- ブリヂストン PlayzRVecopia PRV−1(2011.10.1発売)
- トーヨー 新ジャンルタイヤ「CFt」(2011.9.1発売)
- トーヨー ミニバン用スタッドレス「Winter TRANPATH MK4α」(2011.9.1発売)
- コンチネンタル ContiSportContact5(2011.7.8発売)
- コンチネンタル ContiEcoContact5(2011.9発売)
- ヨコハマ ADVAN dB低燃費タイヤ対応(2011.7発売)
- ヨコハマ BluEarth−1 AAA specサイズ拡大(2011.7発売)
- ブリヂストン ランフラットタイヤ「POTENZA S001 RFT」(2011.7.1発売)
- ブリヂストン REGNO GR−XTサイズ拡大(2011.5.1発売)
- ブリヂストン SNEAKER SNK2 ecopiaサイズ拡大(2011.5.1発売)
- ミシュラン Pilot Super Sport(2011.3.1発売)
- トーヨー TRANPATH mpF(2011.3.1発売)
- ダンロップ SP QUATTROMAXX(2011.2発売)
- ダンロップ LE MANS4(2011.2発売)
- グッドイヤー GT−Eco Stage(2011.2.1発売)
- ヨコハマ BluEarth RV−01(2011.2.1発売)
- ヨコハマ BluEarth−1 AAA spec(2011.3発売)
- ブリヂストン REGNO GR−XT(2011.2.1発売)
- ブリヂストン SNEAKER SNK2 ecopia(2011.2.1発売)
ブリヂストンでは、ミニバン用低燃費タイヤ「PlayzRVecopia PRV−1」を発売するようです。
「PlayzRVecopia PRV−1」は、ふらつきやタイヤの偏磨耗抑制など、ミニバン用タイヤに求められる基本性能を維持しながらも、低燃費タイヤとしての性能を保持したミニバン専用低燃費タイヤを謳います。ラベリング制度の転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「c」となっています。
特に拘りを示す転がり抵抗の低減には、先進技術である「ナノプロ・テック」が採用され、基本性能維持をしながらもその実現が果されているのだそう。これにより従来品「PlayzRV PRV−1」との比較では、転がり抵抗が21%も低減しているそうです。
ミニバン専用低燃費タイヤは、ヨコハマ「BluEarth RV−01」、ダンロップ「ENASAVE RV503」、トーヨー「TARANPATH mpf」など続々登場しており、このカテゴリーでの低燃費タイヤ化は進んでいます。
ブリヂストンの「Playz」シリーズは、直進性の高さなど運転が「楽」になるコンセプトを持ったタイヤブランドです。それを踏襲しミニバン専用とした「PlayzRV」が「ecopia」とのジョイントで低燃費タイヤへ進化したということです。
なお、今回発売されるサイズは9サイズ(205/70 R15 95H 〜 225/55 R17 101W XL)。これ少ないような印象を持ちますが、その後拡大されると考えます。発売時期は、2011年10月1日から。
トーヨーでは、新しいジャンルであるクロスファンクショナルタイヤ(Cross Functional Tire)として、夏タイヤ性能に冬タイヤ性能を付加した「CFt(シーエフティー)」を発売するようです。
「CFt」は、突然の雪でも安心して街乗りでの走行が可能な新ジャンルの乗用車用タイヤを謳います。
この実現には左右非対称パターンが採用され、IN側では冬性能を、OUT側では夏タイヤの性能を狙っているのだそうです。
冬性能を発揮するIN側は、ブロック基調としマルチウェーブサイプを採用、引っ掻き効果が期待されます。ここではウェット等のさまざまな性能を、バランス良く発揮する総合的に優れたコンパウンドを配合しているようです。
OUT側は夏タイヤ性能ですが、リブ基調とし、ショルダー部にはストレートサイプを採用、接地圧を最適化し偏磨耗を抑制するのだそうです。また、夏の高温時には硬いが、冬の低温時には柔らかくなるコンパウンドを配合し、スノーそしてドライ路面でもOUT側で高いグリップ性能を実現するとしています。
