MASTERSTEEL WINTER+。スタッドレスタイヤの特徴について。

アジアンタイヤWEBサイト

   MASTERSTEEL WINTER+ の特徴

  • タイヤカテゴリー:スタッドレスタイヤ 
  • タイヤサイズ:13〜15インチ
  • タイヤ偏平率:80〜55% 

 タイヤ性能

 MASTERSTEEL「WINTER+」は、タイ製のスタッドレスタイヤです。アジアンタイヤのラインアップでもタイ製タイヤは珍しく、その性能はいかがなものなのでしょうか。

タイヤテクノロジー

 MASTERSTEEL「WINTER+」は、トレッド面センターとサイドに分けて大きく構成されているブロックが特徴といえそうです。このブロックは、センターが変則にV字を形成するように、そしてサイドのブロックは規則正しく配列されています。


 通常、スタッドレスタイヤは、サイプ(細かな溝)が雪を噛み、そのエッジや特殊素材(ガラス繊維、胡桃の殻、卵の殻・・・)が氷を引っ掻くことで氷雪路でのグリップ性能を得ています。

 その考え方からすると「WINTER+」は、ブロックに刻まれているサイプは効果が発揮しやすい印象が持たれるものの、エッジ効果や特殊素材は確認できませんので、正直なところ不明です。

 また、ブロックを形成するのに刻まれている溝は、かなり太く感じられ排水効果に期待が持てそうです。但し、その分静粛性にはマイナスに作用し、評価的にやや厳しい面が見られるかもしれません。


 さて、「WINTER+」に対する感じ方は国内では適正なものを見出すことはできませんでした。そこで、海外での評価を確認しましたので参考までに掲載します。

 「Tyretest.com」には、220以上の評価を確認できますので、日本とは走行環境が異なっても参考にすることは可能ではないかと思います。

 評価項目は以下の通り
 ●グリップドライコンディション
 ●ブレーキドライコンディション 
 ●グリップウェットコンディション
 ●ブレーキウェットコンディション 
 ●グリップ雪路 
 ●コンフォート(快適性) 
 ●騒音レベル内部 
 ●騒音レベル外部
 ●タイヤの摩耗 

 評価は、赤星5つが最高、以下4つ、3つ、2つ、1つ、そして最低が白星となります。満点は6か? この辺りやや理解が曖昧です。そして「WINTER+」の平均総合評価は2.10となっています。

 この中では、特にグリップウェットコンディション、ブレーキウェットコンディション、グリップ雪路の項目に注目すると、かなり厳しいものから、評価されているものまで様々です。


 平均では、グリップウェットコンディションとブレーキウェットコンディションはやや厳しい評価のような印象です。それに対してグリップ雪路の評価は平均レベルと感じています。

 タイ製のアジアンスタッドレスタイヤということで珍しさも伴うのですが、この評価サイトでは、サンプル数の多さから、ヨーロッパではかなり普及しているスタッドレスタイヤであることが伺えそうです。

  MASTERSTEEL WINTER+ の詳細情報・購入

  • タイヤカテゴリー:スタッドレスタイヤ 
  • タイヤサイズ:13〜15インチ
(2012.8更新)
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