ヨコハマ GEOLANDAR H/T-S の特徴
- カテゴリー:SUVタイヤ
- サイズ:15~20インチ
- 扁平率:80~60%
- 発売:2007年2月
製品情報
ヨコハマ「GEOLANDAR H/T-S」は、SUVタイヤ GEOLANDERシリーズの第二世代を謳うオンロード用コンフォートタイヤです。
通常SUVタイヤは重量のあるボディーを支える為に、比較的ゴム質は硬くトレッド面のブロックはやや大きめにデザイン配置されます。このことは溝も太くなりグリップ力の低下、そして静粛性への期待は低くなります。
しかし、最新技術の採用はゴム質を飛躍的に向上させ、ブロック面を縮小しても十分重量あるボディーを支えることが可能となり、しかも静粛性、グリップ力、タイヤライフの向上など、従来のマイナス面をカバーできるようになりました。
「GEOLANDAR H/T-S」は、トレッドパターンに最新デザインを採用することで性能の向上を訴えます。深溝4本グルーブ はウェット性能と耐ハイドロ性能、均一剛性ブロック配列 は偏磨耗の抑制とパターンノイズの低減、高剛性センターリブ は操縦安定性とハンドリングレスポンスを高め、コーナリングやレーンチェンジをスムーズにします。
サイプイングルーブ はウェット性能と操縦安定性、ラウンドブロック は偏磨耗と磨耗後のノイズの悪化に対する事前対応、新開発プロファイル は転がり抵抗低減による省燃費などに貢献する、としています。またコンパウンドとコンストラクションの組み合わせを見直すことで、ウェット性能と耐磨耗性の向上、快適な乗り心地と静粛性が実現されています。
これらの技術投入で、同社の社内テストでは従来品「GEOLANDAR H/T」に比較し、パターンノイズ、ロードノイズをそれぞれ1.8dB(A)、1.3dB(A)低減、磨耗寿命を7%向上、転がり抵抗を6%低減、ウェット制動性能を6%向上させています。
「GEOLANDAR H/T-S」は、タイヤの性格から大径サイズの装着も珍しいことではありません。通常、大径サイズのタイヤは走行により ゴォー という音が気になりますが、スピード域が上がると更に大きくなり、しかも経年変化ではより激しくなってきます。その点での性能は期待感を示します。
ただ絶対的な静粛性や高速での快適性に限れば、高位の最新コンフォートに比較するとやや分が悪い印象も。オフロード走行は大きな段差超えもこなし、ハンドルを切ればスッと曲がり余裕があるといいますが、基本的にオンロード用ですので、エマージェンシー的と割り切ったほうがいい。
まとめると「GEOLANDAR H/T-S」は、オンロードでの静粛性の継続に自信を示し、トータルでもオールラウンド性を期待させます。完成度の高さが目立つタイヤでは。ただ最新は「GEORANDAR H/T G056」へ移行しています。更に中・小型向けは「GEOLANDAR SUV」が位置し、双方でオンロードにおける強固なフォロー体制を実現しています。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
メーカーのクセなのかもしれませんが、寿命は短めですね。
静寂性はあまり期待しない方がよいかもしれません。ある一定の速度域を超えると急にうるさくなります。
スタッドレスタイヤで、同じブランドのiT/Sを履いていますが、こちらの方が静かですもん!
ドライグリップはノーマルより良いですし、ウエットもノーマルよりは良い。あと、ドライグラベルぐらいなら、無理な運転さえしなければ、なんとかなります。
コスパは普通かな??
燃費に関しては、SUVに乗っている限りは期待しない方がいいのでは??
燃費を気にされるならセダン系かコンパクト系のハイブリッドに行った方がいいです。
乗り心地に関しては、AT系よりはいいかな。腰砕け感はあまり感じません。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
タイヤ交換後、約3,000キロを走行し、新車装着タイヤBS DUELER H/T840との比較が主なコメントになります。また、タイヤが新品になった効果も含まれます。
グリップ性能、ウェット走行は不安なく安心して走行できます。乗り心地もまずまずです。しかし、燃費と静粛性にはガッカリしました。通勤で同じ道路を同じように何度も走っていますが、燃費は1~1.5キロ/Lは低下しました。また、H/Tタイヤにしてはロードノイズがかなり大きめです。
H/Tタイヤの割には見た目がA/Tタイヤに近く、外観は良いと思います。寿命とオフ性能はわかりません。
燃費、静粛性を求めるならば、このタイヤの選択はやめた方が無難だと思います。私は後悔しました。
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