2010タイヤ新製品情報。新発売のタイヤ情報についてお伝えいたします。

  • bluearth ae01
  • ecopia 100s
  • advan db
  • pilot sport3
  • ecopia ex10

 ミシュランによりますと、SUVスタッドレスタイヤ「LATITUDE X−ICE XI2」を新たに発売するようです。


 「LATITUDE X−ICE XI2」は、従来品「LATITUDE X−ICE」の後継とされ、高い評価を受けている乗用車用スタッドレスタイヤ「X−ICE XI2」の先進技術を全面的に投入されたタイヤだそうです。

 その特徴は、「アドバンス・トレッドブロック」の採用。これは、高いブロック剛性で接地面の安定化やエッジ効果をもたらし、氷上の水膜を除去し氷面に密着させる効果を期待できるようです。


 タイヤの接地面積は大幅に拡大され、路面から受ける圧力をトレッド全体に均一に分散。氷上性能の向上を謳います。

 そして、タイヤ構造に高速走行対応プロファイルを採用し、スピードレンジをそれまでの「Q」(160 km/h)から「T」(190km/h)へとアップ、高速走行での安定性を図っているようです。


 従来品比較では、アイスブレーキ性能を約25%、アイストラクション性能を約24%向上しているそうです。ウエットブレーキ性能は、従来品と同等の性能を維持となっています。

 また、同社では転がり抵抗に配慮したタイヤに「GREEN Xマーク」を表示していますが、「LATITUDE X−ICE XI2」にもその表示が見られるようです。


 発売サイズは、215/70R16 100Tから235/55R18 100Tの計9サイズ。発売時期は、2010年9月1日より順次。

【2010.8.27】
ページの上へ

 ピレリでは、中小型車向けのハイウェイスタッドレスタイヤ「WINTER SNOWCONTROL SERIEU」(ウインター・スノーコントロール・セリエデュエ)を発売するようです。


 「WINTER SNOWCONTROL SERIEU」は、同社のプレミアムスタッドレスタイヤである「WINTER SOTTOZERO」シリーズをベースに中・小型車向けとして開発したものだそうです。

 対象は、冬季の非降雪地域での走行をイメージしており、気温の変化に対応するTDCコンパウンド(温度反応コンパウンド)を採用し、ドライ路面、ウェット路面、降雪路面など想定されるあらゆる路面において安定した性能を発揮することを訴えています。


 このTDCコンパウンドは、-20度から7度の温度域でよりウインター性能を発揮し、低温下での弾性を最高に維持して、非常に高いグリップを発揮する特性を持っているのだそうです。

 なお、同製品は速度記号により190シリーズと、210シリーズに分けられているようです。


 190シリーズは、165/70R14 81T から 185/55R15 82T の10サイズ、210シリーズは、195/55R15 85H、195/50R15 82H の2サイズ。但し、実販売はサイズの限定があるようです。発売時期は、2010年9月から順次。

【2010.8.17】
ページの上へ

 ピレリでは、昨シーズン発売の乗用車用スタッドレスタイヤ「WINTER ICECONTROL」に12サイズ追加を発表しています。


 「WINTER ICECONTROL」は、日本向けに開発された最新のスタッドレスタイヤ。その性能は、ピレリ独自のコンパウンド技術やブロック配置、さらに常に広い接地面積を確保する断面形状を採用、最も滑りやすいアイスバーンなどでその性能が発揮されることを謳っています。

 昨シーズンの発売時には、8サイズで展開。やや寂しいスタートとなりましたが、今回12サイズが追加され全20サイズの設定となりました。


 ピレリでは、軽自動車やコンパクトカーから大型サルーン・ミニバンまで数多くの乗用車に「WINTER ICECONTROL」の対象が広がったとしています。

 今回の追加でサイズは、155/65R13 73Q から 225/45R17 91Q までの全20サイズ。追加サイズの発売は、2010年7月から。

【2010.8.17】
ページの上へ

 グッドイヤーでは、同社の低燃費タイヤ「EfficientGrip」に7月と8月に計9サイズが追加になったことを発表しています。


 今回追加されたのは、185/65R14 86H から 225/40R18 92W XLで、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を示しています。これらは、低燃費タイヤとしてラベリング表示できるようです。

