トーヨー PROXES Ne の特徴
タイヤ性能
トーヨー「PROXES Ne」は、それまでの「PROXES CT01e」に次ぐエコタイヤとして誕生しました。「Eco Car対応タイヤ」として、エコロジーとタイヤの基本性能の両立が謳われています。
このタイヤについて確認していきます。
タイヤテクノロジー
トーヨー「PROXES Ne」の転がり抵抗の低減には、シリカやアクティブポリマーなどを採用する低燃費トレッドコンパウンドと、低燃費カーボンやハイテクポリマーなどを採用する低燃費ベースコンパウンドが大きく影響しているようです。
トレッドパターンは、3本のワイドストレートグルーブを刻むことで基本的なウェット性能を高め、5バリアブルピッチはノイズの低減に貢献。更にタイヤ構造を最適化することで、全体的な性能向上が図られそのポジショニングもUPしている印象です。
トーヨーでは、エコタイヤとして特に環境配慮型を強調するタイヤは、「PROXES CT01e」が2008年6月に発売されています。「PROXES CT01e」は、「PROXES CT01」のパターンデザインを採用することで運動性能と静粛性を強調したエコタイヤでしたが、サイズ設定は 185/65R15 の1サイズのみ。
そして「PROXES Ne」は、「PROXES CT01e」に続くエコタイヤとして発売されており、コンフォートレベルのエコタイヤとしての追求がなされています。
タイヤインプレッション
トーヨー「PROXES Ne」の評価ですが、同社の社内テストでは、「TEO plus」との比較で、24%転がり抵抗が低減されているそうで、エコタイヤとしての存在を強調しています。
実際にもエコタイヤとしての性能は、規定路線で可もなく不可もなくといった評価になりそうです。
設定サイズは、12サイズまで拡大されており、初期に比べると進化が感じられます。しかし、後発のスタンダードモデル「ECO WALKER」がかなり充実したサイズ設定が見られるようですので、「PROXES Ne」は商品価値をどれほど訴えていくことができるのか、それによってタイヤの価値が決まるような気がします。
なお、トーヨーのタイヤラインアップでは、コンフォートモデルのエコタイヤとして「PROXES Ne」、スタンダードモデルのエコタイヤとして「ECO WALKER」がポジショニングされることで、差別化がなされていると判断します。
しかし、「ECO WALKER」は低燃費タイヤとしての進化を遂げており、その点において「PROXES Ne」の立ち位置は微妙な感じがします。
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