「CFt」のターゲットは、タイヤ交換に慣れていない、あるいは街乗りがほとんどでスタッドレスタイヤの必要性をあまり感じなかったドライバー。特に子どもや家族を送迎する機会の多い女性ドラーバーはメインとなるようです。
さて、新しいジャンル クロスファンクショナルタイヤとして「CFt」は訴えられていますが、オールシーズンタイヤ?という認識を持ちましたが。これ違いがあるのか今後明確になってくると思います。
なお「CFt」は基本夏タイヤであり、冬用タイヤではないとしています。更に、冬用タイヤ規制、チェーン規制中の道路や凍結路面などを走行する際は、冬用タイヤもしくはタイヤチェーンを装着する必要があることも触れられています。
発売サイズは、175/65R14 82S(2012年には195/65R15 91S、175/65R15 84S、165/70R14 81Sを展開する予定のよう)。 発売時期は、2011年9月1日から。
トーヨーでは、ミニバン用スタッドレスタイヤ「Winter TRANPATH MK4α」を発売するようです。「Winter TRANPATH MK4α」は、従来品「Winter TRANPATH MK4」の後継かと。
これまで同社のスタッドレスタイヤは、クルミをタイヤ材料として配合することにより、氷雪路面でのグリップ効果を謳ってきました。そして今回、過去最大量のクルミ配合を行いそのひっかき効果をより拡大させることで、アイス性能の更なる進化を訴えます。
更に、左右非対称パターンの継承では、IN側に「スーパーソフトコンパウンド」を採用し制動性を重視、OUT側には「ソフトコンパウンド」を採用しコーナリングの安定性を狙っているよう。また、ベース部分の「ソフトキープコンパウンド」はIN・OUT双方のコンパウンド効果を持続させるという。これら「トリプルトレッド構造」により、ミニバンに起こりやすいふらつきなどの抑制を図るのだそうです。
ミニバンは、車重がありまた車そのものの重心が高い為に、コーナリングや高速走行の車線変更時などにふらつきやすい状況にあります。その為に、片減りや偏磨耗が起こりやすいと言われ、スタッドレスタイヤでもミニバン専用タイヤが望まれるところです。
現在のスタッドレスタイヤのラインアップでは、ミニバン専用は希少。よって、「Winter TRANPATH MK4α」は、「TRANPATH」シリーズの信頼性もあり、その期待感は大きいと考えられます。
発売サイズは、235/50R18 97Q 〜 185/70R14 88Qの30サイズ。発売時期は、2011年9月1日から。
ドイツ コンチネンタルの日本での総輸入販売元であるヨコハマでは、プレミアムスポーツタイヤを謳う「ContiSportContact5(コンチ・スポーツ・コンタクト・ファイブ)」を発売するそうです。
「ContiSportContact5」は、コンパウンド技術の「ブラック・チリ・テクノロジー」に性質の異なる2種類の特殊ポリマーを配合、更にタイヤのアウトサイドには「マクロ・ブロック・デザイン」を採用。これにより同社スポーツタイヤのフラッグシップモデルである「ContiSportContact5P」の性能を受け継ぎながら、ウェットグリップ性能や耐磨耗性能など安全性能を高めたことを訴え、更に転がり抵抗の低減を果すことでエコ性能に対しての拘りも示しています。
また、「ContiSportContact5」はハイパーフォーマンスなSUVもターゲットとしており、18インチ以上のサイズにSUV専用サイズを設定。従来品である「ContiCrossContact UHP」の後継としての役割も兼ねるのだそうです。
発売サイズは、205/50R17 93W XL 〜 275/40R20 106Y XLの18サイズ。発売時期は、2011年7月8日から順次。
ドイツ コンチネンタルの日本での総輸入販売元であるヨコハマでは、エコタイヤ「ContiEcoContact5(コンチ・エコ・コンタクト・ファイブ)」を発売するそうです。
