DIREZZA史上最速のストリートラジアルがさらに進化!
- カテゴリー:ピュアスポーツ
- サイズ:14~19インチ
- 扁平率:60~30%
- 発売:2017年2月
- 1件のインプレッション
従来品「DIREZZA ZⅡ★」から更なる戦闘力向上。DIREZZA史上最速のストリートラジアルがさらに進化! サーキットでは連続周回時の最速LAPタイムを1.6%、平均LAPタイムを1.5%短縮。
製品情報
ダンロップのハイグリップスポーツ「DIREZZA ZⅢ(ディレッツァ ズィー3)」、従来品は「DIREZZA ZⅡ★」であり更なる戦闘力の向上と言っていいでしょう。主張は「DIREZZA」史上最速のストリートラジアルがさらに進化! だという。
近年スポーツタイヤの流れはより過激です。ドライグリップ性能を向上させ、サーキットでのラップタイム短縮に拘ります。「DIREZZA ZⅢ」も同様の流れを受け継ぎ進化を強調します。
競り合うのはブリヂストン「POTENZA RE-71RS」、ヨコハマ「ADVAN NEOVA AD09」、そしてグッドイヤー「EAGLE RS Sport S-SPEC」もかな。ファルケン「AZENIS RT615K+」もあるか‥ 対して「DIREZZA ZⅢ」の主張はこうなります。
モータースポーツの技術をフィードバック、新コンパウンドや新パターンデザインとプロファイルの採用により、耐摩耗性能を維持しつつグリップ性能とコントロール性能を向上させている。
サーキットでは、「DIREZZA ZⅡ★」に比較して連続周回時の最速LAPタイムを1.6%、平均LAPタイムを1.5%短縮。またコーナリングスピードが5.6%、立ち上がりスピードが4.5%、更に区間平均スピードが3.7%のUPです。
2014年に発売された「DIREZZA ZⅡ★」、ベースとなる「DIREZZA ZⅡ」に対してサーキット走行で1周目、最速、平均すべてのラップタイムを1.0%以上短縮させました。これでさえも驚いたのに僅か3年余りで更なる進化の実現は凄いかも。
ただそろそろ次のモデルへの移行を欲するように感じます‥
ハイグリップコンパウンド+新パターン
注目するのは新コンパウンドです。モータースポーツで使用している新グリップ向上剤と、スチレンを多く結合させて発熱性を高めたハイスチレンポリマー、更には通常よりポリマー鎖を長くした高分子量ポリマーも採用し、グリップ性能との相反性能である耐摩耗性能を維持するハイグリップコンパウンドを新たに開発しました。
パターンも新デザインを採用します。走行時に負荷が大きいセンターリブをワイド化、ランド比(溝以外の山部分が占める比)を5%向上、そして不均一だった溝間隔を均一化し、剛性を上げてグリップ性能とコントロール性能を向上させました。
また、接地圧を均等に保つプロファイル(形状)に見直すことで、グリップ性能とコントロール性能を向上させています。
メーカー指針としての性能配置は、耐熱ダレ性能は従来を維持しながらも、初期グリップ、MAXグリップ、コントロール性能、ドライブレーキ、ウェットブレーキで向上効果を示します。
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インプレッション
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- グリップ性能
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- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
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- 4.0
- 3.0
- 1.0
- 4.0
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
町乗り5000キロ位と、走行会4回のインプレッションです。
町乗りの印象は、スタンダードタイヤか?と言う位乗り心地が良い上に意外にもあまり減らない。
ただし、白線の上や一部の舗装の上に乗るともれなく素晴らしいノイズが発生するのと、慣らしのうちはあらゆる小石や砂を巻き上げながら走る事になるし、完全に慣らしが終わるのに500キロ位かかるので、当然ながらファミリーカーには向かない。
サーキット走行では、パターン通り縦グリップが強く、アクセルを踏んでる限りスピンする事はなく、素人の雑なステアリングでもぐいぐい前に進んでくれる。スピン挙動になってもスパッと行くことはないので、安心して攻められる。腕の差は減り方に現れる(素人だと矢印が無くなる位)。
と、色々使ってスリップサインがでたので、寿命はとても長い。
タレも少なく、安い。こんなありがたいタイヤを作って頂いてありがとう。