NEXEN WINGUARD の特徴
- カテゴリー:スタッドレスタイヤ
- サイズ:13~14インチ
- 扁平率:70~65%
製品情報
NEXEN「WINGUARD」は、NEXENのスタッドレスタイヤブランドでは基準となるタイヤです。このタイヤからの進化や派生により同社のラインアップが形成されています。元々は北欧や北米を意識して開発されており、その技術は世界標準を訴えています。
国内では夏タイヤ同様NANKANGと比較されるケースが多く、夏タイヤでの相性の良さからスタッドレスタイヤも同列に選択する、という人も見られます。
「WINGUARD」の特徴は、方向性のあるリブデザインにより、アイスバーン、雪路、ウェットでも高い直進走行安定性を発揮することです。複数ある細い溝とシリカゴム配合のコンパウンドにより、冬の雪道でも強力にグリップし、かつ静粛性に優れていることなども特徴として挙げられています。
「WINGUARD」に関しては、ヨーロッパのタイヤテスト評価サイトにその評価が掲載されています。評価項目は以下の通り。
●グリップドライコンディション
●ブレーキドライコンディション
●グリップウェットコンディション
●ブレーキウェットコンディション
●グリップ雪路
●コンフォート(快適性)
●騒音レベル内部
●騒音レベル外部
●タイヤの摩耗
評価は、赤星5つが最高、以下4つ、3つ、2つ、1つ、そして最低が白星となります。満点は6か? この辺りやや理解が曖昧です。そして「WINGUARD」の平均総合評価はこちらで確認を。「Tyretest.com」
評価項目数は多いのですが、注目されるアイスバーンでの性能が見られません。また、全体を通してみてみると一貫性はなく、評価する人によってその印象は様々。タイヤの評価は使用する環境や車種によりそれぞれ異なりますので、この内容が「WINGUARD」の最終評価とはならないかと。それでも満足度は残念ながら高いとは言えず、やはり目的や環境を理解した上で利用することが必要であると考えます。
国内での発売も相応の年数が経過しました。サイズはかなり限定的です。派生製品が多いことからオリジナルの役割も終焉に近いのか。