NEXEN WINGUARD Snow'G WH2 の特徴
- カテゴリー:スタッドレス
- サイズ:15インチ
- 扁平率:60%
製品情報
NEXEN「WINGUARD Snow'G WH2(ウィンガード スノージー ダブリュエッチ2)」は「WINGUARD Snow'G」からの進化、というよりも起点として新たな方向性へ向かいます。グローバルでは2015年頃から登場し、国内でもようやく導入が実現しています。
雪路、ドライ、ウェット
メーカーによる性能指針は雪路でハイパフォーマンスを示すもアイスでは標準化、しかし主張最大はドライ、ウェットの大幅な向上です。同様なのが「WINGUARD SPORT」では。そこで指針を参考に3者による性能ポジションを確認してみました。
アイス性能
「ICE」>「Snow'G WH2」>「SPORT」
雪 路
「ICE」>「Snow'G WH2」>「SPORT」
ドライ
「SPORT」>「Snow'G WH2」=「ICE」
ウェット
「SPORT」>「Snow'G WH2」>「ICE」
Excellent を誇る技術
「Snow'G」はアシメトリック(左右非対称)パターンを採用しました。増強されたサイプが氷上でのグリップ感を高め雪路でのブレーキ性能を実現するなど、異なる性能への対応に優位性を得ていました。
ところが「Snow'G WH2」は左右対称デザインを採用します。センターから左右に伸びる V字シェイプグルーブ が際立ち、ウェットでの高い排水性を強調します。
ブロックに刻まれるサイプは、このところ標準技術になりつつある3Dサイプです。ブロックの倒れ込みを抑制しブレーキングの安定性を果たします。またZig zagエッジブロックは引っ掻きによるトラクション効果を実現します。
都市型ハイパフォーマンス
「Snow'G WH2」の位置付けは「Snow'G」の踏襲ではないですね。上位モデルを謳うならアイス性能の拘りが最も気になるところ。しかし、伝えたように性能特性は雪路、ドライ、ウェットの3つです。
現実的な括りを示せば都市型ハイパフォーマンス、とでも言い換えられそう。ただ先進性が最大なのは間違いない。その点から感じて欲しい、ということかな。
サイズはまだ・・
期待感があるだけに導入サイズが進まないのは残念です。現在最小レベル、直に進むのかな?