ブリヂストン DUELER A/T 694 の特徴
- カテゴリー:4×4(A/T)
- サイズ:15~16インチ
- 扁平率:80~65%
- 発売:2002年12月
製品情報
ブリヂストン「DUELER A/T 694」は、オンロード、ダートやマッド、そして浅雪でもトラクション性能を発揮するオールステージタイヤです。
特殊ブロックが凄い!
「DUELER A/T 694」のブロックパターンは、3次元的なデザインにより新品時のブロック剛性をアップし、摩耗時には中からグリップの高い別のゴムが現れる2重構造トレッドゴムである トレッド・イン・トレッド を採用。摩耗後のウェット性能低下、そして乗り心地の性能低下も抑制する、というから何だかとにかく凄い。
2イン3パタン
2イン3パタンは、ショルダーブロックが3の配列に対してセカンドブロックは2の配列、これが共鳴を低減し静粛性の向上を訴えます。斜めに刻まれた溝はスラントグループと呼ばれ、ウェットでの排水性を向上します。
また浅雪、泥道での駆動性や直進性、コーナリング性能など、特殊パタン設計により高性能化の実現の示されています。
オフロードにやや傾倒するか?
オンロード&オフロードを問わず様々な路面状況下で快適な走りを実現するのがオールラウンドタイヤです。「DUELER A/T 694」はそのような環境に順応しながらも、オフロード用としての位置付けがやや高いか。オンロード用としてはブロック剛性が弱く、耐摩耗性が劣る印象もあるようというが・・
但し、A/Tタイヤを謳うことは、オン、オフ双方の性能を有していることが条件である為に、基本性能の振り方はニュートラルなはず。それでも特性としてややオフロードへ向いているのでは、と捉えるべきでしょうね。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
買って半年。長野の志賀一の瀬スキー場へ日帰りドライブ。神奈川から行きは関越・上信越自動車道、帰りは中央道を使用しましたが高速のチェーン規制はいずれも問題なし。一の瀬スキー場は志賀高原の奥にありますが、圧雪路、一部アイスバーンとも通常のスノードライブ(急加速、急ブレーキ、急ハンドル無し)で問題なく走破。ダンロップAT3からの履き替えですがドライ、ウェット、浅雪の総合性能としてはこちらに軍配が上がりそうです。雨のウェット路面からチェーン規制、ドライ路面までワンドライブで経験しましたがどの路面も違和感なく快適なドライブでした。静粛性はまあまあ。 寿命は半年たってのエッジの減り具合をみると1万キロまでは不安と思われます。
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