グッドイヤー GT-Eco Stage の特徴
- カテゴリー:スタンダード(低燃費)
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:80~55%
- 発売:2011年2月
製品情報
グッドイヤー「GT-Eco Stage(ジーティー エコ ステージ)」は、スタンダードにポジショニングされ、従来品「GT-HYBRID Eco edition」の後継となる低燃費タイヤです。
グッドイヤー待望の低燃費タイヤ
グッドイヤーの低燃費タイヤラインアップは、これまで欧州グッドイヤーの「EfficientGrip」を導入しこれが唯一でした。この状況は、国内メーカーによる低燃費タイヤへの注力に対し寂しさは否めません。そこで「GT-Eco Stage」は、同社国産品初の低燃費タイヤを謳い、ユーザーニーズの高い 低燃費 と 長持ちする という性能を訴えることになりました。
専用コンパウンドの採用
性能実現には e-Hybridコンパウンドtype-ES を採用し、転がり抵抗の原因となるトレッドの発熱を抑制。またタイヤの摩耗を抑える為に、ゴム分子の結合力を強化、更に偏摩耗し難いという e-Stream パターンも採用しています。サイドウォールは硬いゴムと柔らかいゴムを組み合わせ2層にすることで、剛性感を保ちしなやかな乗り心地と優れた操縦安定性も実現しています。
従来品比較
従来品「GT-HYBRID Eco edition」との比較では、転がり抵抗が17%の低減、ライフは10%の長持ちを訴えます。ラベリング制度は、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「c」です。
販売ボリュームへの期待
「GT-Eco Stage」は、グッドイヤーとしては待望の国産品?低燃費タイヤとなる訳ですが、スタンダードカテゴリーへのポジショニングでの評価は気になるところです。「EfficientGrip」は欧州グッドイヤーからの輸入品という性格もあり、販売ボリュームに対する貢献は厳しい、という印象を持っていました。その点で「GT-Eco Stage」は同社の低燃費タイヤへの貢献を担い、期待感も大きいはずです。
低燃費タイヤは第3世代
低燃費タイヤは第2世代から第3世代にも入り、各メーカーではその充実に努めることで新たなステージへの突入が感じられます。その為やや出遅れ感が否めないグッドイヤーですが、逆にそれはノウハウの蓄積期間として好意的な見方が出来なくもない。
ターゲットの理解
「GT-Eco Stage」のターゲットは、コンパクトカーからミドルセダンへの装着が推奨されます。これに従えば、まず走り出しの軽快さが実感出来そう。低燃費タイヤとしては最も気になる性能と捉えます。
スタンダードはフォロー範囲の広さを特徴として示されますが、いずれも性能の限界は低く標準性能重視です。「GT-Eco Stage」は、スタンダードレベルとしての理解を得て本来の性能を感じて欲しい製品です。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ブリジストンからの履き替えです。
・グリップはサイド面が柔らかくロールが少々出ます。法定速度での走行には申し分ありませんが高速コーナーは止めた方が良いです。急ハンドルからの初期応答性が少し遅いです。
・ウェットの排水性はあまり良いとは思えません。アクセル開度によっては滑ります。マンホールやグレーチングに弱い感じがします。ウェット時は慎重に運転される事を薦めます。
・乗り心地は非常に良いです。
路面からの応答性もありますがマイルドに伝わってきます。前述もしましたがスポーツ走行される方はロールが顕著にあらわれますのでお勧めはしません。
・静粛性が非常に良くロードノイズが驚くほど少ない。このタイヤの推しは静粛性にあると感じます。
・寿命は購入直後なのでわかりません。
総評:エコタイヤなので当然ですが転がり抵抗が少なく、燃費に貢献するタイヤだと感じます。また静粛性が高いのでここに重点を置かれる方は買いだと思います。価格も非常に安く、国産エコタイヤが良いとお考えの方はお勧めします。
しかしながらエコ時々スポーツとお考えの方は他のタイヤをお勧めします。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
195/65R15 91H 新規購入してミニバンに使用しての感想です。このタイヤの良いところは乗り心地がとても良いところと静粛性だと思いました。特に乗り心地に関してはとてもソフトな感じで落ち着きますね。段差なども柔らかくショックを吸収してるような感じでしょうか。静粛性はアスファルトの状況にもよりますが概ね静かでとても満足してます。走行性能としては、あくまでスタンダードタイヤと理解したうえでですが、ステアリング反応はマイルドで、走行安定性は良いと思います。グリップに関しては、高速コーナリングなどしなければ特に不安は感じません。ウェット路面でのグリップ性能ですが、これも普通に乗るのであれば特に不安はありませんが慎重な運転を心がける必要はあるかと思います。燃費は伸びましたね。わたしの場合はリッター2キロ~位でしょうか。ライフ性能はまだ距離が少ないのでこれから観察というところです。総評としてスタンダードエコタイヤと理解したうえで性能全体のバランスがとても良いタイヤだと思います。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
グリップ性能はよいと思います。ブリジストンのスニーカーからの履き換えです。 スニーカーは山道のコーナーではよく鳴きましたが、今はコーナーもタイヤが鳴く事も無く安心して通過できます。新品時の感想としては道路の継ぎ目を通過するときも気になる振動も気になりません。車体の重いワゴン車なのでサイドウォールの減りがスニーカーとどう違うのかが楽しみです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
今回インチアップのザッツに装着しました。以前はTOYO TEO-PLUSです。スタンダードタイヤですので可もなく不可もなくといった感触ですが、アクセルを放してもよく転がる。縦方向のグリップ感は安定しています。車が軽自動車なので横方向の不安定も無く、安心して乗っていられます。乗り心地も悪くなく、静粛性も優れていますが、特有の低音ノイズが多少気になる人には気になるかも。テオプラスの減りが早かった分、ロングライフ性能を謳うこのタイヤに寿命は期待です。良いタイヤだと思います。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
前回装着タイヤはブリヂストンREGNO
GR-8000からの履き替えです。
このタイヤの第一印象はやはり低燃費タイヤということもあり、アクセルを放してもクルマがよく進むという印象です。
次に乗り心地と静粛性の良さで、アスファルトの補修でできた凸凹を通過した時に衝撃が随分柔らかくなりました。静粛性もトレッドゴムの柔らかさによるものかと思いますが、荒れた路面上で車内に響くような音をしていたのが明らかに静かになりました。新品時のGR-8000には及ばないものの、十分静かなタイヤです。
摩耗状況は装着してから2万キロ走りましたが、これはGR-8000よりは明らかに減りにくいようです。
しかし、グリップ力や操縦性は明らかにスタンダードタイヤを感じさせます。縦方向のグリップは申し分ないのですが、横方向は独特のグリップの感触で少しスリップしているのでは?と錯覚することがあります。
それでもコストパフォーマンスを考えると十分な性能を持ったタイヤだと思います。乗り心地と静粛性の良さには驚きました。
詳細情報・購入
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- グッドイヤー GT-Eco Stage