッション
- 投稿数 【10】
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.1
- 5.0
- 4.5
- 3.8
- 4.3
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
印象としてはSUV専用だけあって若干固めである。
良い点は、ドライ時は驚くほど良いこと。高速走行時の安定性も夏タイヤと遜色無い。雪上でも良く効く。また寿命も長いと思う。
良くない点は、凍結路面にはそれほど強く無いと思われること。凍結路の右左折はゆっくりでも滑る。ただこれに関しては同じ条件であればBSやヨコハマでも滑るのかもしれない。直進時はそれほど問題無し。
コスパは良いと思う。自分は値引き商品をネットで購入した。BSや横浜と同価格なら別段お得と思わないが、それらより安価で購入出来るのであればお買い得だと思う。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
雪上は何も問題なく走れます。
氷上は濡れた氷では滑ります。
ドライな道路では問題なく走りますがウェット時は少し控えめな運転にしないと怖いです。
デリカD:5でスタッドレスとして年間5,000Km程度走行して3年目ですが残り溝もまだ十分あり硬度も50位ですのであと2シーズン位はいけそうかなと思っています。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
新車購入後に初めて装着。アイスバーンの濡れ路面はさすがに厳しいが(そのときは周りの車も同じだった)、雪上もアイスバーンでも、しっかり走る曲がるができてました。高速走行も安定しており、5年目でもさほど気にならない走りでした。今冬で6年目となるのでさすがにと思い次は何にしようか検討中です。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
北海道の雪が多い地方(羊蹄山麓)での感想です
購入に至った経緯は国内のSUV用で探せば当時はブリジストンDMV2か ヨコハマiT-sかこのモデルだったような。その中で古くなく、価格も手頃ということで選びました
シーズン始めの冬道運転を思い出す時期は、車重もあるので夏と同じブレーキングだと全然止まらないという事が毎年あります
シーズン中では
圧雪路メインで冬道運転をしっかりしている時は滑らないし横ずれも特に感じません
また、日中モサモサパウダースノーが降る中でも問題なしです
唯一苦手かなと感じたのは氷上性能でしょうか。つるっつるの登りを40~50kmで走ると横ずれを感じましたし、つるっつるの若干下りの一時停止箇所ではABSを結構な頻度で作動させていました 氷上では車間距離はかなりとります
シャーベットは殆どないですが、それなりです他のタイヤでも滑ります
毎年11月~5月始めまで履きますが、舗装での走りは全く問題なしです
ライフは良いです3年6万km走って残り5mmでした
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
使用車種重量:約2t
駆動方式:パートタイム4WD
評価時の駆動:後輪2駆
氷上・・・3
車の特性フロントヘビーでタイヤの方向性パターンによるものか、圧雪&アイスバーンが混在する路面のコーナーで軽いアクセルで唐突に流れる(0.5~1.0m)場合がある。
※それ以上は流れずグリップが回復する
※直進での加減速とコーナーの減速ではこの現象は起こらない
※方向性パターンによるものか荷重不足か排雪(水)性が悪いのかはわからない。
※4駆(センターデフ固定)で走ると、フロントが進行方向に引っ張ってくれるせいかこの問題は起こらない。
雪上・・・5 申し分なし。
ドライ・・5 速度記号速度でも申し分ない(と思う)。
ウエット・5 同上
寿命・・・4
新品装着後3年経過の感想。
氷上の問題は購入当初からであり若干滑る距離が伸びたようにも感じるが、その他の路面状況ではとくに性能の低下は感じられない。
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- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
冬季は専ら高速移動でのスキー場通いに使用。
昨シーズン迄歴代乗用車系ミシュランを使用してきましたが、SUV用サイズしか選択出来なくなった今回、初ダンロップと成りました。
ミシュランXI3との印象ですが、氷上および雪上性能は十分勝り、安心感が増したと思います。
ドライ高速走行も操安性能に遜色は有りませんが、SUV用の為か少々固めの印象で、継ぎ目の乗り越し自のソフト感は劣ります。又、路面上のワダチに雨水が溜った状況下の水捌けが、少々劣る様な気がします。
約3000km走行後ですが、摩耗も少な目と思いますが、1シーズンの使用ですので断定は致しません。
SJ8は総合的には私の期待以上の性能で、思った以上に満足しております。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
5冬履いたブリザックDM-V1から履き替え。北海道で使用。価格面でDM-V2を断念して購入。性能面で期待していなかったが全てにおいてV1、ヨメ車のREVO GZを上回る。ツルツルの氷上でも吸水ではないのにしっかり・ガッチリ粘って止まる。ABSやTRC作動時のグリップ抜けが少ないし、ABS・TRC・VSCの作動が激減。新品時のV1を思い出しても、2段階くらいグリップは上ですね。雪上やシャーベットでもV1と違って目詰まりせず前に進む。ドライでの静粛性としっかり感も上出来。V1は、1シーズン目中盤でリブレットが消えたが、SJ8は1シーズン目終わりでもしっかり残っている。耐摩耗性も上。非常にいい買い物したと大満足。今までのダンロップの悪評を覆すタイヤだと思う。BS信者(私もそうだった)にこそ、ぜひ試してほしいスタッドレス。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
雪道もドライ路面の様に走れてしまいます。
コーナーで横滑りする時は、スピードの出し過ぎでしょう。
ドライ路面では、ハンドリングがフワッと軽くなりますが、運転していて不安な感じは無いです。
夏タイヤ(ダンロップAT3)と比べると、室内が静かになります。
燃費も夏タイヤとほとんど変わりません。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
氷上、雪上のグリップ感は新しいだけあっていいと思います。
ドライでは比較的フワフワ感も少なく、よれる感じも少なく感じます。ただしウェットはバイパス等比較的スピードが出ているときに排水性に不安を感じることがあります。水たまりを踏むとハンドルを取られることがあり、要注意です。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
2012年末に自車用に購入したwinter maxxが好印象だった為、製造から10年経つスタッドレスを使用していた妻のRAV4用に当時新発売だったSUV専用のSJ8を購入しました。
このSJ8も乗用車用winter maxxと同様の性質を持ったスタッドレスだと思います。表面が濡れた状態のアイスバーンにはやはり苦手な所がある。しかし圧雪路面、積雪路、シャーベット路面などでは安定感のあるグリップを発揮します。
特筆すべきはSUV用スタッドレスにしては意外な程静寂性が高い事かなと感じます。直進安定性も良く、雪道でも納得のグリップ力。満足度の高いスタッドレスですね。