第11回 装着から約5ヶ月経過
前回の「高速走行」から1ヶ月、NEXEN「N6000」の装着からは約5ヶ月の経過となります。走行距離は、2,200kmを超えましたが相変わらず伸びていません。しかし、前回からは700km走行となりますので現時点での報告をします。
夏休み期間でもあったこの時期、家族を連れ遠出もしました。また、今年は例年ほどの暑さではないのですが、それでも夏の日差しは厳しく、タイヤへの影響は大きいと考えられます。
まず、タイヤの空気圧の変化を確認します。前回の測定は、高速走行の前になりますので約1ヶ月前です。今回の結果は、前輪2.35kg/c㎡、後輪2.3kg/c㎡であり、規定としている前輪2.5kg/c㎡、後輪2.4kg/c㎡から僅かに低下しています。
この空気圧の低下が影響しているのか、乗り心地に関しては、やや変化が感じられるようになった印象があります。以前は、走行シーンにより変化が出ることに触れていますが、一般路ではその印象が薄かったのです。しかし、今回は一般路でもやや突き上げる印象を持つことがあります。
ただそれ以外は、タイヤへの変化というものは特段感じません。今年の夏は暑さとともに雨の日も多く、ウェットでの走行も随分多いのですが、ラフな操作をしない限り、タイヤの滑りなど危険へ繋がるような変化は見られません。上り坂の途中での停止でも、発進の際タイヤの空転など見られません。
当初は、正直ウェットでの性能にやや不安を持っていたのですが、装着から今まで一度も危険と感じるようなシーンは経験していません。もっともその運転スタイルによって変化もあるのでしょう。至って普通に安全重視、発進も燃費を気にして経済的な操作に徹していること、それがこのような印象を得ることになるのかもしれません。
タイヤの摩耗は、目立つところ見られません。偏磨耗も当然なく、トレッド面はきれいな状態が保たれています。物により、タイヤの変化は3,000km辺りから見られる場合もあるようですが、現時点ではマイナス的に評価されるような点はないようです。
タイヤのサイドは、このところ洗車をサボっているせいか、すっかり艶が見られなくなってしまいました。新品時の艶々の状態はもう見られないようですので、タイヤの艶出しでも使うしかないようです。タイヤの艶出し(タイヤWAX)は、人によりその評価が異なりますが、私は洗車の際には好んで使用しています。
まだ酷使といえるほどの走行には至っていませんが、それでも間もなく半年になることで、時の経過による変化を意識するようなタイミングといえます。NEXEN「N6000」の性能が、今後どう変化するのか引き続き気に掛けていきます。 つづく