第16回 装着で思うこと

NEXEN「N6000」の装着

 NEXEN「N6000」を装着してから、もうじき2シーズン目終了となります。11月下旬から12月に掛けてはスタッドレスタイヤへの交換です。


 この2シーズン(期間としては約16ヶ月)を振り返ってみると、装着直後の意外な(良い意味)感触はそこそこ評価され、その後の走行でもある程度の満足を満たしてくれました。

 路面への摩耗跡やブレーキ ング時の違和感などマイナス面も直に感じることで、全体的なタイヤ評価に繋がりました。ただ、ほぼ毎日走行するものの走行距離の少なさは、減りに対しての実証が曖昧な印象は否めません。それでも経年のゴムの状態は、2シーズンを経ることで評価としては適正に判断されそうです。

 このタイヤは、移動距離が短く、しかし日々の走行を求められるユーザーなら案外適しているかもしれません。そのような感想をもちつつ、NEXEN「N6000」への評価を改めて感じています。タイヤという性格から一般的な使用環境では、複数年の利用が当然と考えます。その点で、シーズン通して更に2シーズンの走行をお伝えできたことは個人的にも有意義であったかと。

 正直、タイヤを感じることは難しい。その感じ方は人によって様々。当然装着する車が違えば走りも変わる。その理解を経てお伝えしてきた訳ですが、如何せん内容のヘボさは何ともし難いところですが・・

 まぁ、その点はご了承いただいたとして、このレポートもスタッドレスタイヤへの交換をもって終了にするつもりです。  つづく

2010.11.2

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