「ContiEcoContact5」は、コンパウンド、構造、プロファイル、パターンなどタイヤを構成する全ての要素を全面的に見直し、可能な限り緻密な改良を施したのだそうです。これにより、転がり抵抗を低減し、ウェットグリップやブレーキング性能を高め、更には耐磨耗性能や乗り心地も向上しているという。
また、最高速度300km/hに対応するスピードレンジ「Y」を有し、ハイパフォーマンス・エコタイヤとして開発したことも謳われています。
なお、「ContiEcoContact5」は、欧州カーメーカーの要求性能を満たすことを前提に開発しており、今後は新車装着用タイヤとしても採用される予定だそう。
発売サイズは、165/70R14 85T XL 〜 225/55R16 99Y XLの7サイズ。発売時期は、2011年9月から順次。
2009年発売のプレミアムコンフォートタイヤ「ADVAN dB」が、低燃費タイヤとしてのラベリング表示を開始するという。但し今回該当するのは、全48サイズのうち、65と60偏平の11サイズ。それらは転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」を達成したのだそう。
更に、自然と漏れる空気漏れを大幅に抑制する為の新素材インナーライナー「AIRTEX Advanced liner」を、全サイズに採用するそう。これ同社の最新タイヤには多く採用されており、空気圧管理のサポートが謳われます。
ここに来て「ADVAN dB」のマイナーチェンジは、今後の期待感を加速させることへ繋がりそうです。なお、発売は7月から。
ブリヂストンでは、「POTENZA S001 RFT」を発売するようです。これは同社初の市販用ランフラットタイヤだそう。
ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるタイヤです。
従いまして、ランフラットタイヤの普及は、スペアタイヤ(応急用タイヤ)を不要とするスペアタイヤレス化促進に繋がり、環境意識の高まりによる車両の軽量化や小型化へ向かっている車業界へ貢献できることを訴えています。
さて、同社のランフラットタイヤは、タイヤサイド部に補強ゴムを使用したサイド補強型ですが、このタイプはタイヤサイド部が厚く硬いため乗り心地が硬くなる傾向にあります。
しかし、今回発売される「POTENZA S001 RFT」は、長年の改良技術の採用によりその改善が施され、更に高次元のドライ・ウェットパフォーマンスを発揮、また熱をコントロールする技術として「新サイド補強ゴム」「クーリングフィン」を採用し、「POTENZA S001」(ノーマルタイヤ)と比べても遜色ない乗り心地を実現したことが謳われています。
なお、装着に際してはタイヤ空気圧モニタリングシステム「TPMS B-01」と、ブリヂストンが推奨するアルミホイールが必要とのこと。
ミシュランでは、ウルトラハイパフォーマンスカー向けのタイヤとして「Pilot Super Sport」を発売するそうです。
「Pilot Super Sport」は、ウルトラハイパフォーマンスカーを主なターゲット車種とし、通常走行は勿論のこと、厳しい走行においても安全に高レベルのドライビングパフォーマンスを発揮できることを目標に開発されたそうです。
このタイヤの特徴は、トワロン(特殊繊維)を使用したベルトの採用によりトレッド部でのテンションを最適化し、遠心力によるタイヤの変形をコントロール。結果、超高速走行時に優れた安定性をもたらすのだそうです。
また、「Pilot Sport PS2」から進化した2種類のトレッドコンパウンドにより、IN側では優れたウェットグリップを発揮し、OUT側ではタイトコーナーで高い耐久性を発揮するなど、走りに対する高次元での先進技術が注ぎ込まれていることが謳われます。
ミシュランのスポーツタイヤカテゴリーには、既に「Pilot Sport PS2」、そして「Pilot Sport3」がラインアップされています。今回の「Pilot Super Sport」はその上にポジショニングされるものと思われます。よって、「Pilot Super Sport」>「Pilot Sport3」>「Pilot Sport PS2」となるか?