 「EfficientGrip」は、欧州グッドイヤーが発売し、国内へは昨年の10月から導入されています。当初は、4サイズで始まり、4月に1サイズ追加。


 今回の9サイズ追加で合計14サイズになり、車種フォローは随分拡大したものと思われます。

【2010.8.13】
ページの上へ

 ヨコハマでは、ランフラットタイヤ「Z・P・S」シリーズの新商品として、ランフラットスタッドレスタイヤ「アイスガード トリプル Z・P・S」を発売するようです。


 「アイスガード トリプル Z・P・S」は、「アイスガード トリプル」の「新・温度対応」コンセプトを受け継ぎ、冬季走行でさまざまに変化する路面に応じて優れた走行性能を発揮。

 また、ランフラットタイヤとして、空気が抜けた状態でも走行可能なように、タイヤのサイドウォールを補強する「パワーアーチ」、タイヤ変形に対応する「Z・P・Sビードフィラー」、リムからのタイヤはずれを防止する「Z・P・S高剛性ビードワイヤー」など独自のランフラット・テクノロジーを搭載しているそうです。


 これらによって「アイスガード トリプル Z・P・S」は、スタッドレスタイヤとランフラットタイヤ双方の性能を高次元で両立していることが謳われています。

 発売サイズは、195/55RF16 87Q〜245/40RF18 93Qの6サイズ。発売時期は、2010年9月から順次。

【2010.8.7】
ページの上へ

 ヨコハマでは、既存のスタッドレスタイヤ「アイスガード トリプル」をリニューアルし、「アイスガード トリプルプラス」として発売するようです。


 「アイスガード トリプルプラス」は、「アイスガード トリプル」の性能を更に進化させ、それにエコ性能の追加を特徴としているようです。

 従来品「アイスガード トリプル」は、トレッドゴムの素材配合やトレッドパターンデザインの高密度化を図る「トリプル」コンセプトを採用。今まで氷上性能との両立が難しかったドライ性能やウェット性能も大幅に向上させ、同社のスタッドレスタイヤでは最高の氷上性能を達成していると謳っていました。


 そして「アイスガード トリプルプラス」は、ドライやウェットそして磨耗に強いゴムの特性を発揮させるブラックポリマーの進化である「ブラックポリマー2」を新たに採用。これにより、より低温の条件でもゴムの柔らかさを保ち、タイヤを路面にしっかりと接地させることができるのだそうです。

 更に、タイヤの構造を見直すことで、スタッドレスタイヤにおいてもころがり抵抗の低減による燃費性能への貢献を追及。従来品に比べ転がり抵抗を約4%低減させているそうです。


 なお、愛称は「アイスガード トリプルプラス」、 製品名は「アイスガードiG30」としています。

 「アイスガード トリプルプラス」の発売サイズは、135/80R12 68Q 〜 245/40R20 95Qの104サイズ。発売時期は、2010年9月から順次。

【2010.7.30】
ページの上へ

 ヨコハマでは、「環境+人に優しい」をコンセプトにした「BluEarth」を立ち上げ、その第一弾商品として、低燃費タイヤ「BluEarth AE01」を発表しました。


 「BluEarth」コンセプトは、同社のエコタイヤシリーズ「DNA」ブランドを元に、更なる環境性能の向上に加え、ドライバーや同乗者、そして周辺生活環境に対する負荷低減(やさしさ)性能の実現をメインテーマとし、「地球環境に良く、快適であり便利なタイヤとは何か?」を使う人の視点から考えたタイヤづくりを進めるということ。また、グローバルコンセプトとして世界的な展開をしていくそうです。

