第13回 再装着
スタッドレスタイヤへ交換し、インプレッションを一旦終了していたNEXEN「N6000」ですが、3月下旬には再装着し購入から1年以上経過、実装着は約10ヶ月です。この辺で再度その感想をお届けしたいと思います。
再装着では、それまで後輪に装着していたタイヤを前輪へ、前輪は後輪へという具合にローテーションしました。これにより、摩耗の均等化が図られタイヤの寿命も延びるはず。FF車は前輪への負担が大きく、また駆動輪であることから少しでもコンデションが良好なタイヤが理想です。
さて、再装着から約2ヶ月経った感想ですが、トレッド面の摩耗状態は進んでいるような印象は覚えず。走行距離がそれほど進んでいないこともありますが、意外としっかりとした状態が保たれています。
気になるところでは、乗り心地が僅かばかり硬く感じるようになってきました。新品のような快適さを求めている訳ではありませんが、それでもタイヤ全体の微妙な変化が進んでいるよう。とは言っても、それまでの評価が否定的になるようなものではありませんが。
また、発進時の縦のグリップは、ウェットではラフな操作でやや弱さを感じるようになっています。ブレーキングはそのフィーリングに慣れたせいか、装着当初のような違和感は感じません。効きも衰えていないと感じています。「N6000」のトータルの走行距離は、おおよそ5,300km位。おおよそというのは、スタッドレスタイヤから再装着した時点での記録を忘れてしまいました。現在厳密な距離が出せません。(反省)
スタッドレスタイヤの装着で日々の走行が1日約6km。そして期間が4ヶ月で合計約720km。昨年の4月「N6000」の装着時から本日までの走行は6,058km。差し引きトータル走行距離は約5,300kmとします。再装着から1,100kmも走ったかなあという曖昧さは残りますが・・・良しとしましょう。
いずれにしても、この距離だと摩耗状態も進んでおらず、まだまだ走行には期待が持てます。タイヤの交換は年数では3年を目安にする見方もありますので、この分だとそれ位はいけるか。但し、性能の低下については仕方ないという割りきりがあってのことですが。 つづく