ダンロップ エナセーブ RV503 の特徴
製品情報
ダンロップ「エナセーブ RV503」は、同社の低燃費タイヤ「エナセーブ」ブランドを冠したミニバン専用タイヤです。
「エナセーブ」ブランドは、「エナセーブ 97」に代表されるエコタイヤを超えた低燃費タイヤであり、石油外天然資源比率を97%まで引き上げ、更に転がり抵抗の低減を実現するなど、製造段階から使用・廃棄段階までタイヤのライフサイクル全体でCO2排出量削減を実現した新世代のタイヤを謳います。
この流れを汲む「エナセーブ RV503」は、実質的には「LE MANS RV RV502」の後継と位置付けられ、同製品と比較して転がり抵抗を約20%削減し低燃費性能を追求したミニバン専用タイヤです。
「エナセーブ RV503」の低燃費性能を示す転がり抵抗の低減は、従来の汎用合成ゴム(SBR:スチレン・ブタジエンゴム)が、走行時の発熱によりタイヤ全体が熱を持ち転がり抵抗が増加するのに対し、「末端変性SBR」をトレッド部に採用することで、不要な発熱を抑制し温度上昇を抑えることで実現しているという。
また、発熱が少ない天然ゴムとグリップ効果が期待できる合成ゴムを融合した「改質天然ゴムENR」も、転がり抵抗の低減に大きな役割を果している。
ミニバン特有のふらつきや偏磨耗の抑制には、左右非対称パターンを採用し高剛性ショルダーブロックとサイズごとの構造チューニングにより対応。更に新たなパターンノイズシミュレーションの開発により、高い静粛性の確保も強調しています。
従来品ダンロップ「LE MANS RV RV502」は、良し悪しが意外とはっきり示されやすいタイヤでした。タイヤの持つ個々の性能が、ピンポイントで追求されているのではないかと想像でき、追求された性能にマッチすれば好印象、外せば大きく評価を下げるという具合です。
この点を意識したと思われる「エナセーブ RV503」は、特にふらつきや偏磨耗の抑制を高めることで、運転に対する安定性を獲得することと、静粛性という点での気遣いを向上させることで快適性に繋げる。そして低燃費タイヤとしての経済性や環境性を訴え先進技術投入のタイヤであることを強調しています。
「LE MANS RV RV502」の進化は、同社の「VEURO VE302」や「LE MANS LM703」などのスポンジ入りタイヤを継承した方向へ流れて行くものと考えていましたが、低燃費タイヤである「エナセーブ」ブランドへ転換したことで、「エナセーブ RV503」も同社の中心的な役割を果たしているようです。
しかし、アップグレードモデルを謳う「エナセーブ RV503★」が登場。「エナセーブ RV503」のサイズ縮小は進んでいます。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
ウエット性能がひどく悪い。
雨が降ると、スタートで空回りし、アクセルを緩めないと進まない。
ブレーキを踏むとスリップする。
特に、マンホールの上などは氷の様である。
雨の日は怖くて車に乗る気がしない。
よくこんなタイヤ売るなと思う。