 この考えによって今回発表された「BluEarth AE01」は、低燃費タイヤとして転がり抵抗係数が(AA)、ウェットグリップ性能が(c)の性能だそうです。「(AA)の低燃費タイヤをもっと身近に」をテーマとして開発。より多くのユーザーに使用してもらう為に、販売量の多い量販ゾーンにて展開するとしています。その為に、価格面でかなりの期待感が出来そう。更に、コンパクトカーや軽自動車などを対象に、13インチから16インチ、60から80の設定、年間150万本の販売目標だそうで、これはかなりのボリュームか。


 テクノロジーは、オレンジオイル配合技術や発熱コントロール技術などを採用、転がり抵抗では従来品「DNA ECOS」に比べ24%低減し、ウェット性能も両立しているそうです。また、静粛性と快適な乗心地を確保し、更に車外へのタイヤノイズ(通過音)も大幅に低減し、周辺環境へも配慮しているのだそうです。

 ヨコハマでは、今まで「DNA」シリーズがエコタイヤを牽引してきました。そのトップに位置するのが「DNA dB Super E−Spec」、その汎用タイプが「DNA EARTH−1」でした。今回の「BlueEarth」は、「DNA」の進化を謳っていますので、商品ラインアップには新たなポジショニングが設定されるものと思われます。


 「BluEarth AE01」の発売サイズは、215/60R16 95H 〜 145/80R13 75Sの全20サイズ。発売時期は、2010年7月1日より順次。

【2010.6.9】
ページの上へ

 ブリヂストンでは、低燃費タイヤのガイドラインで転がり抵抗係数が最上位の「AAA」を有する「ECOPIA EP100S」を発表しました。


 これまで、「ECOPIA EP100」は転がり抵抗係数「AA」、ウェットグリップ性能「c」、「ECOPIA EX10」は、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」でした。

 「ECOPIA EP100S」の「AAA」実現は、「ECOPIA EP100」をベースに材料技術の新たな採用によりタイヤの発熱とエネルギーロスを低減し、ショルダー形状も最適化することにより転がり抵抗の更なる低減を実現しているそうです。


 これによって、従来品(B−STYLE EX)比較では、転がり抵抗で39%も低減しているそうです。なお、「ECOPIA EP100S」のウェットグリップ性能は「c」です。

 転がり抵抗係数が最上位の「AAA」は、既にトーヨー「SUPER ECO WALKER」もその実現を発表しています。その為、他メーカーもこれに追随するものと思われます。


 「ECOPIA EP100S」の発売サイズは、185/65R15 88Hと195/65R15 91Hの2サイズ。発売時期は、2010年6月25日から。

【2010.6.7】
ページの上へ

 ピレリでは、公道走行可能を謳う新セミ・レーシングタイヤ「P ZERO TROFEO(ピー・ゼロ トロフェオ)」を発売したようです。


 「P ZERO TROFEO」は、パワフルなロードカー向けに開発した一般公道での走行が可能なモータースポーツユースの低扁平タイヤだそうです。

 WRC用タイヤの影響を受けたトレッドデザインを採用し、伝統的な左右非対称トレッドデザインも継承。IN側では、排水性向上のため溝面積を増やしグリップ力とコーナリング性能を確保、OUT側は、ターマック(舗装路面)用のラリータイヤに由来した独特のデザインを持たせているそうです。


 また、リアタイヤ専用サイズは他のサイズよりも溝面積の少ない「接地面積重視」パターンを採用し、ドライでのグリップを確保。タイヤノイズの低減も図られているそうです。

 更に、新しいコンパウンドの採用によりウェット性能を犠牲にすることなく、非常に発熱した状態でも長時間優れたパフォーマンスを維持することが可能だそうです。そして、原材料からアロマティック・オイルを排除したことにより環境問題にも配慮していることを訴えています。


 発売サイズは、235/40ZR18XL から 325/30ZR19 の13サイズ。既に5月下旬からは19インチを中心に先行販売し、その他のサイズは今夏販売開始予定だそうです。

