ミシュラン ENERGY SAVER の特徴
- カテゴリー:コンフォート(低燃費)
- サイズ:13~16インチ
- 扁平率:80~55%
- 発売:2009年2月
- 5件のインプレッション
製品情報
ミシュラン「ENERGY SAVER(エナジーセイバー)」は、欧州で2008年に発売、日本には2009年から導入開始になりました。省燃費性能と安全性を両立し、国内低燃費タイヤの要件を満たしています。
車の走行時に接地しているタイヤは摩耗等によって抵抗を生じます。転がる際の抵抗を低減させ最小限にすることで、燃費は向上すると言われます。
「ENERGY SAVER」はこの実現で従来品「ENERGY3」に比較し、転がり抵抗が約7%、ウェットブレーキ性能が約6%、それぞれ向上しています。また 省燃費 とともに 安全性、ロングライフ という異なる性能も実現しており、新開発のコンパウンド技術の採用が大きく影響しています。
新開発のコンパウンド技術
「ENERGY SAVER」のコンパウンド技術は3つです。フルシリカコンパウンド は転がり抵抗とウェットブレーキ性能の向上に貢献。デュラブルセキュリティー・コンパウンドテクノロジー は、摩耗が進んだ際のコンパウンドの剛性や特性の変化を防ぎ、グリップの低下を抑制。そして、コンパウンドのミキシング工程の最適化 により、フルシリカの性能を最大限に引き出すというもの。タイヤ自体のダイエットも随分意識されており、軽量化による低減効果も期待できそう。
サイズにより異なる展開
「ENERGY SAVER」は、コンパクトカー、ミディアムカーにより車重の違いを考慮した結果、14インチと15、16インチでは異なりトレットパターン・構造を採用しています。14インチのパターンは従来の「ENERGY3」パターンを意識させ、15・16インチのパターンは全く新しいパターンを採用。ミニバンなどに見られるショルダー部の偏摩耗を抑える為、アウトサイドはサイプの少ない大きめのブロックで剛性を高めています。
低燃費タイヤへの拘り
低燃費タイヤに関する関心の高さは世界的に見られ、先行した日本でも注目されています。しかし、設定サイズの少なさが万人対象とはならなかったことや、入荷に関してやや時間の経過が必要などユーザーの興味が半減してしまうことも当初はありました。
2013年から進化系「ENERGY SAVER+(エナジーセイバープラス)」が登場。第5世代となり、安全性、経済性、居住性を高次元でバランスさせることを主眼とし、更なる低燃費性をも実現した低燃費タイヤです。これにより「ENERGY SAVER」は最小設定サイズとなりました。
ところが2016年に軽・コンパクトカー向け5サイズの追加。最新は「ENERGY SAVER+」へ移行した、と考えますがなぜこちらへ? 予測ながら、軽/コンパクトカーサイズのグレーディング向上は難しいイメージがある。そのあたりでの施策では。追加によって併売は続きます。
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インプレッション
- 投稿数 【5】
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
- 平均評価値(5満点)
- 3.2
- 3.2
- 4.2
- 2.6
- 3.8
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
少しだけ車高が高く感じました。同乗者も同様に感じたそうです。
交換前タイヤもサイズは全く同じものですで、感覚的にサイズが大きくなったような。
まだ走行100kmですが、しっかりと路面を捉えているなという乗り心地です。
パンパンしたりフワフワしたりする感覚がなく、落ち着いた走行感。
静粛性は路面によってかなり変化し、路面の良い所では、落ち着いたジャーっていう音で、気にはなりません。路面が荒れてくると急に音が大きくなる感じです。省燃費タイヤだから、これは当たり前かと。
最後に橋の継ぎ目やマンホール、小さな段差などは、比較的すっと往なしてくれる感じです。装着間もないので空気圧は少し高めの260kPa。指定値は240kPaなので、この値にするともっと落ち着きそうです。
過去に軽自動車タイヤは、B-style(ブリジストン)、Teo(TOYO)、エナセーブ(ダンロップ)と変えてきました。今別車(プレオLS)でLuKを使用していますが、ほぼ同じ性能です。
価格的にもLuKより安かったのでコスパは良いです。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
グリップ、ウエットは分かりませんが、乗り心地はしなやかで良い。けっこううるさい。意外と減りが早いが、片減りしにくくトレッドが均一に減り易い様でした。ライン装着のBSは片減り凄い。車のせいか高速道路でふらつきが気になるが、エナジーセーバーで若干改善をみた様な?やっぱりキューブキュービックはミニバン用か?。次はエナセーブRV504にしましたが
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
この春スタッドレスタイヤからの履き替え時に、チントゥラートP4が限界でエコスes31に交換しましたが、どうしても乗り味に納得がいかず、エコスをあきらめエナジーセイバーを購入。やはり走っていて左右のブレは少なく、どっしりと安定した感じがミシュランしてます。車格がワンランクアップしたように思います。軽とはいえ、良いタイヤを履かせると応えは明確ですね。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
3年で約6万km走行。現在も使用中。
初めの頃はあまり気にならなかったのですが、1万キロ走行後ぐらいから、グリップ性能がとても悪く感じるようになりました。
駐車場などでちょっとした切り返しをしても、路面をしっかり捉えられず、思ったところに行かないため、何度も切り返しするハメに。右左折する際もかなりハンドルを切らないと曲がれません。
冬場にスタッドレスタイヤを装着した時や、仕事で別の車を運転する際には、このような事は無いので、やはりこのタイヤの性能なんだと思います。また、静粛性も悪いです。
ただ、耐摩耗性に関しては抜群に良いと思います。
6万km程走行しましたが、まだ溝5mmほど残っています。
コスト第一でグリップや静粛性なんて気にしないという方にはオススメかもしれません。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
新車装着スペイン製タイヤ、現在4年、走行16,000キロです。
65という扁平率のおかげもあってか乗り心地は快適です。かつハンドリングも正確で気持ち良く、この点はさすがと思います。
気になるのは、見た目も触感でもいかにも固めのゴムで、冬や夏でも雨の日に高速や橋の鉄製の継ぎ目のあるカーブ等を走ると、普通に前車に追従している速度でも一瞬滑る感覚があります。全般的にはこのポジションのタイヤとして普通レベルのグリップに感じます。
騒音は路面が良ければ全く気になりませんが、路面によってはかなりうるさいです。
総じていえば、路面がよく、高速で走行距離の多い欧州に合わせたロングライフ、低転がり抵抗重視なタイヤで、その分グリップや静粛性はトレードオフになっているように感じました。