発売サイズは、225/45ZR18 (95Y) XL 〜 295/25ZR20 (95Y) XL の17サイズ。発売時期は、2011年3月1日より順次。
トーヨーでは、ミニバンタイヤ「TRANPATH MP4」の後継となる「TRANPATH mpF」を発売するようです。
「TRANPATH mpF」は、ミニバン専用タイヤとして5代目になり、しかも今回は「TRANPATH」として最高レベルの低燃費性能を実現したことを謳います。当然低燃費タイヤに該当し、転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」(一部サイズは「c」)に対応しています。
この転がり抵抗の低減とウェットグリップ性能の実現には、アクティブポリマーの使用とシリカ配合の最適化、そしてウェット性能を重視したグリップポリマーの使用により実現しているのだそうです。
また、「TRANPATH mpF」は、左右非対称パターンの採用によりOUT側では操縦安定性を重視し、IN側では操縦安定性+ウェット性能を重視するようです。
更に、ミニバン特有の偏磨耗や片減りには、最適プロファイル設計により接地圧力の均一化を図り、走行中の接地圧変化を抑制し均一摩耗を実現しているという。
従来品である「TRANPATH MP4」は、ミニバンタイヤとしての認知は高く、快適性、そして運動性能においても評価の高いタイヤでした。今回発表された新製品「TRANPATH mpF」は、その性能を踏襲し更に低燃費タイヤとしてのポジションを得たことで更なる期待感が得られそう。個人的にも非常に注目するタイヤです。
発売サイズは、155/65R13 73S 〜 235/50R18 101V の48サイズ。発売時期は、2011年3月1日より順次。
トーヨー「TRANPATH mpF」詳細
ダンロップ SP QUATTROMAXX(エスピー クアトロマックス)
ダンロップでは、プレミアムSUVタイヤ「SP QUATTROMAXX(エスピー クアトロマックス)」を発売するそうです。
「SP QUATTROMAXX」は、イタリアのカロッツェリアである「ピニンファリーナ」がデザインを担当。その洗練されたデザインと伴に、スポーツカーと同様の高性能を追求したグローバルフラッグシップSUV用タイヤを謳います。
タイヤの特徴は、ビード部に「ケプラー」を採用し特にサイドウォールの剛性がUP。これにより直進時及びコーナリング時の安定性が向上し、ハンドリング性能への効果を訴えています。
また、左右非対称パターンは、OUT側ではドライ路面でのグリップ力を、IN側ではウェットでのブレーキ性能を高め、様々な天候で安定したグリップ力が期待できると言う。
今回強調される「ピニンファリーナ」は、フェラーリのカロッツェリアとして特に有名です。そのデザインは車ばかりではなくあらゆるモノに対して洗練さを提供しています。よって、そのロゴがタイヤに刻まれることで、タイヤデザインの拘りを強調させ、プレミアム感を高める意図を感じさせます。
ただ、今タイヤは、エコタイヤから低燃費タイヤへの進化が際立っていますが、その性能については拘りが示されていない点は気になるところです。
発売サイズは、235/65R17 108V 〜 295/35R21 107Y の14サイズ。発売時期は、2011年2月から順次。
ダンロップでは、同社の独自技術である特殊吸音スポンジ搭載の低燃費タイヤ「LE MANS4」を発売するそうです。
「LE MANS4」のパターンコードは(LE MANS LM704)、よって実質従来のコンフォートタイヤ「LE MANS LM703」の後継と理解できそうです。
「LE MANS LM703」は、ダンロップで最初に特殊吸音スポンジを搭載したタイヤです。静粛性の高さがその特徴として認知されました。
今回発表された「LE MANS4」は、この特殊吸音スポンジを搭載し、更にノイズ防止ストレートブロック、そして新コンビバンド(ナイロン×ナイロン)の採用により、静粛性を更に訴えるタイヤのようです。
低燃費タイヤとしては、新開発の「低発熱密着ゴム」などの効果で、従来より転がり抵抗を28%低減し、燃費は3.8%向上しているという。
