トーヨー TRANPATH A/T の特徴

　トーヨー「TRANPATH A/T(トランパス エーティー)」は、あらゆる路面に対応するトラクション性能、優れた耐久性とロングライフ、そして高い操縦安定性を実現したオールラウンド専用タイヤを謳います。

トラクション性能

　「TRANPATH A/T」のトラクション性能は、サイプイングルーブと呼ばれる溝壁及び溝底へサイプを入れる技術により、エッジ効果を増大させることで効きを高めています。

　メディエイト部とショルダー部が2個1の カップリングブロック は、ブロック剛性を高めグリップ力と応答性の良さを示し、波型のウェーブサイプの採用はサイプのエッジ長が増加することで、ウェットでのトラクション性能を高めています。

ロングライフ

　耐摩耗性と耐カット性を両立した L＆Sダブルコンパウンド の採用と、トレッド部を広げたワイドトレッドの効果でロングライフ向上を果たします。またオフロードのみばかりではなくオンロードでの快適性も強調され、直進安定性とロードノイズの低減も訴えます。

標準性能への期待

　「TRANPATH A/T」はA/Tタイヤとして人気商品かと言えば、難しい。それでも装着することで程よい感触が期待され、特に乗り心地と静粛性は街中での日常的な走行で十分な印象。オフロードではその性能を効く、と感じることができ、A/Tタイヤの恩恵は得られるという。

　気になるのはトレッド面のブロック剛性、そして経年によるロードノイズへの懸念かな。性能面で突出した評価は見出せないものの、標準性能への捉え方次第で評価が得られそうです。