SONAR SX-1 の特徴
- タイヤカテゴリー:スポーツタイヤ
- タイヤサイズ:13~18インチ
- タイヤ偏平率:60~35%
製品情報
「SONAR」は「NANKANG」のセカンドブランドです。「SX-1」はスポーツタイヤとしての基本性能は「NANKANG」製品を踏襲したものと思われます。但し、ブランドの違いからSONARの得意性は訴えられています。
「SX-1」はスポーツタイヤとしてNANKANG「NS-2」との共通点を感じます。グリップ性能の高さ、そしてハンドリングの素直さなど「NS-2」が謳う性能を踏襲、それでいて独自進化も果しているようです。
「SX-1」のパターンデザインはブロック面積を相応に確保し、接地面積の拡大によりグリップ面での優位性が感じられます。ウェット性能は溝のカットが大胆で太いセンターの2本がいかにも排水効果の向上を期待させます。実際、スポーツタイヤにはこの手のデザインによりウェット性能を稼いでいるケースが多く、理論上では安定した効果が発揮できるのでは。
「SX-1」のパターンデザインは、より洗練されているイメージです。実際の効きへの効果は別として、この雰囲気からアジアンタイヤとしてのスポーツ性能は期待します。更にカテゴリー横断での装着も耐えられることはアジアンタイヤでは重要。その可能性は「SX-1」の評価に繋がります。
また、「SONAR」には「SX-1」の進化を訴える「SX-1EVO」、更には「SX-2」がラインアップされています。「SX-1EVO」はよりグリップ面での優秀さを謳い、「SX-2」は最新であることからトータル性能向上が期待されます。これら発展的なタイヤを備えながらも「SX-1」の扱いは継続されています。よって、一連の進化を受け入れるのではなく、それぞれに個性を示すタイヤとしての理解がラインナップではフィットしそうです。
「SX-1」は程良いグリップ感を示しながらも、スポーツタイヤとしてはトータル性能を感じられるタイヤとしてのポジションが適しているのではないかと思います。但し、サイズ設定は微妙なところがあります。各々が補完しあうことも役割として与えられているのかも・・
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
2008年7月~2010年12月迄
約47,000km使用
前タイヤ:フィラデルSS585 ←500km使用でバーストし当タイヤへ変更
ドライグリップはそこそこ良く路面喰いつきはY社のD**GPの様な印象
ウエットグリップおも良好で豪雨でも怖い思いは無かった
タイヤ自身の感想は前述のGPに近いが減りが遅い、タイヤ自体が重いのか足回りがドタバタした感じになり乗り心地もそれなり
静粛性はドッコイか尚悪いかも(音の周波数が当方は余り気にならない@聞こえない領域だった為、減りと共に低周波が強調されてきたが)
寿命は溝の減りから言えば5部山以降の減りが極端に減らない…但し騒音は徐々に増大
但しグリップレベルはドライ&ウエットは減りに因る影響は軽微と言う変なタイヤw
コスパは高いが騒音の酷さから履き替えを決意した
通勤で片道50km強という状況下で使用していた為持ちのよさはありがたかったが家族を乗せると不評オンパレードだった