欧州グッドイヤー開発のプレミアム
- カテゴリー:プレミアムコンフォート(低燃費)
- サイズ:15~18インチ
- 扁平率:55~40%
- 発売:2014年9月
- 2件のインプレッション
先行販売の欧州では輸入車ユーザーそしてハイブリッド車ユーザーもターゲット。ハイブリッドテクノロジー第4世代 G4 は、転がり抵抗低減とウェット性能を両立。バランス性能が最大主張点。
製品情報
グッドイヤー「EfficientGrip Performance(エフィシエントグリップ パフォーマンス)」は、欧州グッドイヤー(グッドイヤー ルクセンブルグ テクニカルセンター)で開発されたプレミアムコンフォートタイヤです。先行販売する欧州では、輸入車ユーザーそしてハイブリッド車ユーザーもターゲットに、低燃費性能、ウェット性能、そして操縦安定性を強烈に訴えます。
国内導入では低燃費タイヤの規定を満たします。ラベリング制度の転がり抵抗係数は「AA」(一部「A」)、ウェットグリップ性能は「a」です。注目はウェットグリップ性能でしょう。最高グレーディング「a」は高く評価したい。
テクノロジーの主張は、グッドイヤーが誇るハイブリッドテクノロジー第4世代であるG4の搭載です。G4とは、①トレッドコントロール ②アクティブブレーキング ③フューエルセービング ④ノイズフレンドリー ⑤New パターン ⑥ロングライフ の技術総称です。
ローリング レジスタンス コンパウンドと、ウェット パフォーマンス コンパウンドのプラス効果による、転がり抵抗低減とウェットグリップのバランス性能実現は、最も主張するところでは。
発熱しやすいトレッド~ショルダー~ビード部は、発熱を抑える新素材クールクッションレイヤー2と新チェーファーコンパウンドを採用し、転がり抵抗低減に貢献します。安全性の主張となるブレーキングは、ブロックの接地面積を増大させる3次元ブロックデザインを採用し、制動距離の短縮を向上させています。
かなり複雑化した先進テクノロジーを採用し、欧州は勿論のこと日本国内での低燃費タイヤ規定にも沿うよう配慮された製品です。なお「EfficientGrip Performance 2」の投入によりサイズは最小レベルになりました‥
E-Grip(いいグリップ)
同社の国内ラインップでプレミアムコンフォートには「LS PREMIUM」が存在します。同製品は低燃費タイヤの規定を満たしておらず、併売によりカテゴリーラインアップの充実を図ります。
なお「EfficientGrip」シリーズの充足により、略称として「E-Grip(いいグリップ)」がアナウンスされています。従って「EfficientGrip Performance」は「E-Grip Performance」でも表示されます。
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インプレッション
- 投稿数 【2】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 4.0
- 4.0
- 3.5
- 3.5
- 3.5
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
新車装着のOEM銘柄のため、市販品とは比較対象になるかどうかわかりませんが参考までに。
以前VW high up!に装着していた同サイズのピレリ P-ZERO NEROを現愛車のVW up! GTIに移植した時のレビューです。
快適性能(NVH)は全てにおいてP-ZERO NEROに軍配が上がります。
E-Grip performanceは常に高周波ノイズが気になりますし、橋の繋ぎ目のバタつきを感じます。
ここは好みの問題かもしれませんが、P-ZERO NEROの方がステアリングは軽く感じますが、芯のある軽さで街乗りは快適です。
とP-ZERO NEROのことばかり書いてしまいましたが、E-GRIP Performanceの良さは剛性感の高さと見た目でしょう。
サイドウォールが角ばっているのでかっこいいです。
剛性の高さゆえ攻め込んでも安心感があります。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ミシュランセイバー ⇒ 同プライマシーLC ⇒ アドバンDBからの4代目。ウエット評価aの割に印象は低く、グリップ性能と共に平凡な印象。但し、乗り心地と静粛性は、平均点を上回る印象有り。特に寿命は、国産タイヤを上回る耐久性・摩耗状況で、5~6万㌔走破可能な印象有り。