NEXEN WINGUARD Snow'G の特徴
- カテゴリー:スタッドレス
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:80~55%
製品情報
NEXEN「WINGUARD Snow'G」は、NEXENのスタッドレスで上位に位置付けられる自信作。グローバルでのWINGUARDシリーズは最新が「Snow'G WH2」となっているものの、ここに至るには「Snow'G」を起点としており基本性能への期待はまだまだ高い。
「WINGUARD Snow'G」はアシメトリック(左右非対称)デザインを採用します。増強されたサイプは氷上でのグリップ感を高め雪路でのブレーキ性能に自信を示します。3本の太溝はウェットでのヘビー環境に対応し、ハイドロの抑制に貢献します。特徴的なラウンド状のブロックは冬の環境にマッチするのは当然ながら、ドライでの快適走行を実現します。
ショルダーを形成するピッチデザインは静粛性へ貢献し、スタッドレスながら快適性と静粛性への訴えも特徴として際立っています。メーカーによる従来品比較では、雪路性能で大きなアドバンテージを得ており、アイス性能の向上、更にはウェットでの高性能化も図ります。
上位モデルを謳うことはアイス性能での拘りが最も気になるところ。豊富な最新技術の採用は大いに期待されます。が、先進さと言う点での追求はイメージとしてやや厳しい。ショルダーのラウンドイメージが強く、強固なスタッドレスと言うより快適な夏タイヤへの印象が強い。静粛性や快適性への特徴付けに起因した影響かも。性能特性を一段階下げると異なるイメージが見出せる、そんな気がします。
しかしながら、現状は WINGUARDシリーズの上位に位置しており、実績を持つ「WINGUARD SPORT」や「WINGUAD ICE」を上回る性能指針はやはり注目しますね。残念なのはサイズ設定です。現状充実展開には程遠く、導入への積極性が望まれます。
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(2016.9更新)