ミシュラン Pilot Super Sport の特徴

　ミシュラン「Pilot Super Sport(パイロット スーパー スポーツ)」は、ウルトラ ハイ パフォーマンスカー向けであり、ポルシェ、BMW Mモデル、フェラーリとの共同開発により実現しています。国内では2011年3月から発売開始になりました。

　「Pilot Super Sport」は、ターゲット車種をウルトラ ハイ パフォーマンスカーにするも、それ以外の装着でも通常走行は勿論のこと厳しい走行において、安全に高レベルのドライビングパフォーマンスが発揮出来ることを目標に開発されました。

高度な技術

　特徴はトワロン(特殊繊維)を使用したベルトの採用によりトレッド部でのテンションを最適化、遠心力によるタイヤの変形をコントロールすることです。結果、超高速走行時にも優れた安定性を発揮します。

　また「Pilot Sport PS2」から進化を謳う2種類のトレッドコンパウンドは、IN側に最新のエラストマー技術を取り込み優れたウェットグリップを発揮。OUT側はル・マン24時間レースで培われた強力カーボンによりタイトコーナーで高い耐久性を発揮します

　更に接地面の形状変化や温度変化を制御することで、ストレートでのフルアクセルやハイスピードのコーナリングでも最適なグリップの確保が示されます。など高次元の走りを実現する先進技術の注入が強調されます。

従来品は「Pilot Sport 3」だという

　従来品となるのは「Pilot Sport 3」、ここから運動性能ばかりではなく耐摩耗性、静粛性、快適性にも対応すべく開発されています。

　絶対的なグリップ性能を保持するタイヤへの期待はやはり大きい。「Pilot Super Sport」の出現そこにあるのでは。

　ミシュランのスポーツカテゴリーを差別化しグリップ順にすると、
「Pilot Super Sport」＞「Pilot Sport 3」＞「Pilot Sport PS2」
に序列されます。ああ･･「Pilot Sport 4」が投入されているし、「Pilot Sport 4S」も続きました。するとこの序列は古く、後者最新が上位となるポジションに変わります。