NEXEN EURO-WIN の特徴
- カテゴリー:スタッドレスタイヤ
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:80~65%
製品情報
NEXEN「EURO-WIN」は、同社のスタッドレスタイヤのラインアップ「WINGUARD」シリーズ同様、得意とする北欧や北米に実績を持つスタッドレスタイヤです。
「EURO-WIN」と「WINGUARD」は、共にシリカ配合のコンパウンドを有し、アイスバーン、雪路、ウェットでの走行安定性を謳っています。
「WINGUARD」シリーズは、対象車種や用途による専用設計が施され各々デザインも異なります。基本デザインの「WINGUARD」は、トレッドデザインが変則的なブロックの配列で、特に直進性の向上が訴えられています。ただ昨今の高性能スタッドレスタイヤのブロック形状に見慣れた人にとっては、やや斬新(古い)なデザインという印象かと。
対して「EURO-WIN」は、基本的デザインを踏襲し複数の細い溝とブロックエッジにより、氷雪路でのコーナリング性能とブレーキング性能に対しての強調が目立ちます。
その印象は基本的にアジアンスタッドレスタイヤ全体の評価に多く見られるような、普通に走り、普通に使うには問題ない、というレベルに終始します。しかし、拘ればタイヤのゴムの感触は国産スタッドレスタイヤと比較するとやや硬い、サイプは一昔前の形状で古さを感じる、というものも。
その為使用環境にもよってもですが、特にアップダウンのあるテカテカ路面ではやや分が悪い印象です。アイスブレーキ性能やアイスグリップ性能など、より強調されるべき性能面での懸念は気になるところです。
ただ、一部ではシャーベットからウェットへ進んだ路面状態では想像以上のグリップ感が得られた、というものも。これヨーロッパなどでは意外と多いとされる冬の路面環境です。よってその環境への対応は果せているということかも。
価格面からは中古タイヤと比較されることもあるようですが、やはり新品であるが故に実際に装着すると安全性という点では安心感は得られそう。なお「EURO-WIN」は、750と800ではトレッドデザインが異なります。
インプレッション
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
NEXEN EURO-WINは雪上での使用はほぼ問題はありません。急発進、急ブレーキなどもしっかりとグリップしてくれました。氷上性能は若干滑るのが正直なところです。ドライ、ウエット性能は国産スタッドレスタイヤとあまり変わりはないと思います。寿命は初めて装着したのでわからないので、何となく3にしておきました。総合評価として、この値段でここまでの性能は正直驚きです。韓国の技術は恐るべしです。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
サマーB/S GL-R 215/60R17C 109/107Rよりも太い
同じインセットだとはみ出しました
高速道、一般道、ドライ、ウェットに関わらずGL-Rと遜色ありません
ブレーキもほぼ変わらず…
サイプは国産に比べて少な目です
コンパウンドも硬いのか?硬いですね
スタッドレス特有のトレッド表面の荒れはないです
サマーのトレッド表面と同じです
トラックタイヤだから?
スタッドレスと言うよりオールシーズンって感じです
氷上は走りたく無いと思ったので1
雪上はちょっとなら良いけど長距離は嫌なので3
寿命は期待を込めて
スタッドレスとしてなら2
オールシーズンとしてなら5
間をとって3
コンパウンドは触った感じ ATR SPORT WINTER 101より硬いです