なお、ラベリング制度による転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」(一部サイズは「c」)。パターンは、サイズによりスタンダードパターンと軽カー専用パターンに分かれます。
発売サイズは、155/65R14 75H 〜 275/30R20 97W XL の86サイズ。発売時期は、2011年2月から順次。
ダンロップ「LE MANS4」詳細
グッドイヤーでは、従来品「GT−HYBRID Eco edition」の後継となる、低燃費タイヤ「GT−Eco Stage」を発売するようです。
国内では、これまで欧州グッドイヤーの「EfficientGrip」を導入、これが同社唯一の低燃費タイヤとしてラインアップされていました。
今回発表された「GT−Eco Stage」は、同社国産品初の低燃費タイヤを謳い、ユーザーニーズの高い「低燃費」と「長持ちする」という性能を特に訴えています。
この実現には、「e-Hybridコンパウンドtype-ES」を採用し、転がり抵抗の原因となるトレッドの発熱を抑制。また、タイヤの摩耗を抑える為に、ゴム分子の結合力を強化、更に偏磨耗しにくいという「e-Stream」パターンも採用しているそうです。
更に、サイドウォールは硬いゴムと柔らかいゴムを組み合わせた2層にすることで、剛性感を保ち、しなやかな乗り心地と優れた操縦安定性も実現しているよう。
なお、低燃費タイヤとしては、転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「c」となっています。
発売サイズは、165/80R13 83S 〜 215/45R17 87Wの計41サイズ。発売時期は、2011年2月1日から(一部サイズは2011年5月)。
グッドイヤー「GT−Eco Stage」詳細
ヨコハマでは、「環境+人に優しい」をコンセプトにした「BluEarth」ブランドから、ミニバン専用プレミアムタイヤ「BluEarth RV−01」を発売するようです。
「BluEarth RV−01」は、「低燃費と安心感の、ミニバン専用プレミアム」をテーマとして開発。具体的には、低燃費性能に加え、ミニバンのためのしっかり感や安全性能、同乗者への優れた静粛性や快適性、そして人にやさしい性能などの追求だそうです。
これらを実現する為に、複数のポリマーをそれぞれの特性が最大限に発揮される比率でブレンドしつつ、ゴムの混合だけでなく化学反応もコントロールすることでシリカ、オレンジオイルとの結合力を向上させる「ナノブレンドゴム」を採用。(オレンジオイルの採用は同社のミニバンタイヤとしては今回が初めてだそう)
また、タイヤの空気漏れを抑制する独自素材である「AIRTEX advanced liner」の採用(偏平率50以下のサイズ)。更に、従来品のプレミアムミニバンタイヤである「DNA GRANDmap」のパターンを継承しつつ、「ふらつき」を抑制する新プロファイルを開発しているのだそうです。
これらの技術によって大型高級ミニバンに最適なプレミアムタイヤを謳っています。なお、ラベリング制度では転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能は「b」となっています。
発売サイズは、195/65R15 91H 〜 245/35R20 95Wの全24サイズ。発売時期は、2011年2月1日から。
ヨコハマでは、「環境+人に優しい」をコンセプトにした「BluEarth」ブランドから、タイヤのラベリング制度で転がり抵抗係数「AAA」を達成した「BluEarth−1 AAA spec」(製品名「ブルーアース・ワン」愛称「ブルーアース・ワン・トリプルエースペック」)を発売するようです。
「BluEarth−1 AAA spec」は、「AAAの低燃費性能+人・地球にやさしい、ブルーアースのフラッグシップ」をテーマに開発された「ブルーアース」のフラッグシップ商品だそうです。
最も特徴となる転がり抵抗係数「AAA」の達成には、新開発の「ナノブレンドゴム」を採用。これは、複数のポリマーをそれぞれの特性が最大限に発揮される比率でブレンドしつつ、ゴムの混合だけでなく化学反応もコントロールすることでシリカ、オレンジオイルとの結合力を向上させるものだそう。
