ヨコハマ iceGUARDトリプル プラス(iG30)
- カテゴリー:スタッドレス
- サイズ:12~19インチ
- 扁平率:80~35%
- 発売:2010年9月
製品情報
ヨコハマ「iceGUARDトリプル プラス(iG30)」は、従来品「iceGUARDトリプル」の性能を完全踏襲した上で、よりエコ性能の追求を図った製品です。従来品「iceGUARDトリプル」の発売からからそれほどの年月を経ずに進化しており、正直フルモデルチェンジというにはやや寂しい印象もあるかな。
進化した最大の理由は、近年のスタッドレスでも注目させるエコ性能を早急に高めるのが狙いかと。従来品比較では転がり抵抗を約4%低減させており、この点での訴えが最も注目すべきポイントになります。
ヨコハマはグローバルコンセプトとして BluEarth を立ち上げました。環境面での拘りを明確にするこのコンセプトは、ヨコハマの新たな取り組みとして評価されています。スタッドレスにおいても環境面での追求は重要であり、BluEarth への拘りによって「iceGUARDトリプル プラス」が出現したと考えています。
従来品「iceGUARDトリプル」は、トレッドゴムの素材配合やトレッドパターンデザインの高密度化を図る トリプル コンセプトを採用。今まで氷上性能との両立が難しかったドライ性能やウェット性能を大幅に向上させ、同社のスタッドレスでは最高の氷上性能を謳っています。
そして「iceGUARDトリプル プラス」は、この従来からの性能を完全踏襲しています。更にドライやウェット、そして磨耗に強いゴムの特性を発揮させるブラックポリマーの進化である ブラックポリマー2 を新たに採用、低温の条件でもゴムの柔らかさを保ち、タイヤを路面にしっかりと接地させることが強調されます。
またタイヤ構造も見直され、スタッドレスでも転がり抵抗の低減による燃費性能を最大主張に位置付けます。従来品比較で転がり抵抗を約4%低減させているというから、これ凄いはず。
実際はマイナー進化レベルに留まるも「iceGUARDトリプル プラス」の評価はいい。アイス性能は自信を示す通り、止まる曲がるという基本性能への安定感が随分大きい。発進時の無駄な動きも最小であり、運転への軽減が期待されます。
いずれにしても、低燃費への拘りとアイス性能強化は最新スタッドレスで最も拘るところ。現行モデルとしてまだ十分応えることが可能であり、今シーズンもその役割を果たすと考えます。
なおパターンナンバー(iG30)は、従来品「iceGUARDトリプル」と同じです。よって双方ともトレッドパターンは同一デザインながら、ヨコハマでは走行性能はそれぞれに異なる為混用はお勧めできない、としています。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
セカンドカーに履かせていますが、走行距離を一年目5000キロ越えた割には摩摩耗も少なく乾燥路の多い南の地域でも長持ちするのではと思いました。
氷上、雪上に関しましては今年で二年目ですが、今のところ不安はなく、雪の降る岐阜県奥美濃を走行しましたが特に不安になるようなことは一度もありませんでした。
よほどの急がつくような運転などがなければ低価格でありながら十分過ぎるほどの性能がこのタイヤにはあると思います。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
氷上、雪上は特に問題なさそうだが、ドライではグリップが弱く
ふらつきが感じられる。 以前、ファルケンのEPZを6シーズン
使用して、氷上、特にシャーベットには弱かったが、ドライは意外と良かった印象がある。 トリプルプラスは低燃費を謳っているが、実燃費そのものは、殆ど変わらない感じです。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
氷上、雪上は普通に走る分には、全然問題ないです。ただ、シャーベット状の路面では滑り出しが若干はやく、おおっと思う場面が昨シーズンありました。タイヤの減りは3シーズン目ですが過去に使用したDS-2、ICENAVI-ZEA2に比べ明らかに少ないです。ノイズは結構大きいと思います。DS-2は少なくてICENAVI-ZEA2と同じくらいです。一番印象的だったのは、ころがり抵抗が純正タイヤ(S70)よりいいように感じるところでした。
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