【2010.6.3】
ページの上へ

 トーヨーでは、PROXESブランドのNEWフラッグシップタイヤとして「PROXES 1」(プロクセス・ワン)を発表しました。


 「PROXES 1」は、欧州のスーパースポーツカーをターゲットとするようで、PROXESブランドでは最高レベルのドライグリップを誇ることを謳っています。

 これは、前後での専用設計(前輪用は後輪にも対応可能のよう)を特徴とし、前輪は、トリプルトレッド構造を基本とし、OUT側により高い剛性を確保出来るコンパウンドを、IN側には、剛性変化の少ないコンパウンドを使用。コーナーリングとブレーキングでの安定した性能を発揮するそうです。


 後輪は、ドライ操縦安定性向上の為に、シングルトレッド構造を採用、更に、新設計の超高硬度コンパウンドを採用。

 これにより、スポーツ走行時には高い運動性能を発揮し、市街地では快適な静粛性と乗り心地を訴えています。


 発売サイズは、305/30ZR19 102Y 〜 235/40ZR18 91Y の6サイズ。発売時期は、2010年6月1日より。

【2010.5.14】
ページの上へ

 グッドイヤーでは、同社のエコタイヤ「EfficientGrip」が低燃費タイヤとしてのラベリングにおいて、サイズが追加されたことを発表しています。


 今回追加されたのは、185/65R15 88Hで、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を取得したそうです。これにより、設定5サイズすべてが低燃費タイヤとしてラベリング表示できるようです。

 「EfficientGrip」は、欧州グッドイヤーが発売しているエコタイヤです。これを国内では昨年の10月から導入しています。タイヤの転がり抵抗の低減実現をトレッドコンパウンド自身に頼らず、タイヤ構造と構造材料を改良することにより達成。


 トレッドコンパウンドは、ウエットグリップの向上だけの改良が行われ、これにより、ドライとウエットのグリップ性能を落とさずに、転がり抵抗の低減が実現されていることを謳っています。

【2010.4.29】
ページの上へ

 トーヨーでは、エコタイヤ「ECO WALKER」を超える超エコタイヤ「SUPER ECO WALKER」を発表しました。


 「SUPER ECO WALKER」は、タイヤのラベリング制度で「転がり抵抗係数」のグレードが、設定値で最高の「AAA」を得たモデルだそうです。既存の「ECO WALKER」は、同グレードが「A」であり、「AAA」を得たモデは現時点における「低燃費タイヤ」の中では唯一のようです。なお、「ウェットグリップ性能は「c」だそうです。

 「SUPER ECO WALKER」の技術は、トレッド部に新素材「スーパーアクティブポリマー」を配合、そしてシリカ配合量の最適化とグリーンパウダーの採用でエネルギーロスの低減を図っているそうです。また、トレッドパターンや構造技術は「SUPER ECO WALKER」専用設計としたようです。


 発売サイズは 195/65R15 91H の1サイズ。発売時期は、2010年7月1日より。

 トーヨーでは、先に「ECO WALKER」の性能試験手順の誤りから、一部サイズが基準を満たしていないにもかかわらず低燃費タイヤと誤表記したことを公表、訂正しています。


 このことは、同社にとってはマイナスイメージは避けられないことですが、その後の対応のあり方には必ずしも批判的な印象は感じませんでした。しかし、「ECO WALKER」に関するイメージの低下は少なからず残っており、今回の「SUPER ECO WALKER」の発売はその払拭がメインと考えられます。

 個人的には、現時点での転がり抵抗係数の最高性能「AAA」は唯一であり、「SUPER ECO WALKER」へは好感を持っています。ただ欲を言えば、「ウェットグリップ性能も「c」ではなく「b」へのレベルアップを達成してほしかった。


 発売サイズは、195/65R15 91H の1サイズですが、もっともフォロー範囲が広いサイズですので、既存の「ECO WALKER」との兼ね合いを考えればしょうがないところでしょうか。

