トーヨー TRANPATH mpF の特徴
製品情報
トーヨー「TRANPATH mpF」は、ミニバンタイヤ「TRANPATH MP4」の後継であり、低燃費タイヤとしての性能を実現しています。
タイヤテクノロジー
トーヨー「TRANPATH mpF」は、ミニバン専用タイヤとして5代目になり、しかも今回は「TRANPATH」として最高レベルの低燃費性能を謳います。低燃費タイヤとしては、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」(一部サイズは「c」)です。
「TRANPATH mpF」の転がり抵抗低減とウェットグリップ性能の実現には、アクティブポリマーの使用とシリカ配合の最適化、そしてウェット性能を重視したグリップポリマーの使用が大きく貢献しているよう。
また左右非対称パターンの採用により、OUT側では操縦安定性を重視し、IN側では操縦安定性+ウェット性能を重視するという。
更にミニバン特有の偏磨耗や片減りには、最適プロファイル設計により接地圧力の均一化を図り、走行中の接地圧変化を抑制し均一磨耗を訴えています。
従来品である「TRANPATH MP4」は、ミニバンタイヤとしての認知は高く、快適性、そして運動性能においても評価の高いタイヤでした。よって「TRANPATH mpF」は、その性能を踏襲し更に低燃費タイヤとしてのポジションを得たことで更なる期待感が得られそうです。個人的にも非常に注目度の高いタイヤです。
ミニバン用低燃費タイヤは、ダンロップ「ENASAVE RV503★」、ヨコハマ「BluEarth RV-01」、ブリヂストン「ECOPIA PRV」、そしてこの「TRANPATH mpF」がメインを形成、カテゴリーの隆盛が大いに進んでいます。
タイヤの方向付けとしては、「ENASAVE RV503★」が運動性能への期待感を高めているのに対して、「BluEarth RV-01」は重量級のミニバンや1BOXにも対応するプレミアムミニバンタイヤを訴えています。そして「TRANPATH mpF」は、コンフォート性能特に静粛性への拘りが強く感じられます。ブリヂストン「ECOPIA PRV」は転がり抵抗係数「AAA」として低燃費性能に優れています。
ミニバンタイヤにとってはふらつきや偏磨耗の抑制は重要です。快適性にも拘りたいところ。そして低燃費に優れているのなら最適です。
「TRANPATH mpF」は初代の「TRANPATH mp」から相応の進化を遂げ今回で5代目となります。これまで培った信頼とそのノウハウはこのタイヤへ十分注ぎ込まれており、ミニバンタイヤとしての熟成の高さから総合的な満足の高まりは期待したいところです。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
このタイヤは、ロードノイズがほとんど気にならず、乗り心地も固すぎず柔らかすぎずミニバンには最適と思います。ただ高速道路の走行時は、グリップ感がドライバーに伝わりにくい感じしますが、実際にはグリップしています。おそらく省燃費タイヤだからと思います。一般道では、発進時に思った以上にスゥーと進みます(最近は慣れましたけど)燃費も前回のタイヤ(ルマン703)より1Km/ℓ程伸びました山坂道では、腰砕け感はなくいい感じで走れます。特にリヤタイヤがしっかり仕事をしている感があります。ブレーキは雨天でもしっかり止まります。寿命はまだわかりませんがルマン703よりは減りがすくないです。(703は4分山ぐらいで吸音スポンジがはいっているのにロードノイズがうるさくラジオのボリュームを上げないと聞こえないぐらい気になりました。)装着前は、え~toyoと思いましたが意外とtoyoやりよりますよ。ミニバンにはミニバンタイヤがベストです。