また、ショルダー部からサイド部まで多数のディンプルを配置した「ディンプルサイドデザイン」を採用。これは、ゴルフボールの「ディンプル」の原理を応用したもののようで、タイヤ後方で空気の流れが乱れるのを抑制し、タイヤの空気抵抗を低減するのだそうです。
更に、タイヤの空気漏れを抑制する独自素材である「AIRTEX advanced liner」も採用されています。
なお、ラベリング制度では転がり抵抗係数「AAA」に対して、ウェットグリップ性能は「c」となっています。
発売サイズは、215/45R17 91W、195/65R15 91Hの2サイズ。発売時期は2011年3月から。しかし、このサイズ設定の狙い気になります・・
ヨコハマ「BluEarth−1 AAA spec」詳細
2011年7月から1サイズ追加。今回は185/65R15 88Hが新たに追加になり、既存の215/45R17 91W と195/65R15 91H の2サイズと合わせ3サイズにて展開されるという。
ブリヂストンでは、REGNOブランド初となる低燃費タイヤ「REGNO GR−XT」を発売するようです。
REGNOブランドは、プレミアムコンフォートタイヤ「REGNO GR9000」や、プレミアムミニバンタイヤ「REGNO GRV」などをラインアップする高性能プレミアムブランドを謳います。
今回発売される「REGNO GR−XT」は、REGNOブランドの主張である静粛性と乗り心地を従来品「REGNO GR9000」以上に発揮し、更に低燃費タイヤとしての性能を有していることがその特徴として挙げられそうです。
「REGNO GR−XT」の静粛性は、異なる路面でも音の低減を実現し、従来品比較でもその向上が図られているそうです。また、路面の変化による音の変化も抑えることで、人の心地よさを覚える音色を実現しているのだそうです。
低燃費タイヤとしての性能は、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」です。この数値からは、低燃費タイヤとしての性能は必ずしも優秀とは言えませんが、REGNOブランドという期待から、乗ることでそれ以上の高性能さが感じられるのかもしれません。
REGNOブランドは、2011年に30年目を迎えるそうでその記念となる「REGNO GR−XT」への期待は大きいと感じます。
発売サイズは、185/70R14 88H 〜 245/50R18 100W までの30サイズ。発売時期は2011年2月1日から順次。
*2011年5月1日より新たに30サイズを追加。
ブリヂストンでは、スタンダードタイヤブランドである「SNEAKER」に低燃費タイヤとしての性能を持たせた「SNEAKER SNK2 ecopia」を発売するようです。
同社では、ウェット性能や摩耗ライフ性能などタイヤに求められる基本性能を追求しながら、低燃費性能を向上させたベーシックタイヤを謳います。
同社のスタンダードタイヤカテゴリーには、既に低燃費タイヤとして「ECOPIA EX10」がラインアップされています。しかし、スタンダードタイヤカテゴリーは元々「SNEAKER」がその役割を果しており、今回「SNEAKER」に低燃費タイヤとしての性能を持たせたことは、このカテゴリーでの更なる充実を図るのが狙いと考えられます。
なお、「SNEAKER SNK2 ecopia」の低燃費タイヤとしての性能は、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「c」です。従来品「SNEAKER」との比較では、転がり抵抗は18%低減しているのだそうです。
発売サイズは、195/70 R14 91S 〜 205/65 R16 95S までの9サイズ。発売時期は2011年2月1日から順次。
*2011年5月1日より新たに27サイズを追加。
- 車バッテリーWEBサイト
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- ガソリンカードWEBサイト
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ガソリンカードの機能やサービス内容を比較。ガソリン代が安くなるガソリンカードの総合サイト。