【2010.4.17】
ページの上へ

 ヨコハマでは、同社のコンフォートレベルのエコタイヤ「DNA dB Super E−spec」の静粛性を向上させた新型を発売するようです。


 「DNA dB Super E−spec」は、天然ゴムに天然素材の「オレンジオイル」を配合、その結果「スーパーナノパワーゴム」を開発し、コンパウンドに使用することにより転がり抵抗の大幅な低減を実現。

 また、タイヤの原材料には、重量構成比の80%に非石油系資源を使用。これにより、廃棄時の焼却によるCO2の発生を抑えることができ、また、限りある石油資源の使用を減らすことにも配慮していることを謳うタイヤです。


 今回、これらの性能に、より静粛性の向上を狙い、「サイレントリング」と呼ばれる吸音材をリング状にしたモジュールを、タイヤ内部に組み入れることで、路面からの衝撃によって空気がタイヤ内で振動する音(空洞共鳴音)を吸収することで、タイヤノイズを低減することを訴えています。

 この空洞共鳴音を吸収する技術は、既にダンロップの特殊吸音スポンジで実現されていますが、ヨコハマの技術は、吸音材をリング状にすることで差別化を図っているものと思われます。


 発売サイズは、195/65R15 91H、185/65R15 88H、195/55R16 86Vの3サイズで従来同様。発売時期は、2010年3月5日より。

【2010.2.25】
ページの上へ

 ミシュランでは、高性能スポーツタイヤ「Pilot Sport3」を発売するようです。「Pilot Sport3」は、レースで鍛えられた技術を投入し、日本をはじめとする世界で発売されるグローバル商品だそうです。


 ミシュランの自社調査では、スポーツタイヤユーザーは、ドライグリップやハンドリング性能だけではなく、耐摩耗性、静粛性、快適性、そしてウェット性能も求めていることがわかったそうです。このようなあらゆるニーズに対応すべく開発されのが、「Pilot Sport3」なのだそうです。

 「Pilot Sport3」の特徴としては、3つの主要な技術が挙げられます。


 まずは、「スポーツ・パワー・コンパウンド」の開発。これは、ウェットグリップを高めブレーキ性能の向上、優れた耐摩耗性・ロングライフの追及、そしてエネルギー効率向上をキーテクノロジーとするのもだそうで、コンパウンドに配合されることで実現されているそうです。

 次に、接地面とコンパウンドの温度バランスを最適に保ち、ハンドリングの安定化を図る為の「トレッド・ストラクチャー」を採用。


 そして、トレッドパターンは、ブロックのヨレを抑制する「ブリッジ」と、ブレーキング時の接地面を最適化するために「オプティマム・チャンファー」を配置。

 また、トレッドパターンやブロック数を最適化することで、車内に伝わるノイズ音質が人の耳に聞こえにくくなるようにする「ノイズ低減テクノロジー」をも導入しているそうです。


 これらから、特に従来品比較では、ウェット路面における制動距離の充実が訴えられ、約9%の向上が謳われています。

 なお、タイヤサイズ275以下は5リブパターン採用、285以上は6リブパターン採用です。


 発売サイズは、255/35ZR19 96Y から 185/55R15 85V の30サイズ。発売時期は、2010年3月1日より順次。

【2010.2.16】
ページの上へ

 ピレリでは、環境性能に優れた同社のブランド「Cinturato」に、中型・大型セダン向けのタイヤとして「Cinturato P7」を発売したようです。


 「Cinturato P7」は、左右非対称パターンや、「P ZERO」シリーズから継承する4本溝の採用など新しいトレッドパターンを導入し、転がり抵抗の低減、静粛性、省燃費性能などを特徴とし、更に、高速走行時の安定性やハンドリング性能なども高められ、走りに対する性能も期待できるそうです。

