ピレリ DRAGON の特徴
- カテゴリー:スポーツコンフォートタイヤ
- サイズ:14~17インチ
- 扁平率:55~40%
- 発売:2004年2月
製品情報
ピレリ「DRAGON」は、スポーツコンフォートカテゴリーでラインアップしました。ピレリには高性能な P ZEROシリーズがラインアップされていますが、グリップ力でその直下に位置付けされるのがこのタイヤです。
「DRAGON」はドライ・ウェットにかかわらずスポーティーなハンドリング実現の為に、左右非対称トレッド・パターンを採用しています。またパターンの中心部にあるジグザグ溝は、高速域においても安定したグリップを確保します。
最適化されたタイヤ構造は、冷えて濡れているアスファルト路面でも充分なグリップを確保し、タイヤの使用期間のすべてにわたって快適性や静粛性も維持し続けることを謳っています。ウェット性能はこのカテゴリーではグリップ性能とともに力が注がれ、太いグルーブがトレッド面に刻まれることでその役割を果たすことが主流、このタイヤもその影響を受けています。
「DRAGON」はピレリタイヤの中でのイメージはマイナーな商品であることは否めず、タイヤ選択でも ピレリにそんなタイヤがあったのか というような声が聞かれるほど。「DRAGON」の存在感の薄さは、P ZEROシリーズなどが突出したイメージを持たれている為であり、ピレリの戦略として「DRAGON」の在り方にやや不安を感じるところあるのでは。
それでも「DRAGON」は、ヘビーウェットからドライ時のワインディングロードまで、安定した走行性能を訴えるタイヤです。スポーツタイヤとして見た場合はかなり控えめな印象であり、グリップ性能に絶対的なものを求めることは難しく、一般的なスポーツタイヤの装着がオーバースペックになるユーザーなどにお勧めかと。
最近ではやや古さを感じるようにもなってきたことは否めず。タイヤサイズも寂しくなっています。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
当時あまりに気に入ったので、買いなおした上に違う車でも使用した。
ネットの評判を見ても、とりたてて好印象は書いていないタイヤなのだが。
このタイヤの特徴は、安心感だと思う。
今地面に食いついているか、そうでないかが不思議なことに感じ取りやすかった。
そしてハンドルが向いている方へ、即座に向きを変える印象がある。
このサイトの評価基準に、安心感と爽快感という項目があれば、間違いなく双方とも5を付ける。
そして、スポーツタイヤの入門には、実に勉強になる味付けのように思う。
このタイヤを履いてから、スポーツコンフォートクラスの違うタイヤを履いても、できるだけねばねば食いついて、あとは滑るばかりというタイヤからは爽快感が感じられないのが残念。
評価基準に、爽快感とか安心感という項目があっても良いと思う。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
2011年9月に購入。主に市街地を3万km程度走行。2014年3月にスリップサインが出た感じです。乗り方にもよりますが、コストパフォーマンスは高いと思いました。アジア系メーカー品との価格差もさほど開きが無くなっている現状、ピレリを支持します。
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