NEXEN(ネクセン)スタッドレスラインアップ
昨シーズンから見られた NEXEN ラインアップの劣化、2017-2018年シーズンはどうよ? が最大の興味です。
WINGUARDシリーズは、アイス性能への拘りを強める「WINGUARD ICE」、ドライ・ウェットでの価値を見出す「WINGUARD SPORT」、そしてSUV/4×4専用の「WINGUARD ICE SUV」に変化はありません。
注目はシリーズ上位の「WINGUARD Snow'G」がフェードアウトしたけれど、代わって登場したのが「WINGUARD Snow'G WH2」です。しかし、従来とは方向性に変化が見られ、雪路でハイパフォーマンスを示すもアイスでは標準化、主張最大はドライ、ウェットの大幅な向上です。ここ気にしてみたい
2017-2018 NEXEN の特徴
NEXENジャパンの稼動によって大幅なラインアップの変更が果たされるのかな、と思ったけれどそうでもない。NEXENジャパンが示すスタッドレスラインアップ、まだ準備中かな?
この動きやや肩透かし。メーカーの日本法人だし、タイミング宜しく確定的動きが見られるものと期待していました。最新へは8月末まで完了させること。メジャーの多くはここに拘っています。
グローバル展開と同じラインアップ
ならグローバルはどうよ? ということで調べれば、「WINGUARD ICE」がフラッグシップ、続くのは「WINGUARD SPORT」、更に「WINGUARD Snow'G WH2」が新たなポジションで訴え、SUV/4×4は「WINGUARD ICE SUV」が担う、という具合です。他にも見られるけれどいずれもスパイクなのでこれは対象外。
課題はサイズの充実
新シーズンへ向けた国内ラインアップはグローバルと同じです。決して劣りしない製品展開を果たしていることになります。ならあとは各製品のサイズ展開でしょう。必ずしもこちらはグローバルに沿っていない。このこと自体は理解出来るけれど、いま少し充実が望まれます。
NEXEN性能比較
乗用車用
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- ネット参考価格
アイス性能の追求を訴えるのが「WINGUARD ICE」。名称からも特徴の把握が出来そう。斜めや縦にも走る複雑化した形状を採用するサイプ、氷を引っ掻くエッジ効果を増大させ、効きへの可能性高めるのでは。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- ネット参考価格
ミドルクラスを装着対象にした WINGUARDシリーズの高性能モデル。トレッドデザインが特徴となり高性能スタッドレスの雰囲気も感じさせる。但し SPORT を謳う特性はドライ、更にはウェットの高さが主張点となりそう。
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- ネット参考価格
「WINGUARD Snow'G」からの進化、というよりも起点として新たな方向性へ向かう。メーカーによる性能指針は雪路でハイパフォーマンスを示すもアイスでは標準化、しかし主張最大はドライ、ウェットの大幅な向上。
SUV/4×4用
- 氷 上 性 能
- 雪 上 性 能
- ド ラ イ性能
- ウェット性能
- 寿 命
- ネット参考価格
「WINGUARD ICE」からの派生。WINGUARDシリーズの中で氷上性能強化に望むのが「WINGUARD ICE」であり、SUV/4×4にもこの性能を搭載する。従来の「WINGUARD SUV」からの特性も当然ながら受け継ぐ。