 また、有害物質の排出を低減させた新コンパウンドと繊維とのハイブリッド素材を使用、摩耗時のグリップ性能と高い耐久性をも確保していることが訴えられています。


 「Cinturato」シリーズは、スタンダードモデルの「Cinturato P4」、コンフォートモデルの「Cinturato P6」、そして今回プレミアムモデルの「Cinturato P7」がそろったことで、同シリーズの完成が謳われています。

 但し、「Cinturato P7」は、2010年1月から新車装着タイヤとして導入されているようですが、まだ市販タイヤとしての発売はされていません。今後、正式な導入時期については決まり次第発表するとしているようです。

【2010.2.13】
ページの上へ

 ヨコハマ「ADVAN dB」に、ロープロファイルサイズが追加になるようです。


 「ADVAN dB」は、それまでの「DNA」ブランドが得意としていたエコ性能と快適性を継承しつつも、より運動性能を強化することで「ADVAN」ブランド冠したプレミアムタイヤです。

 特徴は、「ADVAN dB専用非対称パターン」の採用。これにより高い剛性感を実現し、静粛性の向上、また快適性も期待できるようで、最新のプレミアムカーにも対応することが訴えられています。


 ヨコハマでは今回のサイズ拡大を、ロープロファイルタイヤが純正指定サイズとして装着されている車両が増えていること、また、ロープロファイルタイヤに対して走行性能、更に静粛性や快適性を重視するユーザーが多いことに対応することをその理由としています。

 最も、2009年7月に発売されたものの、当初のサイズ設定は15サイズ(その後17サイズ)。このカテゴリーにおいては、フォロー範囲は狭く、サイズ拡大は規定路線と言えそうです。


 発売サイズは、185/65R15 88H から 275/30R20 97Wの計28サイズ、既存サイズと合わせて合計45サイズとなります。発売時期は、2010年2月5日から順次。

【2010.1.28】
ページの上へ

 ブリヂストンでは、エコタイヤ「ECOPIA」ブランドの新製品「ECOPIA EX10」を発売するようです。


 「ECOPIA EX10」は、実質コンフォートタイヤ「B-STYLE EX」の後継、そして「ECOPIA EP100」の下位にポジショニングされるエコタイヤでもあります。

 特徴としては、「B-STYLE EX」より転がり抵抗を25%低減、ウェットブレーキ性能を14%向上し低燃費と安全性の両立が謳われます。


 これは、タイヤの回転時に発生するエネルギーロスを抑制して、転がり抵抗を低減する材料技術「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」の採用、タイヤが転がるときに発生する歪みを抑制するエコ形状の採用、タイヤ部材ごとの重量バランスを最適化などにより転がり抵抗の低減を図っているそうです。

 また、「周方向ハーフサイプ」や「2in1ブロック」などによりウェット性能を向上、スクエア形状の新接地形状で偏摩耗を抑制する技術も採用されているそうです。


 なお、185以下のサイズでは、軽・コンパクトカー専用パタンを採用。両トレッドショルダー部の偏摩耗(両肩摩耗)にも配慮しているそうです。

 「ECOPIA EX10」は、「ECOPIA EP100」と比較して、転がり抵抗は控えめですが、運度性能面を訴えることでよりスタンダードなポジショニングを得たタイヤであることが感じられます。


 発売サイズは、50サイズ。発売時期は、2010年2月1日から。

【2010.1.14】
ページの上へ

 ダンロップでは、同社のフラッグシップを謳う「SP SPORT MAXX GT」と「SP SPORT MAXX TT」を発売するようです。


 双方とも高性能輸入車向けのタイヤとして訴えられていますが、「SP SPORT MAXX GT」は、左右非対称パターンを採用しパターン剛性の最適化を図り、高次元のハンドリングと高速安定性を実現。

