ミシュラン PRIMACY HP の特徴
- カテゴリー:プレミアムコンフォート
- サイズ:16~19インチ
- 扁平率:55~35%
- 発売:2006年4月
製品情報
ミシュランのラインアップで、より上質のコンフォート性能と運動性能の両立を目指すのが「PRIMACY HP(プライマシー エッチピー )」が配置されています。これまでプレミアムコンフォートにポジショニングしていましたが、拘る性能を鑑みスポーツコンフォートへ再配置します。
従来品は「PILOT PRIMACY」
「PRIMACY HP」はそれまでの「PILOT PRIMACY」の基本性能を継承し派生した製品です。進化した性能は、ウェットでの安定性と静粛性。タイヤ構造・トレッドパターン・素材(コンパウンド)の開発を同時進行する A.S.M コンセプトにより、理想的なタイヤの実現が謳われています。
製品特性
タイヤ構造はグリップと高速安定性が発揮できるトレッド構造を採用。トレッドパターンは左右非対称パターンで、操縦安定性と偏摩耗を抑制、ロングライフ化が図られています。素材(フルシリカコンパウンド)は、ウェット性能向上と転がり抵抗の低減に貢献しています。
性能の両立
「PRIMACY HP」は走行でのハンドリングがニュートラルな印象を抱かせ、切れ込みに対しての回頭性の正確さなどから走りへの特徴がより強調されています。
またトレッド面全体でバランスよく衝撃を吸収する特性を示し、ほど良い硬さから特に長距離走行でもストレスの無い感触が期待されます。但し、乗り初めに硬いと感じてしまうミシュラン独特の印象もあり、人により上質の乗り心地、とはいかないこともありそう。
静粛性はこのカテゴリー配置なら評価が得られるのでは。プレミアムコンフォートの追求はやや不利な印象も抱いていました。しかし、スポーツコンフォートへスイッチしたことで、その主張は十分理解されそうです。
重量ボディーにも応える運動性能と快適性を両立し、ウェットや高速走行で安定ある走りを求める人にタイヤ性能は向けられています。やはりこのカテゴリーでの展開がシックリ来そうです。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
メルセデスの場合、標準装着タイヤは3社3ブランドあるがこのタイヤもその中の一つ。うちの車はコンチネンタルCSC5が付いていたが数十年前よりミシュランを愛用してきたので今回試してみた。
ワインディングロードでのハンドリングの確実さ、グリップの良さ高速道のカーブ連続の長い下り等安心して操縦出来る。
燃費はCSC5と殆ど優劣付け難くP7には劣るがハンドリングの確かさで優位 !!
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
これに交換する前に履いていたADVAN dBと比較してレビューします。
【走行性能】
剛性感が高くて、少々スピードを残したままコーナーに入っても安定しています。
【乗り心地】
ADVAN dBよりかなり固いです。自宅駐車場から道路に出る大き目の段差では「ガツン」ときます。
ADVAN dBは「ぼよん」でした。
好みの問題ですが、私はこちらが好きです。
【グリップ性能】
よく食いつきます。
【静粛性】
ロードノイズはADVAN dBよりは大きい。
やはり多少うるさいです。
タイヤの性格を考えれば問題ないかと。
【総評】
快適性ではADVAN dBが上ですが、こちらも総合的にバランスのとれたタイヤだと思います。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ドライグリップは、通常は3だが、タイヤに十分な熱が入ると5に近いグリップを発生。その時は、全くタイヤが鳴かない。しかしタイヤが冷えていると、いとも簡単にタイヤが鳴く。不思議なタイヤ。乗り心地、タイヤノイズ共に良好。恐るべしミシュランと言った感じ。次は、スーパースポーツを履く予定。ちなみに、いままで履いたタイヤの中で一番減らないので、びっくりしている。
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
以前履いていたパイロットスポーツPS-2に比べるとドライグリップや静粛性は劣るが、極限の走りをしなければ問題なく峠道を気持ち良く走れます。
耐摩耗性は抜群なので短期間に距離を乗る方には超お薦め!私の場合、走行距離22万㌔時に履き、今は27万㌔。5万㌔で3㎜しか減ってないので、8万㌔位は使えそうです。年間36000㌔走る私にとって、経済的でgood!
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