第19回 4シーズン目へ

4シーズン目

 NEXEN「N6000」の装着レポートを3シーズンに渡りお伝えしましたが、実は今もこのタイヤ装着しているのです。と言うことは4シーズンに入ったことになります。私自身もここまで引っ張るとは考えていませんでした・・


 理由はいくつかあるのですが、大きくは次の新品タイヤ購入のタイミングを逃していること。どういうことか? 

 地震の影響では未だ出費に対しての負担は大きい。それでもタイヤ購入を図ろうとする時、急ぎ必要なものが必ず発生するのです。最も重要なPCやその他諸々、金は出て行くばかり。いくつか候補を挙げ見積もっているものの、財布を見ると先延ばしせざるを得ない。などの理由で「N6000」は未だ健在と言うことです。

 どうせなら4シーズン目のレポートもお伝えすべきか。アジアンタイヤの寿命と言う点ではこれはこれで良い機会です。

 さて、今シーズンのスタッドレスタイヤから夏タイヤである「N6000」への交換は4月の上旬ころ。この冬は寒さ厳しく降雪も多かった為に、私ばかりではなく全体的にタイヤ交換は遅れ気味でした。今回タイヤ交換では、通常よりも2%~3%レベル空気圧は高めに設定しました。経年による性能低下での燃費悪化に対処したつもりです。

トレッド面

 走行では、さすがに4シーズン目のタイヤはかなり厳しい印象です。特に乗り心地はダメダメです。トレッドの硬さからくる不快感は大きい。そして高めの空気圧は更なる悪化を感じさせます。ノイズも気になる。ザァーというやや耳障りな音に変わっています。

 タイヤが硬くなった分快適性への向上には繋がらなかったよう。仕方なく直ぐに規定値へ戻しました。目視ではゴムの艶は無くなっており、タイヤの古さは感じてしまいます。ゴムの劣化等激しいものは見られません。ただトレッド面の溝底は僅かな「クラック」(ひび割れ)が発生してます。このレベルでは問題はなさそうですが。

 走行距離は昨シーズンのスタッドレスタイヤ交換前までシーズントータルで約10,000kmですので、トレッド面の磨耗はそれ程は進んでいません。今シーズンも装着から1ヶ月強で走行は限られます。残溝だけ見ればまだまだ十分なレベルです。

 さて、こうなればどこまで使用可能か見届けたくなるもの。高速走行などタイヤへの負担が増す場合はやや緊張しそうですが、安全性を確認しながら今しばらく「N6000」との付き合いは続きそうです。  つづく

2012.5.25

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