 また、「SP SPORT MAXX TT」は、日本とヨーロッパの共同開発により、高い運動性能とウエット性能を両立しているそうです。


 「SP SPORT MAXX GT」は、よりハイパフォーマンスであり、世界の高性能車に純正装着されていたモノを今回市販されることが訴えられています。

 それに対して「SP SPORT MAXX TT」は、グローバルフラッグシップを謳い、サイズ設定も多くより広範囲での装着を可能としているようです。


 ダンロップのタイヤラインアップでは、双方ともよりプレミアムなスポーツコンフォートに位置付けられ、それまでのポジショニングを超える扱いのように感じます。

 発売サイズは、「SP SPORT MAXX GT」が305/25ZR20から245/45ZR19 102Yの9サイズ、「SP SPORT MAXX TT」が275/30ZR19 96Yから205/60ZR16 96Wの40サイズ。発売時期は、2010年2月から。

【2010.1.9】
ページの上へ

 ブリヂストンは、「POTENZA」ブランドでは初となるエコタイヤ、「POTENZA S001」を発売するようです。


 「POTENZA S001」は、「POTENZA RE050」の後継に位置付けられるものと思われ、スポーツタイヤカテゴリーとして、初めてエコ性能を有するタイヤが導入されることになります。

 「POTENZA RE050」は、スポーツタイヤですが、「POTENZA RE11」に比較すると、絶対的な運動性能はやや落ちます。その分、スポーツコンフォートレベルの快適性を備え、プレミアムタイヤとしての位置付けを得ています。


 それを受け継いだ「POTENZA S001」は、非対称パタンとサイド補強材が採用され、ドライ及びウェット性能を高次元化。タイヤ構造の最適化により、運動性能を向上させつつも快適な乗り心地、そして静粛性を確保。更に「POTENZA RE050」に比較して、転がり抵抗を6%低減した「POTENZA」初のエコ対応商品であることが謳われています。

 ブリヂストンでは、2014年までに国内市販用の夏タイヤを、すべてエコタイヤにすることを公表しており、今回スポーツタイヤへもエコ性能を有するタイヤを導入することで、今後への動きを加速させることになると思います。


 なお、「POTENZA S001」は、市販用および新車装着用としての役割を果たし、世界各国で発売されるグローバル商品でもあるようです。

 発売サイズは、305/25 R20 97Y XL から 205/55 R16 94W XL の57サイズ。発売時期は、2010年2月1日から。

 ブリヂストン「POTENZA S001」の動画

【2009.12.19】
ページの上へ

 グッドイヤーでは、同社のプレミアムコンフォートタイヤ「EAGLE LS3000」の後継となる「EAGLE LS PREMIUM」を発表しました。


 「EAGLE LS PREMIUM」は、方向性パターンは継続し、ウェット性能、操縦安定性、そして静粛性の向上が謳われています。

 これは、転がり抵抗を低減する素材(合成ゴム)と耐摩耗性を向上させる素材(合成ゴム)、そして天然素材シリカを融合した「新e−Hybridコンパウンド」を採用。従来品より低転がり性能を19%、耐摩耗性を10%向上されているそうです。


 また、新コンビオーバーレイヤーと新NVRラバーの採用で、静粛性と乗り心地の向上、そして転がり抵抗低減にも大きく貢献しているそうです。

 グッドイヤーでは、第1世代Hybrid、第2世代HybridU、今回の第3世代e−Hybridへコンパウンドを進化させ、転がり抵抗の低減を図る「FUEL SAVING TECHNOLOGY」との組み合わせにより、より進化したエコ性能を有するプレミアムコンフォートタイヤであることを訴えています。


 発売サイズは、245/45R19 98Y から 195/65R15 91H の25サイズ。発売時期は、2010年2月1日から。

【2009.12.3】
ページの上へ
ページの上へ
サイト内検索
カスタム検索
タイヤ情報
タイヤ情報
  • タイヤ情報
  • タイヤに関する情報を幅広く独自の観点から伝えるブログ。

タイヤ動画
タイヤ動画.com
  • タイヤ動画.com
  • テキストでは感じることができない動画ならではの情報が満載!

関連サイト
車バッテリーWEBサイト
ガソリンカードWEBサイト