第8回 走行1,000kmのインプレッション

n6000 走行距離

 4月に購入・装着したNEXEN「N6000」ですが、2ヶ月以上経過しやっと1,000kmになりました。(厳密には、 993.6km) 装着当初のわくわく感はやや薄れ、日常の足として変わらぬ日々が経過しています。


 ということで100kmの慣らし後の区切りとして、現時点での感想をお伝えします。但し、高速走行はまだ行って いませんので、その点は悪しからず。

 さて、すっかり馴染んだ感があるNEXEN「N6000」ですが、最近では特段の発見や驚き、期待感というものが無くなっています。というのも、このところほとんど目的を持った走行が実施できず、単に移動手段としての利用に特化してしまっていることがその理由かと。

 ただ、唯一ハードブレーキングを試す機会がありました。というか強引に行ったのですが、40km位のスピードからほぼフルブレーキ。ABSが作動しましたが、今までのルーズな印象はやや改善され「効くかな?」というレベルに好転です。それでも、街中での深い踏み込みは相変わらずの感触ですので、これはタイヤとの相性であると言えそうです。

トレッド面

 更に、やや強引に引き出しますが、乗り心地感にやや硬さを覚えるようになってきました。装着当初のような程 よい感触から、多少ゴツゴツした印象を感じるケースが増えています。路面に影響されるのか、古くなったアスファルトでは特にその傾向が強いように感じます。


 トレッド面は、当然ですが劣化やその他の影響はまだでていないようで、きれいな状態が確認できます。2ヶ月、1,000kmでゴムそのものが退化してしまうことは無いでしょうから、タイヤが馴染んだ結果しっかり感がでてきたとも解釈できそうですが・・・。

 前回お伝えした摩擦痕は、相変わらずで駐車スペースには随分その痕跡が増えてきました。黒いタイヤ痕はやや気にかかる模様です。1,000kmの走行で感触に当初より僅かな変化が見られますが、それが大きく性能の低下を感じさせることには繋がっていません。

 今後は、高速走行の実現とタイヤライフに関して確認していきたいと思います。  つづく

2009.6.12

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